れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

キツネノカミソリ

2008-08-21 04:32:18 | 野の花日記
キツネノカミソリ
(ヒガンバナ科・ヒガンバナ属)

山野に生える多年草。
葉は夏に枯れて、橙色の花だけが咲く。

よく行く里山の土手の斜面に群生している場所があって、
楽しみに出かけたのだが・・
今年は草刈をされていて、
ひとつも見つからなかったのだ。

なぜ?
キツネノカミソリと言う名がついたのだろうかと考えるに?
花が綺麗な割には、有毒植物だからか・・?

花は、ラッパ状だけれど・・
花びらの切れ込みが深いから?かしら???
などと、適当な事を考えてしまった。


里山の河原に遊びに行ったとき、
林の中にやっと一本だけ咲いているのを見つけた。

本来なら暗い雑木の下はあまり行かないのだが・
たぶん
キツネノカミソリの花に呼ばれたのだと思う(笑)

今年もあえて嬉しかった。
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コマツナギ

2008-08-20 04:55:20 | 野の花日記
コマツナギ
(マメ科・コマツナギ属)
昨日から、ちょっと涼しい。

足萎えの太郎を車に乗せて、
里山に出かける頃は、陽が照ってきた。
川のそばの桜の木の下に、車を止める。

後部座席を空ければ、川から風が入ってくる。
太郎に、川の流れが見えただろうか。

河原に下りたら、コマツナギを発見。

草のように見えるが実は・・
小低木だそうだ。
紅紫の萩の花が立った姿のようだ。

明るく可憐な花だ。
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サンゴジュの赤い実

2008-08-19 06:58:18 | 野の花日記
サンゴジュの紅い実
珊瑚樹
(スイカズラ科・ガマズミ属)
東京でも公園や
庭の垣根に植えられている落葉低木。

春に白い小さな花を多数つけ、
赤い実がなる。

その後は、藍黒色になる。

これは明治神宮の森で見つけたものです。

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アカメガシワの実

2008-08-18 05:02:18 | 野の花日記
アカメガシワの実
(赤芽槲)
山野に普通に生える。
空地などにもほっておくとすぐはえてきたりする。

新芽の若葉が赤いから、名前がついたのかと思う。
春に地味な小さい黄色い花を多数咲かせた後、
そのままそれが、青い実になる。

やわらかな棘が、びっしり生えて大きな青い毛虫のようだ。

この実がはぜると、ひとつひとつ中から黒い種が飛び出てくるのも、
ちょっと異様な風情かもしれない。

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クサギの花

2008-08-17 05:00:44 | 野の花日記
クサギの花
(臭木)
(クマツズラ科クサギ属)

山野の川岸や林の中に生える。
落葉小高木とある。
巨木にはならぬ?と言う意味だろうか・・。

枝や葉に強い悪臭がある・と言うが、
私には臭いとは思えないのだが・・。
枝を折って臭いをかいだ事がないので、不確かです。

花は、白くて甘い香りで虫たちを誘います。


秋に5枚の星型の真っ赤な萼の中に、
球形のそれは美しい藍色の実をつける。

この実が見たくて秋にはクサギの木を探しに、
里山にでかけるほどです。

名前で、随分損をしている花だと思う。

「俳句歳時記」秋
  臭木の実
   (常山木の実・臭木咲く)

  川舟へ臭木咲く坂よけれ     畑多野爽波

  旅の鼻歌青さはじける臭木の実   藤原 啓
 
  療養所古びて茂る花臭木     松崎鉄之助 
  








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タチドコロ

2008-08-16 04:08:07 | 野の花日記
タチドコロ
(ヤマノイモ科・ヤマノイモ属)
お散歩で、
木やフエンスに絡まってぶら下がって咲いているのをよく見るが、
これがどれもよく似ていて、

☆ヤマノイモの花なのか?(ヤマノイモの花は白い)

☆タニドコロなのか・・(タニドコロの花は、黄色い小さな花だ)

カエデドコロなのかがよく解からない。
ついでに、オニドコロまである。

ひっくるめて、
ヤマノイモ科だとは、わかるのだが、
個体差が微妙です。

カエデドコロは、葉の形で何とか区別がつくし、
種には翼がつくから区別できる。

でも一見してもいまだに、解からない~。

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ムカゴ

2008-08-15 04:45:51 | 野の花日記
ムカゴ
(零余子)
ヤマノイモ(ジネンジョ)の珠芽。
地中には、
食用の多肉根のヤマノイモ(ジネンジョ)になる。
ムカゴも、
茹でて塩をかけて食べたり、ムカゴ飯にしたりする。

東京でも、
自然に生えて垣根などに巻きつき、
実をならせていたりするのをよく見る。

「俳句歳時記」秋
ムカゴ(零余子)

  零余子落つ土の香露にひえにけり   西島麦南

  そは零余子など教えゆくすこし濡れ  下村槐太

  掌中の零余子は霧にかえしたし    北原志満子

  


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ベニバナボロギク

2008-08-14 06:11:17 | 野の花日記
ベニバナボロギク
(キク科・ベニバナボロギク属)
アフリカ原産の一年草だそうだ。

ダンドボロギクの赤色の花かと思ったが・・?

埼玉の里山でよく見かけた。

東京では、始めて見つけた。

写真を撮って置いてよかった。

次の日に行ってみたら、
もう抜かれていたから~。

可愛いので、園芸品でよく似た花が出回っている。
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クコの花

2008-08-13 06:40:31 | 野の花日記
クコの花
枸杞
(ナス科)
川の土手や、荒地に自生する。

夏に紫色の小さな花を咲かす。

果実は、楕円形の真っ赤な実が秋になり、
食べられる。

ただし・・
美味しくはない♪が身体にはよいそうです。
よく
乾燥した実を売っていたりします。
中華料理のお粥に入っていたりする。

「俳句歳時記」秋
 枸杞(くこ)
枸杞の芽・枸杞摘む・枸杞飯・枸杞茶
  (秋)枸杞の実
 
  枸杞摘むや雲噴きあがる海の方  本宮鉄太郎

  枸杞にかも雨降る眸覚めざるは  千代田葛彦

  枸杞の芽の水に近きは夥し    飛島田謙無公
  
 



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イヌキクイモ

2008-08-12 04:36:14 | 野の花日記
イヌキクイモ
(キク科・ヒマワリ属)

ずっと、これがキクイモの花だと思っていたが、
イヌキクイモだと思う。

北アメリカ原産の多年草。
キクイモにそっくりだが、
根が大きな芋にならない。

キクイモは、芋になって食用にされる。

芋が役に立たないので♪犬菊芋と呼ばれる。
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