富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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美しく育てるために②

2005年01月19日 | 作について
風蘭が関心を持っているのは光・・・光合成です。
問題にもならなかったですね。(^-^;
でも、肥料なんて一瞬考えた方は一から出直しかも?(^。^;)

風蘭は(植物はでも良いのですが風呂敷広げ過ぎなので)
無駄なことにはエネルギーを使わず
(花を咲かせたり、種をつけるのも無駄と思っているかも)
なるべく効率よくエネルギーを得るような仕組みになっているものです。
光が弱いと中まで届きませんから
葉緑素は葉の表面でしか働くことができません。
結果、面積で稼ごうと葉は薄く長くペラペラになってしまいます。
光が強いと葉の奥深くまで光は届きますから
葉を厚く短くしても葉緑素の仕事量は多く、そのほうが効率は良いものです。
また葉が短いと株全体、下葉にも光が行き渡り
更に効率よくエネルギーを得られるというわけです。

同じような面積の土地なら葉緑素を平屋に住まわせるより
団地に詰め込んで稼がせるほうが上がりも多く効率的といえます。
(なんのこっちゃ)(^o^)
このように光合成の機能をフルに発揮させると
エネルギーに余禄が出来て仔のほうに回ってくる訳です。

本来、その場所で仔を出し子孫繁栄を望むものですが
花芽ばかりというのは・・・たぶんその棚の居心地が悪くて
種を飛ばして遠くに引っ越したいのかも(゜o゜;;ギク!

また葉というのは不思議なもので、
木に付いたままだと、養分、水分を本体に戻して
干からびてからポロリと落ちます。
なんだか健気です。
まだ青いときに毟るとしばらくそのままでいますから
これはせっかくの養分を捨てていることになり勿体無いですね。
下葉毟りが流行っていますが
私は落ちるまでそのままと決めています。

ただ、多く日を採りさえすればそれで良いという訳でもなく
光合成には光のほかにも必要なものがありますがまた宿題(^。^;)

画像は湖東覆輪です。
コメント (5)
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