ニュートラルを作る

NO76(ベンサム)
「人間は、他人に幸福を与える度合いに応じて自分の幸福を増大させる。」

教育の目的は「子どもを幸福生活に入らしめること」である。
指導者の目的は「うまくなりたいと思っているチームの子どもたちをすべて伸ばしていくこと」である。それができたときの喜びは本人以上である。だから指導者として努力することは面白い。

さて、思い立ったらすぐ行動の私です。なんとなくこれは使えそうだと思えば、まずはやらせてみることを先にします。その上でまた検証し、さらに練習に応用していく。「古武術」の応用もさっそく今日からやってみました。

「レシーブ」と「セッターの動き」の二つに的をしぼって指導。キーワードは「体をうねらない」「ニュートラルを作る」ということと、「重心を体の4点に分散させる」ということでした。

 結果、子どもによって指導が入るかは入らないかが大きく分かれました。『先生が何か新しいことを教え始めた』と敏感に察知する子は飲み込みが早い。すでに何かを感じてくれたようです。

 セッターの3人には特別に「古武術のDVD」を見せて説明しました。そして甲野先生の身のこなしの早さに、目をキラッと光らせたのが女子正セッター。一瞬に何かを感じてくれたようで、直後のトス練習でも私の要求する身のこなしを、私と同じ考え方でやろうとしてくれました。

 さらに練習中に、スパイクにも応用できるのではないかという案が浮かびました。これまた次回の練習で使おうと思います。

 初動不可理論に加えて古武術理論。非常に面白い成果が見られるかもしれません。乞うご期待!!!
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なんで指導者をしているの?

NO75(ルソー)
「学ぶ楽しさこそ、わたしの幸福の大部分を占めていた。」

古武術をかじって以来、私というバレーもやったことのない素人が、どうしてここまで監督業にのめりこんだのかという原点をも見つめ直させられました。
NO75ルソーの言葉にあるように、学ぶ楽しさの虜になったんです。「子どもたちをいかに伸ばすか?」という難問に直面し、さらに江東・江戸川地域の小学生バレーの高いレベルに接し、学ばずにはいられない衝動が私を突き動かしてきた。そうだったんだなぁと感じました。
そう思うと、私に様々な課題を与えてくれている辰巳っ子たちは、本当にありがたい存在なんだと感じられます。
また明日もチームを前進させよう!
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