ハルシャギク(ジャノメソウ)
<キク科>
春から初夏にかけて咲く。
一年草だが、こぼれ種で、我が家には毎年咲いている。
数年前、
河原に咲いていたのを一本頂いてきたのが、
毎年、咲くようになった。
私には蛇の目草の名前が親しい。
真中が濃い赤で、周りの黄色いのが蛇の目模様なので、
ジャノメソウが一般的な通り名だと思っている。
去年は
全体がもっと赤い種が咲いたが、
今年は出てこなかった。
今年も我が家のプランターのあちこちで元気に咲いてくれている。
ハルシャギク(ジャノメソウ)
<キク科>
春から初夏にかけて咲く。
一年草だが、こぼれ種で、我が家には毎年咲いている。
数年前、
河原に咲いていたのを一本頂いてきたのが、
毎年、咲くようになった。
私には蛇の目草の名前が親しい。
真中が濃い赤で、周りの黄色いのが蛇の目模様なので、
ジャノメソウが一般的な通り名だと思っている。
去年は
全体がもっと赤い種が咲いたが、
今年は出てこなかった。
今年も我が家のプランターのあちこちで元気に咲いてくれている。
ボダイジュ(菩提樹)の花
<シナノキ科・シナノキ属>
寺院の境内などによく植えられている落葉高木。
樹皮は帯紫褐色で浅く裂ける。
葉は互生し、ゆがんだ三角状広卵形で、
裏面には灰白色の細かい毛が密生する。
6月頃、
葉脈から散房状の集散花序を下向きに出し、
淡黄色の香りのよい花を咲かせる。
花序の柄には、へら形の葉状の苞が1個ある。
果実は球形で淡灰褐色の球形の小さな実がなる。
<俳句歳時記>秋
菩提子(ぼだいし)
(菩提の実・菩提樹の実)
菩提子のこぼるるを踏み僧出仕 大畑良子
掌移しに菩提子の羽折れたるを 下村瑰太
菩提子をひらりとむしる寺男 赤尾兜子
オモトの花
<スズラン科(ユリ科)・オモト属>
ユリ科の常緑多年草。
葉は長く厚くて革質。
晩春に、葉の間から長さ10センチほどの太い花茎をだす。
小さい淡黄色の花を密に円錐状に密生させる。
秋に球形の液果が赤く熟す。
ニワゼキショウ
<アヤメ科・ニワゼキショウ属>
日当たりのよい道ばた、芝生のなかなどに生える多年草。
茎には扁平な二本の狭い翼があり、
葉は、剣状。
茎の上部のへら形の苞から細い花柄を散形状に咲かす。
一日花で次から次に花を咲かせる。
我が家の植木鉢に生えたニワゼキショウ。
クサノオウ
<ケシ科・クサノオウ属>
山地や道端、草地などにはえる越年草。
和名は、丹毒を治す効力があるので、
瘡の王と呼ぶ説がある。
全体が柔らかく傷つけると黄色の汁がでる。
葉は互生し、1~2個羽状に深く切れ込みがある。
枝先に黄色い4弁花を数個つける。
ユスラウメ(桜桃)
<バラ科・サクラ属>
中国から古い時代に渡来。
よく枝分かれする落葉低木。
樹皮は暗褐色で不規則にはがれる。
葉は蜜に互生し倒卵形でふちに細かい鋸葉がある。
4月初旬に葉と同時または早くに、白色または淡紅色の花が枝に多数咲く。
果実は直径1センチのほぼ球形で、6月頃に赤く熟し食べられる。
<俳句歳時記>夏
山桜桃の実(ゆすらの実)
<山桜桃(ゆすらうめ)・英桃(ゆすらうめ)>
つゞきたる雨の間に熟れゆすらうめ 五十嵐 播水
受話器手に何でも脚色ゆすらうめ 近藤三枝子
ゆすらうめ落書きをする女の子 南 絵梨花
ゆすらうめ少年投手泣きながら 国 しげ彦
コウゾの花
<クワ科・コウゾ属>
人家に近い山野に自生する落葉高木。
和紙専用の品種が栽培されている。
若枝は褐色で長く伸び細い。
樹皮は非常に強い。
葉は互生して卵形または卵円形で先はとがり、基部はまるくて浅い心形。
質は薄くてざらついている。
4~5月、葉と同時に開花する。
球形で上部の葉脈に糸状の花柱がまわりに伸びている。
6月頃、赤く熟し、甘みがあるイチゴの形。
樹皮の繊維から和紙をつくる。
強い紙を作る野に適している。