あれから(下の画像)1作半。
宝錦の実生ということで入手しましたが
柄が天葉から下葉まで乳白色で
一応、白宝錦と名前を付けています。
でも、白鳳錦なんていうのもあった様な気がしますから
いずれ別の名前を考えなくては。
これも株分けしてみましたが
なんとびっくり、親木に覆輪の仔が3本付いてきました。
その親木も天葉で覆輪に変わり
早晩、覆輪の株立ちが完成しそうです。
昔の宝錦の相場ならともかく
今では二昔前の金華山や朝日殿実生のようなもので
何で蒔くの?といった感じではありますが
それでもヤフオクで安く入手した割にはアタリの木だったかも。
縞のほうもこれはこれでかなりの上柄、魅力的です。
ところでこんなのがいくら巷に溢れているのかはわかりませんが
私の場合、これを見ていると縞物品種を買い集める気力が
だんだん失せていきますから困ったものです。
あれから1ヶ月。
最近、株分け付いてしまったというか
これもとうとうやっちゃいました。
根が十分に有ったのは救いですが
墨の多い木ですから今後の生育がいささか不安です。
でも、そんな不安をはるかに超える美しさですし
枯らせばもう入手は無理でしょうから
とりあえず一作、細心の注意で育てたいと思います。
一方、これを外した親木。
柄はコートメながら細縞がまんべんなく散っていて
いかにも上柄の仔を生みそうな雰囲気です。
でも、次の仔に柄はなさそう。
もう一本からは出そうな雰囲気もありますが・・・。
これの親木も株分けし、気付いたらたくさんの鉢数になってしまいました。
4月になりました。
が、家の周りはまだ雪の山。
なかなか汗ばむような陽気とはいかないようです。
この木はあれから4ヶ月。
根が動き出し生育開始した模様です。
もっと成長速度が増せば天葉の白柄を拝めるのですが
今はまだお預け状態です。
ところでこれは木が大きいのでいつも写真写りがイマイチ。
照明設備がチャチィからでもありますが・・・。
株分けしてコンパクトにしたいものとも思いますが
やはり仔が総柄ですからその後の生育がちょっと不安。
また、その仔から出た仔がパイナップル芽ですから
もっと勢いを付けさせるべく
あと一作、早くても6月ぐらいまで様子を見てからと思っています。
独立させればさぞかし綺麗なことと楽しみではあります。