富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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建国殿覆輪~(^^)

2005年07月27日 | 建国の縞
心配した台風もこちらではたいしたことが無く
ようやく夏~という感じになってきました。
皆さんの所で生育が止まっている間に
こちらは遅れた分を取り戻さなければなりません。

この木は入手してから一作半といったところ。
昨年の春二本立ちでしたから、その後、仔が四本
良く増えてくれます。

柄は基本的に,に入りますが
時折、入り込んだ
無地葉になったりと適度な荒れを見せますから
建国殿縞と表現したくなるのも無理はありません。

でも、これは玉川や雅天楽などのように
第一層の狭い範囲にのみ斑が入る
羆覆輪とは柄のパターンが異なる覆輪と言えます。

固定度は羆覆輪以上に高いので
(ハデ仔がほとんど出ない為)
数は増えていると思います。

正直言って観賞価値という点では
羆覆輪より数段落ちるのに
値段はこちらのほうが良かったりします。

最上の建国殿縞から出るコートメ柄と比べて
柄行きの違いがビミョーという点での評価かと思いますが
先々の変化(進化)の楽しみという点でいえば雲泥の差です。

なんとなくババ抜きゲームの様相がそこはかとなく感じられますが
今のところ誰にも損させない優秀なババではあります。

それはそれとして、私にとっては建国殿からの変化のパターンの一つとして
大切なコレクションの一鉢となっております。
コメント (6)
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