ナギナタコウジュ(薙刀香薷)
<シソ科ナギナタコウジュ属>
日当たりのよい山地に自生する。
久しぶりに大泉学園の用事が終わって、牧野庭園に寄る。
ここから、石神井公園まで歩いた。
この時期、花はないだろうと思ったら、三宝寺池の裏山に
ナギナタコウジュが咲いていた。
ラッキー♪
今年は花後に出会ったので、もう出会えないかと思っていたし、
こんな時期にまだ咲いていてくれたなんて本当に嬉しい事でした。
茎は四角でシソ科特有。香りが強い1年草で、
乾燥しても香るので、私のお気に入りの花の一つです。
直立して30~60センチ、全体に毛が少しある。
葉は対生で長い柄があり、長卵形で先は尖り縁にはあらい鋸歯がある。
花は、茎の先に太い花穂をつけ、
淡紫色の約4ミリの唇花を片側だけに密につける。
この花の様子が、薙刀(なぎなた)のように片面だけに咲く事から、
ナギナタコウジュ。
香薷(こうじゅ)は茎葉を乾燥させた生薬の事。
他にフトボナギナタコウジュと言うのがあるらしい。
直立せず斜め上に伸びるようです。