富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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富士錦

2017年04月27日 | 縞物




あれから1年。
根の多い素立ちの古木ということで
取り込んだエネルギーの行き場がないのか
怒涛の葉繰りを見せています。








柄は相変わらず美しく
たった1枚の葉っぱにこれだけ魅せられる品種もそんなにはないでしょう。







この芸が仔にも伝わってくれれば万歳三唱なのですが
久々に出た仔はユウレイっぽい感じです。
一代変りからの脱却は困難を極めます。









一方、こちらの寄せ植え株。
一鉢に10本とかの寄せ植えならそこから良くするのは大変ですが
これぐらいですと鉢の中に余分な水分の残らない
ちょうどよい根の量のようで持ち崩し現象は起きないようです。

柄のほうはどれも二芸を維持していますが
こちらも仔には伝わり難いようで







ぽつぽつ下から噴き出す仔の柄はだいたいこれ止まりです。
しかし、そもそも鳳の柄の揃った株立ちってありませんから
いきなり仔に二芸を求めるのが無理ということなのでしょう。
コメント (3)
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