れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ショカッサイ(オオアラセイトウ)

2011-03-11 06:05:53 | 野の花日記
ショカッサイ(オオアラセイトウ)
<アブラナ科・オオアラセイトウ属>

または、ムラサキハナナ・ハナダイコン

野原や荒れ地に咲く。

茎は直立し、
茎葉は茎を巻く。

薄紫、またはたまに白色の十字状の花を咲かせる。

「俳句歳時記」春
諸葛菜(しょかっさい)
<むらさきはなな・おほあらせいとう>

 諸葛菜酔ふかきとき散りにけり  八木林之助

 だんだんに淋しくなりぬ諸葛菜  山田みづえ

 明日旅の家事はげみをり諸葛菜  宇井美恵

 子を為さず古りし妻の座諸葛菜  岩田元子 


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桃の蕾

2011-03-10 08:43:04 | 野の花日記
桃(もも)

公園の桃の木は、
だいぶ伐採されて、
見る影もない。

やっと膨らんできた桃の蕾を見つけた。

「俳句歳時記」春
桃(もも)の花
<白桃(しらもも)緋桃(ひもも)源平桃・桃畑・桃林(とうりん)・桃園(とうえん)桃見・桃の村>

 野に出れば人みなやさし桃の花  高野素十

 わが持たぬ曲線ばかり桃の花   加藤楸邨

 桃明かりこの母の末みと々”けぬ 山田みづえ

 桃咲いて近づくものに忌のひとつ 鷲谷七菜子
  

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水道タンク

2011-03-09 05:58:26 | Weblog
水道タンク

なんか・・
眺めていて気持ち良かった♪

花の画像が無いので・
今日は水道タンクだ。
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マンサク(満作)

2011-03-08 05:51:08 | 野の花日記
マンサク(満作)
<マンサク科・マンサク属>

早春、
山では一番早く花を咲かせて春の訪れを告げる木である。

落葉小低木。
葉に先だって黄色い線形の花が咲く。
葯は、暗赤色。


「俳句歳時記」春
金縷梅(まんさく)

  まんさくに水激しくて村静か     飯田龍太

  まんさくや峡人はまだ外に出でず   森 澄雄

  まんさくの咲いてそれよりこゑゆるび 岸田 雅魚



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ネコヤナギ

2011-03-07 05:47:01 | 野の花日記
ネコヤナギ
<ヤナギ科・ヤナギ属>
これは、フリソデヤナギかも?
別名アカメヤナギ

枝は冬、日の当たる方が赤くなる。
葉より早く長さ5センチほどの大きな尾状花序をつける。

苞は白い綿毛に覆われている。


「俳句歳時記」春
猫柳(ねこやなぎ)
<えのころ柳・川柳>
  
 猫柳着地の下手な雀です   谷 今日子

 晩年や思うところに猫柳   手代木唖々子

 猫柳道また橋となるところ  鷹羽 狩行

 せせらぎの言葉あつめて猫柳  黛 執
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ジンチョウゲ

2011-03-06 07:47:46 | 野の花日記
ジンチョウゲ(沈丁花)
<ジンチョウゲ科・ジンチョウゲ属>

今年も枝先に香りのよい球状の花をつけた。
雌雄異株の常緑低木。

まれに
実をつけるものがあると言うが、
私はまだ見たことが無いので、
見てみたいものだと思った。

和名の沈丁花は花の香りのジンコウ(沈香)と
チョウジ(丁字)のたとえにたとえたものだ。


「俳句歳時記」春
沈丁花
<沈丁(じんちょう)・瑞香(ずいこう)>

 沈丁花どこかでゆるむ夜の時間 能村登四郎

 沈丁花夜の筋肉濡れている   堀之内長一

 沈丁や瞳つめたき夜の鏡    鷲谷七菜子

 沈丁花重たい靴を脱ぎ散らす  高桑婦美子

 
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アセビ(馬酔木)

2011-03-05 07:09:06 | 野の花日記
アセビ(馬酔木)
<ツツジ科・アセビ属>

やや乾燥した山地に群生することが多い。
園芸品種も多く出ている。

馬がこの葉を食べると酔っぱらったようになる。
ちなみに、奈良公園にはよく植えられているが、
これは有毒であることを知っている鹿は食べないそうだ。


「俳句歳時記」春
馬酔木(あせび)
<あしび・花馬酔木>

 馬酔木咲く丘は野となり丘となる  山口 波津女

 馬酔木咲くかがむは放浪の初め   伊藤 淳子

 馬酔木咲く向こうで欠伸夢の僧   金子 兜太

 花馬酔木雲ゆっくりと笑う馬    岩間 愛子

 
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キクザキイチゲ(キクザキイチリンソウ)

2011-03-04 07:21:56 | 野の花日記
キクザキイチゲ
(キクザキイチリンソウ)
<キンポゲ科・イチリンソウ属>

山地の林の中にはえる10~20センチの多年草。

小葉は羽状に深く裂ける。
茎葉は三枚輪生し、三出複葉。

早春、淡紫色または白色の花をひとつつける。

森林公園にて、
一輪のみ咲いていた。





まだ、小さかったが
ほんの少しセツブンソウも咲いていた。






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サンシュユ

2011-03-03 07:51:06 | 野の花日記
サンシュユ(山茱萸)
<ミズキ科・ミズキ属>
別名
(ハルコガネバナ・アキサンゴ)

葉に先だって枝一面に散形花序をつけ、
黄色の小さな花を密に咲かせる。

秋になる赤い実が美しく可憐だ。

「俳句歳時記」春
山茱萸(さんしゅゆ)

 さんしゅゆの花晩年の野の光   平原 玉子

 山茱萸の花のこぞりて黄を凝らす 塩川雄三

 山茱萸や山国のものみな素顔   黒川憲三

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蕗の薹(ふきのとう)

2011-03-02 05:25:06 | 野の花日記
蕗の薹(ふきのとう)
<キク科フキ属>
やっと、見つけた東京の蕗の薹。

本当は、
野で見つけたかったのだが。

まだ山々に雪が残っているような春先、
新葉が出る前に、
薄緑色をした葉に幾重にも包まれながら
顔を出すのが蕗の薹。

雌雄異株なのだが、
私にはまだ見分けがつかない。

<俳句歳時記>春
蕗の薹
<蕗の芽・蕗のしゅうとめ>

 見て過ぎし蕗の薹へと後戻り  古屋秀雄

 塵取りに入れて戻りぬ蕗の薹  鈴鹿野風呂

 魚干して人やわらかし蕗の薹  安井昌子
コメント (2)
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