富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

慶賀

2005年03月10日 | 慶賀
慶賀は長い間、憧れの品種でしたが
ようやく4年前に画像の姿で入手できました。

あの頃もだんだん安くなっていて
そろそろ底値かなと踏んだのですが
今ではその3分の1も出せばこの木が買えてしまいます。
う~ん、思わずのけぞってその後めまいがおきそうです。
(これだけじゃなく、そんなのはたくさん抱えているのですが)

でも、3倍に増えていればトントンでしょということで
現在の姿
まあ、こっちから見ると楽しんだ分だけ得したかなとも思えるのですが
裏側から見ると青の仔ばかり。
こんな良い柄の親木からですから慶賀っていう品種は難しいものです。
でも、良く増えますね

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八千代について

2005年03月09日 | 建国の縞
普通、一般に言われている八千代は羆の仲間ではありませんが
羆や建国殿の青を作っていると時折こんな柄が出てくるものです。
これが戦前言われている八千代というものなのでしょう。
作っている人はわかっていますから
これが普通の八千代の値段で出回ることはまずありません。

いわゆる、地味な三光中斑でなかなかこれ以上の進展はないのですが
中には天葉だけですがとびきり柄が冴えて出るものもありますので油断はできません。
こんな木はも透明感のあるピンクで美しいものです。

前回紹介させていただいた白縞のあんなのは仔がワンチャンス期待でして
こんな仔が出たときにはヤッタ~!と思ったものでしたが期待もそこまで。
白縞はこんなパターンがほとんどです。
(柄が何もないよりははるかにマシですが・・・・。)

その点、黄縞が少なくても中に寄ったものは比較的継続性も高く
また適度に荒れる柄では仔に覆輪が出たりと変化に目が離せません。

逆に柄が葉の中央に中縞状に集まった戦前長寿楽と呼ばれていたものは
も美しく期待させてくれますが
たぶんこれで固定しているようでへの道のりはずいぶん遠そうです。
それでもこれぐらいの仔は良く出てくれますし
一人でしみじみ味わうにはうってつけの品種です。

それにしても羆一族はほとんどの柄のパターン、斑の色が揃っている不思議な品種。
たぶんものすごく変化しやすいんでしょうね。
青でも育てていればそのうちと十分期待が持てるものです。
(ただし実生物は場所と時間とお金の無駄になりますが・・。)


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建国殿白深覆輪

2005年03月07日 | 建国宝
暗みの早い白深覆輪。
普通の建国殿から変わりました。
たぶん一品物でしょうからなんと命名しようか思案中です。

建国殿の白縞や絣縞は黄縞と違って
こんなのあんなのなど比較的お目に掛かりやすいと言えます。
また、黄縞でもこんなふうに覆輪や耳刷りに出るものは
それ以上芸の進展はないとしたものです。
同じ黄覆輪でも大冠のようになってくれればさすがに見ごたえはありますが。

ところで、この白覆輪は最初源平柄状でした。
それがだんだん深覆輪に進化しルビー根も見せるようになってきました。
白縞からルビー根は先ず出ないものですから相当物が良いんでしょうね。
昨年もルビー根が出てくれましたが古木にもなったことだし
仔にはしばらくお目にかかれないだろうと思っていましたが・・・。

ということで表紙の画像に戻って白中透けに近い仔が出てくれました。
今年の楽しみベストテンのひとつです。
コメント (3)
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春蘭展にて

2005年03月05日 | その他
気温が0℃前後までしか上がらなくても
明け方-8℃まで冷え込んでも
力強い日差しにはようやく春が感じらる様になりました。
いつもより長い冬のおかげで
今年の春は盆と正月が一緒に来る位楽しみかも知れません。

で、近くで春蘭展があるというので行って来ました。
(数字をクリックしてみてください)








写真をいろいろ撮ってきましたが、品種名は皆さんのほうがお詳しいかもしれません。
私の場合遠ざかってしばらく経ったせいかどうも覚え切れません。
それにしても他の方々が一生懸命育てたものを
ただで眺めるというのも大名気分で良いものです。
(展示側の準備に追われることが多いもので・・・)

*思い出したものだけ品種名を列記します。
表紙の画像は天遊。②が月輪、④は遠州小町、⑤は玉英
⑥は天心、⑦は光悦、⑧は紀の白帆です。
①と③が思い出せませんでした。
コメント (2)
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増やさず楽しむ富貴蘭!?

2005年03月02日 | その他
適切な管理をすれば
それこそ爆発的に増えるのが植物というもの。
このハエトリソウは5,6年前
・・そういえば子供の頃育てていたなあ・・と
懐かしさのあまり一本買ってみたものです。
すながわさんも食虫植物をやっておられるようで
共通点もありました~とTBさせていただきました。(^0^)

飛んでいるハエを箸でつまんで与えると
おいしそうにパクパク食べるところなどなにげに可愛らしく
(話の一部はウソかも?)
気が付けばプランター一杯になっていました。

それでもここまでの5,6年は楽しいんです・・・
今年植え替えるとプランター5個は必要になりそう。
来年は20個、その次は100個・・・と、
恐ろしい勢いで増えてしまいます。

そう、山野草など捨てたり枯らしたりが勿体無くて出来ず
最後は身動きが取れなくなって自爆・・・
この繰り返しはどうにも切ないものです。

その点、風蘭は10年、20年作り込んでも
同じ一鉢、同じスペースで収まっていますから
先々の心配は皆無。
抑えようとしても鉢数は自然に増えるものですから
これはありがたいことで
逆に存分に増えて株立ちになって欲しいと
願い甲斐のある植物といえそうです。
コメント (3)
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楽しみな月笙

2005年03月01日 | 黒牡丹、金牡丹
月が変わって三月。
日差しは力強く春を感じさせますがなにしろ寒い!
気温はまだ冬のまま。雪解けはいつになるのか。

月笙から出た白縞の仔ですが牡丹錦とも違う雰囲気。
もう少し大きくしてから外せばよかったのですが
紺地が有るためか元気に育ってくれて一安心です。
外す前の画像はこちら
こんな仔を時々生みながら大株に育っていく月笙。
毎年の仔出しが楽しみです。譲っていただいた方に感謝!!
でも、求める際にはたとえ専門店でも注意です。贋物が多いから
コメント (6)
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