れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

マルバルコウソウ

2008-08-11 05:11:50 | 野の花日記
マルバルコウソウ
(ヒルガオ科・ルコウソウ属)

熱帯アメリカ原産で、
江戸末期に渡来したと言われている。

深く裂けた糸状の葉のルコウソウに対しての
「マルバルコウソウ」だ。
(マルバルコウ・とも言う)

葉がまるい。
花は五角形のようにみえる朱色で、
ルコウソウより野性味がある。
心なし、花の大きさも小さい。

野の緑の草の中で見つけると、
橙色の花は、鮮やかに見える。

ルコウソウについては、
前々回の画面でとり上げたので、
比較してみてください。
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アオギリの実

2008-08-10 08:03:57 | 野の花日記
アオギリの実
  青桐
(アオギリ科・アオギリ属)
つい先日、花が咲いたと思ったが、
月日のうつろいが、早く感じられる。

もう五徳の形の鞘が開いて、
中から種がのぞいていた。

青桐は、私の好きな木です。
公園によく見られるからです。
神社の入り口にもあるし、
比較的よく見ていられる木だからかもしれない。

「俳句歳時記」夏
  青桐 梧桐 
(あおぎり・ごとう)

 青桐のかくせる西日滴らす   森 澄雄

 青桐の聲になりたき夕べかな  柚木紀子

 青桐よ眠れぬ少女に土星の輪  遠山郁好
 
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ルコウソウ

2008-08-09 04:16:56 | 野の花日記
ルコウソウ
(ヒルガオ科・ルコウソウ属)

ルコウソウには、
葉が、細かく裂けたルコウソウと、
もっと野性味のあるマルバルコウソウがある。

葉っぱが、
全く違う形なのが不思議です。

野生では、マルバルコウソウがよく見られます。
アサガオの葉に似た丸い心形の葉で、
花も朱色に近い。
里山で野生化して
蔓状に絡まっているのをよく見ることがある。

ルコウソウは、
葉に切れ込みの在る針形で、花の色も鮮やかな赤だ。
コメント (2)
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タケニグサ

2008-08-08 05:27:05 | 野の花日記
タケニグサ
(ケシ科・タケニグサ属)

どこにでも出てくる生命力の強い草だ。
都会の荒地に、よく見られる。

始めて知ったのだが・・
竹と煮ると竹が柔らかくなるから・・
「タケニグサ」の名前なのだそうだ。

丈高くなるものがあり、
大きな切れ込みのある葉は互生して、
太い茎の先に、小さな花を多数つける。

折ると、黄色い汁が出てくるので、
幼い頃、「ヨードチンキの木」と呼んでいたのを思い出す。

「俳句歳時記」
 竹煮草(たけにぐさ)
 
 川上に一燦の過去竹煮草      飯田龍太

 竹煮草雨雲が来てきえてゆく    廣瀬直人

 竹煮草たたきて山雨はじまりぬ   鷲谷七菜子

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イシミカワ

2008-08-07 04:55:29 | 野の花日記
イシミカワ
(タデ科・タデ属)
河原や道端に生えるつる性の一年草。

葉は、軟らかそうな三角形をしているが、
茎には棘があり触ると痛い。

枝を巻くように、皿状の葉をつけた所から、
花穂をつける。

なんと言っても、
このブルーに染まった実が美しい。

まだ、染まり始めたばかりです。


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オオケタデ

2008-08-06 04:11:51 | 野の花日記
オオケタデ
(タデ科・タデ属)

道端や、荒地にみられるアジア原産の一年草。
江戸時代に観賞用として、栽培されたそうだ。
高さが1~2メートルにもなり、茎も太くなって全体に毛があることから
大毛蓼と呼ばれる。

アカマンマを大きくしたようなものだが、
見ごたえがあり、
庭で育てているのも見かける。
我が家がもっと広ければ、庭に植えたいくらいです。

「俳句歳時記」
蓼の花
(蓼の穂・穂蓼・大犬蓼・桜蓼・柳蓼・蓼紅葉)
蓼類の花、全てを言う。

  みぎひだりつりあひわるき蓼の花 飯島晴子

  ひとり住むこころ決りて蓼紅し  白沢よし子

  子に低く傘さしかくる蓼の花   林  翔

  


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ミョウガの花

2008-08-05 04:27:26 | 野の花日記
ミョウガの花
(ショウガ科ショウガ属)
野生化しているのもあるようだが、栽培が主。
花は、薄黄色で一日花だ。
若芽を食用にする。

昔は嫌いだった茗荷が、
今は大好きになった。
ただ単に刻んで、醤油をかけただけで、
美味しいし、食欲が出る。

冷奴やお蕎麦の薬味にも必須アイテム♪

「俳句歳時記」より
茗荷の花
(秋茗荷)

  人知れぬ花いとなめる茗荷かな  日野草城

  杳々とくもる水分り 花茗荷   橋本 薫
      (みくまり)
 
  百姓の退屈な雨花茗荷      勝又一透


 
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スベリヒユ

2008-08-04 06:15:42 | 野の花日記
スベリヒユ
(スベリヒユ科・スベリヒユ属)
道端に生える、多肉質の一年草。
東京の空地にもよく見られる。

和名の滑りヒユは、
食べるとぬめりがあるからだと言う。

私も一度だけ食した事があるが・・
美味しいものではありませんでした・・。

肉質の葉は、
地面を這って伸びて小さな黄色い花を咲かす。
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ジュズダマ

2008-08-03 05:13:29 | 野の花日記
ジュズダマ
(イネ科)
里の小川などに群生したりする。
ハトムギの原種だそうだ。

数珠玉を摘んで、お手玉の中に入れたり、
穴に糸を通して、
腕輪や首飾りを作って遊んだものでした。

「俳句歳時記」 秋
  数珠玉(じゅずだま)
    すずこ・ずず玉・とうむぎ・

 言えば淋しき川ありここにも草数珠の  鮫島康子

 数珠玉や歩いて行けば日暮れあり    森 澄雄

 数珠玉の数珠つなぎつつ子が眠し    上野幸子
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ブルーベリー

2008-08-02 04:15:21 | 野の花日記
ブルーベリー
(ヌマスノキ)
北アメリカ東北部の沼沢地に自生する。
この頃は、
人気が出て、家の庭に植えてあるのを見つける。

春に、白いひし形の小さな花が咲く。

実は、緑色から熟すと、
綺麗な濃いブルーの色に染まって、食べられる。

目に効くと言うので、人気が在る。

ケーキや、お菓子に使われる。
栽培品種が色々でています。

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