あれから1年と10ヵ月。
ついに来るべきものが来つつあるのか紺地が増幅しています。
一般の縞物的にはこれが上柄なのでしょう。
しかし物は白牡丹。
ここから青になるのはあっという間といったパターンは多いのですが
この木は今まで長らく柄を維持してきた最優秀系。
そこを信じて育ててみましょう。
下葉の白柄一色から出た根ですからルビー以上に深紅色です。
4年前の葉にもまだ柄が残るくらいですから天葉付近の柄は透き通るような白さ。
却って紺地が増えれば木勢も増し仔がたくさん出る
・・・くらいの気持ちでお付き合いしたいものです。
こちらは芯痛の木からアタリが2本のその後です。
1本は源平柄気味の真鶴芸で出ていましたが
天葉は細い白筋1本残すのみ。
でも大きく育っています。
それと柄の部分から出た根はきれいですがなかなか伸びません。
青の部分から出た根は薄いピンクでするすると伸びています。
こんなに違うんですね。
とりあえずこれも木勢が付いたら仔に期待です。
それに引き換え派手な仔から出た根は更に短いままで止まりそう。
同じ頃に出たアタリでしたが根の量、木の成長具合にかなりの差がついてしまいました。
こんなんで果たして育つのかなとさえ思ってしまいます。
柄はあくまでも真っ白。
この柄が暗むのは5年ぐらい先となるかも。
白牡丹白縞芸の真骨頂でしょう。
知らなかったらユウレイが出た~と千切って捨てるところでしょうが白牡丹ですからね~。
大事に育てたいと思います。
ところで植え替えしていると一人遊びに飽きたのか
こっちにも構って~と無理やり膝の上に乗っかってくるのがいます。
これでは仕事になりませんがこちらも大事に育てます。