れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ハンゲショウ

2011-06-20 05:22:33 | 野の花日記

ハンゲショウ(カタシログサ)
<ハンゲショウ科・ハンゲショウ属>

水辺を好んで白い根をのばして群生する多年草。

葉は、卵心形で、花の頃に上部の葉が白くなる。

和名は半夏生(7月初旬)の頃白い葉をつけることから
または半化粧の意味とも。

別名の片白草(かたしろそう)も同様の意味。

花穂は上部の葉のつけねからでて、
花弁の無い小さな白い花を穂状に多数つける。

<俳句歳時記>夏
半夏生草(はんげしょうそう)
<片白草(かたしろくさ)三白草(みつじろそう)>

  諸草に伸び立つ花穂の半夏生  石川 風女

  半夏生など挿し心にくかりし    井尾 望東

  半夏生草のはみ出す縁の下    若井 新一

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アカバナ

2011-06-19 04:20:20 | 野の花日記

アカバナ
<アカバナ科・アカバナ属>

山麓や野原の湿原にはえる・と、私の植物辞典にはあるけれど・
この頃、都会の空き地によく見つける。

我が家の
プランターにも(いつだったか?どこかで1本頂いてきて植えたものだ)
うんざり(笑)するほど生えるので、
時々、抜いているくらいだ。

茎は円錐形で高さは30~70センチになる。

葉は対生して茎を抱く。

茎の上部に小さな紅紫色の花を咲かせる多年草。
果は細長くて3~8センチ

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キキョウソウ

2011-06-18 03:57:32 | 野の花日記

キキョウソウ
<キキョウ科・キキョウソウ属>
北アメリカ原産の帰化植物。

日当たりのいい草地にはえる一年草。

我が家では、毎年どこからか生えて来る。
数年前、
埼玉の河原で1本頂いて帰って植えたものだ。

花は小さくキキョウの色だけれど、
桔梗の花とはだいぶ違うとおもうのだけれど。

この頃は東京の空き地にも咲いているのを見かける。
見た目は可憐だけれど、生命力の強い花

別名はダンダンギキョウ

 

 

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ネジバナ(モジズリ)

2011-06-17 05:41:30 | 野の花日記

ネジバナ(モジズリ)
<ラン科・ネジバナ属>


日当たりのよい芝地や田の畦にはえる多年草。

地中には白色の紡錘根がある。

葉は広線形で数枚つき葉のあいだから桃紅色の小花を咲かす。

花茎は淡緑色で上部がねじれる。
花は横向き、鐘形。

和名は捩花(ねじばな)でねじれた花序からつけられた。

<俳句歳時記>夏
捩花(ねじばな)
<ねじればな・文字摺草(もじずりそう)・もじずり・もじばな>

 ねじ花の疲れし花芯ゆっくり戻せ     武井美幸枝

 みえていて見えないあの世ねじり花   上野丑之助

 ねじばなの紅のひとすじあねいもうと  酒井 弘司
  
 捩り花地蔵無言の石並ぶ         河野 南畦

 捩花のもののはづみのねじれかな   宮津 昭彦

 

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桑の実

2011-06-16 07:56:42 | 野の花日記

桑の実
ヤマグワ
<クワ科・クワ属>
山地に多く自生し、
かつては養蚕用に畑に植えられていたのが放置されていたりする落葉高木。

樹皮は灰褐色で縦に不規則な筋がある。

葉は互生し長さ7~20センチの卵形または広卵形で、
先は短く鋭くとがり、基部は円形または浅い心形。
質は薄く、ふちに不揃いの鋸歯がある。

花は4月ごろ咲く。

集合果は長さ5~14センチの楕円形で赤から黒く熟し食べられる。

<俳句歳時記>夏
(桑苺・夏桑)

 桑の実や擦り傷たえぬ膝小僧    上田五千石

 桑の実や窓よりじかに老婆出づ   武田 伸一

 桑の実や経し世は常に炎なす     落合 水尾

 桑の実食べて村掃いて子等登校す 加藤 知世子
 

 

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フエイジヨワ

2011-06-15 07:04:42 | 野の花日記

フエイジヨワ
<フエイジョワ属>
別名パイナップルグャバ

日本には昭和初期にアメリカから渡来した常緑小低木。

葉は卵状楕円形で革質で
表面に光沢があり裏面には綿毛が密生して、銀白色。

7~8月、
直径4センチほどの花が咲く。
花弁は厚く、外側は白い綿毛に覆われて内側は紫紅色。
雄蕊は赤色。

果実は見たことが無いのだが、
卵状楕円形で灰緑色で果肉jはパイナップルのような香りがするそうだ。

生食やジャムなどにするそうです。



 

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ミズキの実

2011-06-14 05:00:17 | 野の花日記

ミズキ(水木)の実
<ミズキ科・ミズキ属>

別名クルマミズキ
山地にふつうに生える落葉高木。

枝を扇状に伸ばして、階段状の独特の樹形になる。

樹皮は汚灰色。

若枝は無毛でまるく冬は赤みを帯びる。

葉は枝先に集まって互生し、広卵形または広楕円形。
先端は短くとがり基部はくさび形。
裏面は毛が密生して、白っぽい。

5、6月、枝先から白い花を密につける。

和名は樹液が多く
特に春先に枝を折ると水のような樹液が滴ることによる。

10月~11月に黒く実が熟す。

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ニワトコの実

2011-06-13 06:40:27 | 野の花日記

ニワトコの実
<スイカズラ科・ニワトコ属>

ついせんだってまで、
花が咲いていたと思ったら、
もう、赤い実がなっていた。

↓ニワトコの花

 

 

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タイサンボクの花

2011-06-12 06:44:52 | 野の花日記

タイサンボクの花
(泰山木・大山木)
<モクレン科・モクレン属>

葉はつやのある長楕円形で、裏側がさび色の毛がある常緑高木。

5月~6月、
直径12~15センチの芳香のある大きな白い花を咲かせる。

花弁は6個、または9~12個あるものもある。

萼片は3個で花弁状。
花糸は紫色。

<俳句歳時記>夏
泰山木の花
(たいさんぼくのはな)

   泰山木一花を朝の日に捧ぐ    岸風 三楼

   泰山木家出るたびの遠目ぐせ   野沢 節子

   まだ珠の泰山木の白蕾       八木林之助
   
   あけぼのや泰山木は蝋の花    上田五千石

 

 

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キョウカノコ

2011-06-11 05:54:15 | 野の花日記

キョウカノコ(京鹿子)
<バラ科・シモツケソウ属>

ピンクの粉をふいたような花が、愛らしい。

日本原産であるらしい。

花はシモツケソウに似ている。
葉は互生、掌状に深く裂ける。

夏に多数の五弁の紅色の小花を密集して多数つける。

同じ名のお菓子がある。

 

 

 

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