BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

トニカクカワイイ 第289話 『おしえてマイティーチャー』 感想:これは宇佐美潮の最期の発言にすべて持っていかれたw

2024-10-02 01:30:11 | カッコウ
まぁ、女子校であの宇佐美の発言は、輝夜みたいな子にはびっくりだろうなぁ。

しかし、彼らの活動は、今後、ナサくんと司の行動をロックオン。

そして、要による自動車旅行のおすすめ。

さてどうなる?

ただ、その間にも、1400年に亘る遺品袋の中身の確認に向かい、そこから、例の司の血を分け与えた人たちの話が振り返られる。

ということは、御伽女子の生徒たちが、揃いも揃ってその子孫たちだった、というオチが実現するのか?

なんか盛り上がっているんだか、いないんだか、わからなくなってきたなw

まぁ、前回、元祖輝夜の出番もあったからねw

そろそろ連載的にも巻きが入る頃合いかな?


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カッコウの許嫁 第222羽目 『今日は土曜の休日』 感想: ここに来て凪とエリカの同棲が解消ですかw

2024-10-02 01:17:54 | カッコウ
前回で、いよいよ幸が同じ高校に通う妹として凪争奪戦に加わってきたと思ったら、

今度は、エリカが、凪との同棲解消によって、以後、遠くに在りて凪のことを思う、という乙女の心情にむかうことになるとは。

いや、まだ同棲解消が確定したわけではないけど。

まぁ、あのサプライズ好きな宗一郎からすれば、これもまた大掛かりなサプライズの可能性もあるけどね。

一軒家の邸宅の回想までしてサプライズ!というのは、さすがに億万長者のホテル王って感じだけどw

でも、こうして、これからはもとのように別々に住むことになる、となれば、嫌でも、互いのことを意識しないわけには行かない、という。

超長期計画の釣り針校だけどw

ただ確かにこんなイベントでもない限り、凪とエリカが同居人以上の寛永を意識するとも思えないので、確かにこれは有効かも。

さすがは宗一郎、策士だなw

ということで、次回、ホントに別々に暮らすことになるのかね?
それとも直談判による、同居据え置きもあり?

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彼女、お借りします 第347話 『秘密と彼女』 感想: あー、これは和也、瑠夏に刺されて死亡コース確定だわw

2024-10-02 01:09:23 | かのかり
前回で、もうすぐシェアハウス編も終わりかと思ったら、すっかりご無沙汰していた人が登場してびっくりw

久しぶりに瑠夏が登場したと思ったら、作中設定では、なんと、週イチでデートしていたという。。。

作中では全然久しぶりじゃないの?

え? いや、その言い訳のような後付け設定、さすがに無理があるでしょ?

これまでずっと、和也、千鶴、八重森の3人で、あたかも孤島に漂流したような、一ノ瀬家実家シェアハウス物語をしてきていたのに、

その間に、週イチで瑠夏とデートしてた???

それがホントなら(いやホントなんだろうけどw)、さすがに和也、クソ人間すぎでしょ?

あの状態で、そんなことができるのって、軽くサイコ入ってると思うのだけどw

いやいやいやいや、無理がありすぎ。

これで、千鶴の実家住まいがバレたら、もうその場で和也、刺されて終わりでしょw

それくらいの裏切りをしているという自覚がないのが怖いよ、和也。

もうこの作品、最後は、和也が瑠夏と麻美に滅多刺しにされて死亡でいいと思うw

ていうか、それで確定だなw

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呪術廻戦 全271話 完結感想1:作者は満足かもしれないけれど、一読者としては、これじゃない、という結末だった。それにしても、まさか死滅回游が中途半端で終わるとはね!

2024-10-01 16:26:19 | 呪術廻戦
前に書いたように、最終話である第271話まで読んで、ふと気になったのが、

結局、この『呪術廻戦』って『呪術廻戦〇』の反復なのではないか?

つまり、『呪術廻戦〇』における「乙骨とリカ」の物語を、『呪術廻戦』では「虎杖と宿儺」の物語としてつくり直されただけではないか、ということだった。

もちろん、物語当初や、渋谷事変が終わった頃にはそんなことは思いもしなかったけど。

でも、宿儺との新宿決戦のあいだに、宿儺が双子の一方を食らって生まれてきた忌み子であったことや、そのとき食われた兄弟の魂が、虎杖の父に生まれ変わり、だから、虎杖と宿儺は、もとから決して他人ではなかった、ということが明らかにされた。

そのあたりで、乙骨と里香のような因縁が虎杖と宿儺の間にあることが判明し、物語はどんどん、虎杖と宿儺の二人の関係を問うような流れに、戦いの中ながら、向かっていったように思う。

その頂点が、虎杖の(名無しの)領域展開。

あそこで、無理やり、虎杖と宿儺の対話が決行された。

しかも、それまでの受肉体の異形な姿の宿儺ではなく、物語初期の頃の虎杖の身体の制御を奪ったときの宿儺の姿で。

いやがおうにも、宿儺と虎杖が(双子の)兄弟であるような外観で。

あの場面で、虎杖は、かつて魂を喰われた相手で、しかし自身の半身でもある宿儺に対して慈悲を示し、自分と生きる道を説いた。

宿儺はその最後通牒を拒むものの、次の回には、釘崎の共鳴りの力もあって、あっさり伏黒の魂から剥がされ、祓われた。

でも最終話を見れば、その宿儺を虎杖は赦し、宿儺の最後の指1本を母校の百葉箱に納めてきた。

だから、途中でものすごく怪獣大戦争みたいなことが何回も起こっていたけど、最後は、宿儺と虎杖の兄弟げんかのような形で終わった。

それが、乙骨と里香の関係の解放ととても似ている。

ということで、作者的には、多分、乙骨のときに巧くかけなかったことを、虎杖と宿儺で書ききった、だから満足のいく終幕、ということなのだろうけど。

でも、読者からしたら、その外側にある怪獣大戦争のところが最後は関心がむかっていたわけで。

やっぱり死滅回游を打ち切りエンドみたいにしたのはありえない。

せめてそこはちゃんと決着つけようよ、五条は復活しなくてもいいから、と思った。

天元と羂索と天使と裏梅と・・・・平安の裏話、もう少し情報開示してから終えろよ、とか。

最終話で、宿儺の説明で出てきた巫女は、宿儺の母だった説もあるみたいだけど、だったらなおさら、天元の話はしようよ、と思うし。

虎杖と伏黒の領域展開は結局、なんだったの? とか。

1億人呪霊の計画は? とか。

呪いに対する、羂索と九十九の問答は結局どうなったのか? とか。

とにかく、明かされないまま終わった謎は数しれず。

そこはもうちょっと努力してちゃんと本編の中で解説してほしかったよ。

なんなら、あのVS宿儺戦後の大反省会のなかで、シン・陰の裏事情なんて今更話すのではなく、あの尺とコマを使って、説明してほしかった。

ということでなんかね。

最終話で、虎杖、伏黒、釘崎の3人が、それぞれそれまでの戦いの傷を負う姿だけど、復活したことで、何か日常に回帰したかのような雰囲気を出して終わっていたけど。

でも、伏黒は最後、なんにも活躍していないし、釘崎はほとんど眠っていたようなものだし、それで日常に戻れました、と言われてもなぁ。。。


ということで、作者は満足でも、読者は満足しない。

繰り返すけど、せめて、死滅回游と天元には何らかの決着を描いてほしかった。

あれじゃ、羂索の千年かけた仕込みはなんだったんだ、ってことになる。

まぁ、羂索は、高羽がウケる!ってことで復活させたみたいだから、本人からの説明がいつかあるかもしれないけれど。

だから、正直に最後に言っておくと、この最終話には不満たらたら。

もうちょっとちゃんと物語の着地点を考えて書こうよ。

せっかく『進撃』や『鬼滅』と並べそうなところまで来ていたのに。

最後の最後で『呪術廻戦〇』の焼き直しになるとは思ってなかった。

残念極まりない。

せめて『進撃』や『鬼滅』のように、悩んだ果ての苦肉のエンドにしてほしかった。

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呪術廻戦 第271話 『これから』 感想8:【完結総評】『呪術廻戦』って、とどのつまり『呪術廻戦〇』の長い長い反復だった「だけ」なのではないか?

2024-10-01 10:17:01 | 呪術廻戦
感想1感想2感想3感想4感想5感想6感想7もあります)

最終話である第271話の感想とは別に、物語として完結したことについて、あれこれ、書いてみたい。

語りたいことは多々あるので。

あと、伏線とは別に、この作品は、途中の描写で、あとになってからでないと気付かないイースターエッグが結構多いので、そういうところはおいおい全編を見直してから、ということになるだろうけど。


ということで、物語全体を俯瞰して、今回の話で気がついたことのひとつが、

あれ、結局、この『呪術廻戦』って『呪術廻戦〇』の反復なのではないか?

ということ。

つまり、簡単に言うと、

『〇』における「乙骨とリカ」の物語が、『呪術廻戦においては「虎杖と宿儺」の物語として語り直されたのでないか、ということ。

そういう意味では、リカが「呪いの女王」で、宿儺が「呪いの王」というのは、両者が対の存在であることをそれとなく示唆していた。

リカのケースは、乙骨が無意識のうちにかけた呪いとして、

虎杖のケースは、かつて宿儺が食った魂の流れ着いた先として、

とにかく、呪いによる因縁が先に設定されていて、いかにしてその「呪い」を祓うのか、ということがテーマだった、ということ。

そういう意味では、里香が消えたあとにリカが残った、というのは、虎杖と宿儺の今後を想像するうえでは何かと示唆のように思われる。

それから、今回、最後に虎杖の回想だけど、五条が出てきて、虎杖に期待の言葉をかけた場面は、確か『〇』でも似たような言葉を五条は乙骨にかけていたはず。

そうすると、実は、五条って、『〇』と『呪術廻戦』をつなぐ膠役だったのではないかと思えてくる。

あと、虎杖にかけた言葉から見ても、やはり五条は、宿儺との戦いを半分以上、自分の死地として考えていたみたい。

そういう意味では、例の『南へ』で、あの世の夏油や七海に言ってたことは本音だったということだよね。

今まで事実上、本気で戦うことができなかった五条が、リミッタを全部外して本気で臨んで、それでやられたのだからしかたない、あきらめもつくということ。

戦いとして楽しめたし、それで、俺も夏油を追いたい、と思っていた気持ちにも整理がついてほっとした、ってことで。


言い換えると、

五条は『呪術廻戦〇』と『呪術廻戦』のつなぎ役。

なので、乙骨と虎杖が出会った時点で五条の役割は実は終わっていた。

「乙骨と里香/リカ」と「虎杖と宿儺」の関係は、ともに「呪い」で縛られた双子であり鏡像のような関係だったが、物語の最後で、その因果を溶きほぐし、互いに融和的な関係を築くことで、それぞれが自由になれた、解放された。

つまり、『呪術廻戦〇』と『呪術廻戦』は実は同型の物語構造をもっていて、その意味で、今回の終幕は、約束されたものだった、ということ。

要するに、『〇』の最後で、乙骨が里香にかけた呪いを解いて成仏させてあげたように、『呪術廻戦』の最後では、虎杖が千年の時を超えて出会った「半身」である宿儺の呪いを解いて成仏させてやった。

突き詰めるとそれだけの話。

というか、作者である芥見下々の引き出しにあったのは、どうやら、この物語のパタンだけだった。

なので、続編は、確かに芥見下々には無理なのかもしれない。

また同じことをやるしかないから。

つまり、因縁ある二人が出会い、その因縁の解除のために、一方が他方を「赦す」ことで成仏させる、というパタンが繰り返されるだけになる。

『〇』で描いた習作を、もっときっちり塗って描いたのが『呪術廻戦』だった。

そういう意味では、羂索が当初、偽夏油で現れたのも必然だったし、渋谷事変で、百鬼夜行を繰り返したのも予定調和だった。

ただいろいろと『〇』で示したディテールを、あれこれ設定をつけて派手に盛ったのが『呪術廻戦』だったということ。

さすがに同じパタンを3回やるわけにはいかないから、『呪術廻戦』の続編なりスピンオフなりをするにしても、作者が意識して、自分で扱えると確信できる別の物語を見つけない限り、多分、やる気が起きないのではないかと思う。

そういう意味では、VS宿儺戦を延々続けたのも、いかにして「虎杖vs宿儺」の対決に持ち込むのか、そのために、総力戦にしてとにかく虎杖しか残らなかった、という形にしたかったんだろうな。

あと、伏黒を宿儺受肉体にしたのも、虎杖が一人で宿儺に向き合うためには伏黒が邪魔だったから。

釘崎が最後まででてこなかったのも同じ理由。

最初から、虎杖、伏黒、釘崎の3人で戦っちゃだめだった。

もっとも、虎杖と宿儺の戦いは、宿儺の討伐だけでなく伏黒の救済でもあったことは、明らかに、五条と夏油の失敗を繰り返さない、という話でもあったのだと思う。

そのために『呪術廻戦』では、五条と夏油がバディしてた時代の話を途中で行う必要があった。


以上が『呪術廻戦』の物語の基本構造。

その骨組みにあれこれ肉をつけて物語にするわけだけど、その際に調子に乗ってあれこれ盛り付けたら、設定の穴がアレコレ出てきて、最後はある意味、丸投げして無視を決め込むしかなかったということが実情だったのだと思う。


そういう意味では、死滅回游も天元も1億呪霊化も、全部ネタでしかなかったということになる。

ただの物語装置でしかなく、それらは解明されるべき重荷を背負ってはなかった。

そういう意味では、この結末は、作者の望んだ通りのものだったのだろう。


ということで、まずはこれくらいで。

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