富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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水晶覆輪

2005年04月07日 | 水晶覆輪
西出都や駿河、御城と同じパターンの覆輪ですが
この品種は白柄に透明感が有り、姿は気品に満ちて
やはり頭ひとつ抜け出ている感じはあります。
透かし星があるので品種の判別も容易ですね。

それにしてもなかなか仔が出ない。
昔作っていたのは10年近く素立ちのまま。
とうとう諦めて何かの下取りに出してしまいました。

画像は二度目の挑戦。
二作目でようやく仔が出てやれやれでした。
でも、その後はやっぱり仔が出ない。
仔から出た真鶴芸は育たないし
都合、5年育てて1本子が出ただけです。
それでも前作の長い葉はあと二枚残すのみ。
良い姿に生まれ変わりました。

こちらは昨年入手したもの。
交換会でまだ大丈夫だろうと声をかけてたら
なんと落ちちゃいました。
最近はこれも安くなりましたが、
それでもあんまり安く人に持っていかれると勿体無いですね。
仔付きが嬉しく、素直な姿で丁寧に育てられています。

ところで、水晶覆輪に芽変わりはあまり聞きませんが
ひとつあるとすれば
全体に紅墨をながし、特に覆輪と重なれば紅が冴えてとても綺麗です。

ある専門店で見かけ、まさか出してくれるとは思わなかったのですが
一応、声は掛けてみるもので高~く売ってくれました。
摺墨芸みたいなものですから更に仔出し悪く
もう増えないと思ったのでしょうね。
花芽の跡ばかりズラッと有りましたから。(半作後)

私の棚では葉が一段と短くなりしかも待ち望んだ仔まで出てくれました。
()
姿の完成が待ち遠しいものです。
コメント (6)
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