クサギ(臭木)花と実
<クマツヅラ科クサギ属>
山野の林縁や川岸などにはえる落葉小高木。
今は花の季節も終わろうとしている。
花を十分見ないうちに、実になっていた。
葉は対生し、三角状心形または広卵形で
先は尖る。
枝や葉には強い悪臭があるが、
花の時期には遠くからいい匂いがする。
花は枝先の葉脈から長い集散花序をだし、
径2~2,5センチの細長い筒状で、先は5裂する。
雄しべ4個と雌しべ1個は長く花冠の外につきでて、
先は上向きに曲がる。
果実は径6~7ミリの球形で
光沢のある藍色に熟す。
秋めくこの頃です。
これからは実を追うことになりますね。