ハンゲショウ(カタシログサ)
<ハンゲショウ科・ハンゲショウ属>
水辺を好んで白い根をのばして群生する多年草。
葉は、卵心形で、花の頃に上部の葉が白くなる。
和名は半夏生(7月初旬)の頃白い葉をつけることから
または半化粧の意味とも。
別名の片白草(かたしろそう)も同様の意味。
花穂は上部の葉のつけねからでて、
花弁の無い小さな白い花を穂状に多数つける。
<俳句歳時記>夏
半夏生草(はんげしょうそう)
<片白草(かたしろくさ)三白草(みつじろそう)>
諸草に伸び立つ花穂の半夏生 石川 風女
半夏生など挿し心にくかりし 井尾 望東
半夏生草のはみ出す縁の下 若井 新一