富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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羆の光

2018年12月07日 | 羆の光




あれから5ヵ月。
下葉がバラバラ落ちて肝を冷やしましたが
今年はそれも収まったようです。







付いていた仔は外しましたが新たな仔が・・・。
でも柄はちょっと微妙な情勢です。











外した仔の方も天葉が青勝ちに。
ただこれは元に戻ってくれるでしょう。
返って木勢の向上に役立つくらいのものです。







一番下の木はあんまり柄が良くない下葉から
最上柄の仔が出たもの。






その柄はまだ継続中です。
親仔共々良くなってくれそう。











こちらはあれから1年。
一番下の木です。







親木は青光墨黄縞として見るなら最上柄になってきました。
ただ、バッタに葉淵を齧られ残念です。
でも不味いと思ったのかここで止めてくれたのは幸いだったかも。
近頃は白縞で出て後に黄縞に変わる芸も身に付けつつあるようです。







仔の方はますます芸に磨きがかかってきました。
天葉は柄に紺を纏いそのオリーブグリーンが徐々に晴れる様子は実に味わい深いものです。







この仔も多分同芸で出てくれるでしょう。

と、素立ちに近いチマチマとした姿を楽しんでいますが
思えばあの時が絶頂期だったのでしょう。
当時は全部中透け芸で代わり映えせずつまんないとか思っていたような気もしますが
これから10年で再現できるかどうかといったところですから貴重な株立ちでした。








ところで羆の光の手持ちはこんなのばかりで
普通のが無いのはいかがなものかと思っていたのですが
念願叶って先日入手出来ました。







親木は派手になってしまったようにも見えますが
これも青晃墨的にはこの上なく最上の柄で見方に寄りけりでしょう。






柄は天冴えですが完全な中透けになる前にこうなるところが面白そう。
空き家もたくさんありそうで今後にも期待です。









仔もそれぞれにそれなりに柄があって筋は良さそうです。







細葉でボリューム感が無いようにも見えますが
葉淵にビリを打つところは青光墨にも稀にみられる芸を含んでいるのかも。
これも普通の羆の光じゃなかったりして~。


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