ツルボ(蔓穂)
<キジカクシ科ツルボ属>
毎年、ひやひやしながら、
西武線の線路際に咲くツルボを楽しみにしている。
今年も雑草は綺麗に刈られて、
ツルボだけが群生して咲いていた。
きっと、心ある人が守ってくれているのだと思う。
これは、1週間前のツルボです。
やっと咲きだしたツルボも可愛い。
1週間後のツルボ。
今年は見事です。
鱗茎は2~3センチの卵球形で外皮は黒褐色なのだそうだ。
かって凶作の時に救荒食として利用された。
初秋に、高さ20~40センチの花茎を伸ばし、
淡紅紫色の小さな花を多数つける。
長さ15~25センチの葉は
根生する。
春秋2回葉がでるが、春に出た葉は夏に枯れる。
皮を剥いたらなめらかな鱗茎から「つるんぼう」
と呼んだのが名前の由来らしい。