ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
<タデ科イヌタデ属>
近頃は、急速に分布を広げてきた帰化植物。
市街地や家の庭先、石垣などに生える多年草。
葉のV字形の班が特徴。
地を這い、枝分かれしながらマット状に広がる。
花は茎の先にギュッと固まった花序を1~3個つける。
花序の長さは0,8~1,2センチで、
白~淡紅紫色で球状になる。
葉は小さな楕円形で、
中央には暗緑色~暗紫色の逆V字形の模様が入っているのが目立つが、
無い場合もあります。
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
<タデ科イヌタデ属>
近頃は、急速に分布を広げてきた帰化植物。
市街地や家の庭先、石垣などに生える多年草。
葉のV字形の班が特徴。
地を這い、枝分かれしながらマット状に広がる。
花は茎の先にギュッと固まった花序を1~3個つける。
花序の長さは0,8~1,2センチで、
白~淡紅紫色で球状になる。
葉は小さな楕円形で、
中央には暗緑色~暗紫色の逆V字形の模様が入っているのが目立つが、
無い場合もあります。
アオキ(青木)の実
<ミズキ科アオキ属>
山地の林下に普通に生えるが、
庭木としてもよく植えられる常緑低木。
若枝は緑色で、
葉は対生し、長さ8~10センチの長楕円形。
先は尖り、基部は広いくさび形で、
ふちに粗い鋸歯がある。
質は厚く表面は光沢がある。
押し葉にすると、黒くなる。
葉の汁は解熱効果がある。
雌雄異株で、これは雄花。
雄花序は7~15センチと大きく、
雄花には雄しべが4個あり、雌しべは退化している。
果実は長さ1,5~2センチの楕円形で、
秋に赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。
イモカタバミ(芋酢漿草)とムラサキカタバミ(紫酢漿草)
イモカタバミ(芋酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
こんな花のない時期に、日差しさえあれば、
たくさん蕾をつけて咲いてくれている。
根の上部に、芋状の塊茎を多数つけるので、
イモカタバミと名づけられた。
道端や公園の草地で増えている。
花は直径1,5センチほどで紅紫色で、中心部ほど濃く、濃紅紫色になる。
花には濃紅色の線が目立つ。
雄しべは10個あり、5個が長く5個が短い。
雄しべ先端の葯は黄色。
日が当たらなかったり、寒いと開かない。
ムラサキカタバミ(紫酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
イモカタバミとの違いは、中心部が濃い紅紫色にはならず、
葯が白色なので区別がつく。
こんな時期でも、けなげに咲いているが・
温暖化の影響もあります。
タイワンツバキ(台湾椿)
<ツバキ科タイワンツバキ属>
この時期に花を見つけるのは結構大変だ。
初めて出会ったとき、変わった椿と思った。
でも、葉はどちらかと言えば、シャクナゲのような革質で、
調べてみたらタイワンツバキと知ることができた。
常緑低高木。
葉は互生し、長さ6~14センチ、幅2,5~4センチの長楕円形。
質が厚く、革質で表面に光沢がある。
花は葉に密生し
径7~10センチの白色で5~6花弁で、
多数の黄色い雄しべが目立つ。
果実は蒴果で、種子は平たく、一方の側に翼があります。
お散歩途中のグリーンベルトで出会いました。
ナギナタコウジュ(薙刀香薷)
<シソ科ナギナタコウジュ属>
日当たりのよい山地に自生する。
久しぶりに大泉学園の用事が終わって、牧野庭園に寄る。
ここから、石神井公園まで歩いた。
この時期、花はないだろうと思ったら、三宝寺池の裏山に
ナギナタコウジュが咲いていた。
ラッキー♪
今年は花後に出会ったので、もう出会えないかと思っていたし、
こんな時期にまだ咲いていてくれたなんて本当に嬉しい事でした。
茎は四角でシソ科特有。香りが強い1年草で、
乾燥しても香るので、私のお気に入りの花の一つです。
直立して30~60センチ、全体に毛が少しある。
葉は対生で長い柄があり、長卵形で先は尖り縁にはあらい鋸歯がある。
花は、茎の先に太い花穂をつけ、
淡紫色の約4ミリの唇花を片側だけに密につける。
この花の様子が、薙刀(なぎなた)のように片面だけに咲く事から、
ナギナタコウジュ。
香薷(こうじゅ)は茎葉を乾燥させた生薬の事。
他にフトボナギナタコウジュと言うのがあるらしい。
直立せず斜め上に伸びるようです。
クチナシ(梔子)の実
<アカネ科クチナシ属>
常緑低木。
今は果実になって長さ約2センチの楕円形で、
5個~7個の細い萼片が残る。
赤黄色に熟す。
中に小さな種子が多数ある。
用途は庭木や公園樹、花材や薬用。
熟した実はクロシンと呼ばれる色素を含み、
染料や薬用、食品の着色剤に使用される。
お正月の栗きんとんの色付けに使います。
芳香のある白い花が咲く。
たぶん、これはオオヤエクチナシの花。
ムクロジ(無患子)の実
<ムクロジ科ムクロジ属>
山地に生える落葉高木。
↓は10月に撮ったものです。
葉は偶数羽状複葉で互生する。
小葉は4~6対あり、
長さ7~15センチの広披針形で革質。
6月頃、
枝先に大形の円錐花序をだし、
淡緑色で直径4~5ミリの花を多数開く。
雌雄異株。
昨日のムクロジの実。
果実は羽根つきの球にする。
飴色になって、中の黒い種子が見える頃が一番好きです。
オリーブ(橄欖 )の実
<モクセイ科オリーブ属>
地中海沿岸で古くから栽培されている。
この頃はよく新築の家の庭に植えてあったりする。
常緑小高木。
樹皮は灰緑色。
葉は対生し、長さ2,5~6センチの披針形。
厚い革質でかたい。
5~7月、葉腋から総状の円錐花序を出して、
芳香のある帯黄白色の小さな花をつける。
花冠は直径6~7ミリで4深裂する。
果実は長さ1、2~4センチの楕円形で、
緑色から黄色に変わり、黒褐色に熟す。
この細長い葉の中にハート形の葉がたまに混ざることがあり、
そのハート形を見つけると、幸せになるとか♪
私は、何回か見つけたことがありますが、画像に撮ってないので
是非、探してみてくださいね。(#^.^#)
シナヒイラギ(支那柊)の実
<モチノキ科ヒイラギ属>
常緑低木。チャイニーズ・ホーリーとも呼ばれる。
葉は互生し、長さ4~8センチの長方形でかたい革質。
上下左右に鋭い刺がある。
葉が楕円形~狭卵形のものもある。
春、葉腋に黄緑色の小さな花が咲く。
雌雄異株。
果実は直径約1ミリで赤く熟す。