

あれから1週間。
またぁ~~なんて飽きられそうですが

生育期ですから情勢は刻一刻と変わります。

まずは親木。

アタリ2個と思っていたら上にもう1個覗いています。

動かないから全部花芽でしょう。

いくら葉繰りを良くしてその恩恵にあずかろうと頑張っても
これでは自転車操業。

これはもうすっかり古木の域に入ってしまったのかも~

と、辛気臭い話はこれくらいにして・・・。
次は気になる仔のアタリです。
でも、その前に仔の天葉。

ポチが付いてしまいました。

原因は十中八、九、水の温度。
こちらでは4月までは冷たい雪解け水が
水道の蛇口から出てくるようなものですから
そのストレスで弱い生長点が影響を受けたのでしょう。
水はホースにノズルを付けてやっていまして
なるべく放物線を描くように滞空時間を長くして
空気と混ぜ混ぜするようにしてはいますが
それで水温が上がるはずもなく効果は不十分。
それでもこんな風になるのは0,1%ぐらいの確率ですから
当たったらご不幸ということで勘弁してもらっています。

と、またも辛気臭い話になってしまいましたが
気を取り直してここからが本題。
仔には3つアタリが付いていて
上のほうの丸々と太っているのは当然花芽とあきらめていましたが
これがさにあらず。
おぉぉぉ~



そして柄気配も感じられます。



下の仔はバッチリ紺覆白中透け。

幸い(今度は幸いですか~

エネルギーの生産能力は高く、この仔達にたっぷりと与えて
今年はびっくりするほどの成長を見せてくれることでしょう。
先を読むのは難しいものですが
根の十分あるこの仔を別鉢に分けていたらこんな幸運は味わえなかったかも

思い切りの悪さが幸いしました。
幸運ついでですからこれを足掛りに羆の株立ちを目指したいものです。

