あれから1ヶ月半。
次の天葉が顔を覗かせ生育具合は順調のようです。
仔の天葉にも付けが見え潰れずに育ちそう。
長く伸びる根も出てくれるタイプということでしたが
こちらはこれからボチボチといったところです。
ポリカに囲まれた棚ですから紫外線はカットされていますが
それでも日差しは徐々に強くなってきているのでしょう。
以前よりアントシアニンが浮いてきました。
気持ち多めな紺地が生育良好の一因かと。
アントシアニンの赤と白柄、紺の松葉がハーモニーを奏でます。
いわゆるハモってるというやつですね。
昨日のヤフオクでは皆様に多大なご声援を頂きましてありがとうございました。
鉢減らしという訳ではないのですが
とりあえず4月いっぱいは厳選した良いもの、面白いものを
ちょくちょく出品してみたいと思っています。
お目通し願えれば幸いです。
鉢減らしという訳ではないのですが
とりあえず4月いっぱいは厳選した良いもの、面白いものを
ちょくちょく出品してみたいと思っています。
お目通し願えれば幸いです。
さて、龍水山はあれから7ヶ月。
というかこれはそれより少し前の画像です。
油断していたわけではないのですが
ちょうど葉傷のある辺りから葉が黄ばんで来ちゃいました。
ここらへんがちょっと弱いといわれる所以なのかもしれません。
この痛んだ葉は現在は枯れ落ち少しみすぼらしい姿となっています。
ただ、根は全部健全でしたし、紺中通しはしっかりありますし
天葉の伸びに勢いが出てきましたので
次にご紹介する時には見違えるような姿になっていることでしょう。
・・・次があればですが・・・
外の棚下に置いていて雪に埋もれていた雪割草がようやく咲き始めました。
そういえばいつの間にか家の周りの田んぼや畑の雪もだいぶ消え
地面が見えるようになってきました。
なかなか暖かくならない3月でしたがようやくこれから春本番を迎えそうです。
さて、作の反省も踏まえてブログに残そうと思っていた記録ですが
前回からだいぶ間が空いてしまいました。
2016年7月と8月の記録です。
蘭舎内の温度と湿度ですが
赤い線が湿度、青い線が温度です。
換気扇が作動してもさすがに下界より温度は低くなりませんので
真夏ということもあって35℃オーバーの日が何日かあったりします。
水はやっていますので鉢周りは幾分涼しいのでしょうが
弱い木が痛むのは気温の上がり過ぎが原因と分かりました。
それで安物のミストが出るノズルを使ったりしてみましたがこれは使い物にならず。
それでホムセンを物色して見つけた噴霧器用の金属製のノズルが良さそうと
夏の終わりごろから使ってみました。
今年は水道直結にして途中に電磁弁をつけ
換気扇と連動させて棚下から扇風機で霧を送る
というような仕掛けをしてみたいと思っています。
これで最高気温から5℃くらいは下がってくれるはずです。
エアコン入れるよりずっと安上がりかも。
先日の交換会で入手。
棚に翁獅子があって千代田獅子がないのはいかかがものかと
常々思っていましたので念願かなってよかったです。
日を採れば柄はもっと黄味を増してくるとのこと、
ちょっと派手気味かとも思いましたが
あまり地味でもつまりませんからこれぐらいがちょうどよいのかも。
次は白翁獅子・・・。
とはいえ世に白縞の木なんて残っているのでしょうか。
超久々にこんなのを出品してみましたのでご笑覧ください。
まずは黒牡丹縞。
縞といっても天葉に少し見えるだけですが
それでもあると無いとでは大違い。
先々の進展が楽しみな木です。
株分けして出品します。
建国縞はM園№1系です。
親木は最上柄でルビー根もたくさん出る木ですが
仔は残念ながら今のところ柄が見当たらないようです。
これも株分けして出品です。
株分けした錦織。
派手でも育つと言われますが紺中通しがあれば鬼に金棒。
泥根も出ますから生育旺盛で更に綺麗な柄も楽しめます。
伯青龍が覆輪になった剣龍ですが
並みの剣龍と違って三光中斑タイプとなった希少種です。
たぶん当棚ぐらいにしか存在しないのではと思います。
出すのは惜しいのですがちょっと反応を見たくて出品してみます。
羆の光です。
普通の羆の光と違って天葉は緑を含んで伸びるタイプです。
その為か木勢の衰えることがありませんので葉幅引いて仕上がります。
株分けした宝覆輪です。
葉重ね良く紺の乗りも良く木勢最上の大きな木です。
覆輪の株立ちからの株分け品ですから
これから出る仔の固定度も上々かと思います。
真白です。
先日株立ちを入手し割ってみました。
花芽の跡の無い木勢のよい木ですから
すぐに株立ちになってくれるものと思います。
天葉は柄がちょっと綺麗に出過ぎましたが
また戻るかもしれないし下の柄が良いので楽しめます。
と、こんな感じのコメントで出品してみました。
蘭舎は現在最低10℃に設定していますので根が動き始めています。
生育がこれからの方は時期が合うまでお取り置きしますのでご安心ください。
ではよろしくお願いします。
あれから1年と7ヶ月。
その時出た芽が1作半でこれぐらいになればまずは上出来です。
親木の下葉が2枚落ち、いかにもその入れ替わりという気がします。
この仔に根が出て外しても、もう親木から仔は出ませんので
このまま行くところまで行くしかないのでしょう。
親木のパワーをもらってすくすく育ってほしいものです。
ところで、羆覆輪の派生品種といえば新月殿と大冠くらいしか思いつきません。
そこでほかに何かないかと棚の木を見たらこんなのが何鉢かありました。
大冠の芸ではありませんが覆輪が深めに入ってきています。
こちら2鉢も同じような風情。
これ以上柄が進んで派手になったら目も当てられませんが
この状態で留まるなら結構アピール度は高いと思います。
いずれも以前あった大株をバラバラにして1本ずつ植え込んだものです。
その後2作していますが素立ちにすると日当たりと風通しが良くなるのか
葉幅引きガッチリ系に衣替えするところなどが作の面白さだったりします。
それともう一鉢。
急に天葉にガシのようなのが乗って
ちょうど建国系の八千代芸か建国殿(中透け柄)の葉の出方を彷彿とさせます。
ちょっとミステリアスといった感じ。
しかし鉢数があればいろいろ見えてきますが
羆覆輪を何十鉢も置いておくのはなんか無駄…という気がしないでもありません。
あれから5ヵ月。
昨年の猛暑の後遺症なのか更に下葉を1枚落としてしまいました。
ただ、仔に被害が及ばなかったのは何よりです。
この木は天葉の柄に煙るように緑が残る後冴えタイプ。
それで普通の羆の光よりエネルギー補給が出来るためなのでしょうか
葉肉厚く、葉幅広くガッチリとしたスタイルに仕上がります。
星光殿のようにやんちゃな姿になりたがるのは玉に瑕ですが
柄と姿がばっちり決まればやっぱり惚れ惚れしてしまいます。
こちらは葉数は少ないものの将来そうなるかもしれない木。
とりあえず柄と葉姿に不満はありません。
葉を落とした分、新根がたくさん出てきそう。
花芽跡もありませんからこれで木勢が付き
上柄の仔が何本か付いたら手放せない一鉢になりそうです。
先日の交換会で入手。
アマミと豆葉の縞はやらないと公言?していましたが
一部訂正しなければなりませんね。
それにしても大ぶりな葉に純白の柄はよく目立ちました。
実はもっと大株でしたが仔を4本外しこの姿です。
柄の継続性が良く、葉繰りよく
どこにも花芽跡がありませんのですぐ株立ちになるのでしょう。
園芸植物としてはかなり優秀な部類なのでしょうが
残念ながら需要がそれほどでもありませんので
価格はうなぎ登り・・もといつるべ落としなのでしょう。
それでも成長が早く縞物の面白さと増やす喜びは存分に味わえますから
1本数千円台にでもなればまた人気を盛り返すのではとも思っています。