富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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政宗

2018年12月28日 | 中斑
天気予報通り、大雪となっています。
一昨日から降り始めて今は70cmぐらいでしょうか。
それでもそれまで降らなかった分、大儲けかもしれません。











さて、羆の光はあれから1ヵ月弱。
と言ってもこれは別の増え木です。

一応、青光墨系の変化種で紺覆輪黄中透けまで芸は一致していて
余り細分化しても紛らわしいかと思い羆の光としていました。

ただ、変化した場所が違ったせいか明らかに違った特徴も持っています。
こちらは天葉の柄がやや後冴えで伸び、葉肉厚く、葉幅引き
時折、鎌葉になったり燕尾葉になったりします。
また、柄は地味になっても次で柄が戻ったりその逆のケースもあったりで
トータルでは柄の安定度が高そうです。







仔はちょっと微妙な柄だったり









完全柄だったりと色々…。









こちらは一見鎌葉のない正しい姿ですが








こんな予兆のような芸の葉が出ていますから
いずれはぐりんぐりんした姿になるのでしょう。







因みに星光殿はこんな感じで確かに斑の色以外の特徴は似ています。

ところで先日、東海園さんがお持ち帰りになり
明らかに品種が違うし羆の光じゃ売り難いから「政宗」にしたらとのご提案を頂きました。
伊達政宗の兜の三日月がこの品種の鎌葉とリンクしているとのことです。
二ひねりくらいした命名かも。
ということでタイトルも「政宗」とさせていただきました。

鎌葉は姿を乱すような気がしてあまり好きじゃなかったのですが
個性としてクローズアップさせてみるのも面白そうです。




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