マユミ(真弓)の実
<ニシキギ科ニシキギ属>
山野に生える落葉低高木。
葉は長さ5~15センチの楕円形または倒卵状楕円形で先は尖り、
縁には鋸葉がある。
蒴果は長さ幅とも8~10ミリの四角形で、
淡紅色に熟して4つに裂けると、
赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。
これはまだ割れる前の実。
白マユミだと種子がよく解る。
この材で弓を作ったことからマユミの名がある。
マユミの実は遅くまで残る。枝は弓を作ったように
よくしなる。
上は春の真弓の花
<マユミの花にキハラヘリカメムシを見つけた>
腹が黄色で目立つ。
背中が黒褐色、腹面は黄色、または黄緑色で黒い紋がある。
マユミやニシキギなどに見られる。