泣いて馬稷を斬る

NO63(三国志より)
「泣いて馬稷を斬る」

三国志の英雄、蜀の元帥であった諸葛孔明は、懐刀として育成してきた馬稷が、孔明の命令を守らずに、独自の判断で行動し、魏との戦いの取り返しのつかない大敗を招いたことを責め、泣きながら死罪にした。このことで蜀軍の統率を引き締めていったことは、あまりにも有名な話です。

前日の三屋さんの詩にもあるように、バレーボールというスポーツは一人でやっているスポーツではありません。

「いっしょのリズム いっしょの呼吸 いっしょの波長」

これがバレーボールチームの目指す姿です。
これが分からないようならばチームにいてもらっては困る。
個人スポーツでもやればいい。他に趣味を見つければいい。
5年生のチームに変わって以来、私はよ~くこの言葉を口にします。

私自身の専門である卓球を指導すれば、全国レベルの選手くらい育てる自信はあるのですが、それをせずにバレーボール指導をし続けているのも、「チームの仲間のことを考えられる子ども」「チームのみんなでひとつの目標に向かって努力できる子ども」を育てたいからです。

新入部員が増えてきた今だからこそ書いておきました。
もし部内に、今日の書き込みを「理解できない方」がいましたら、バレーをやればやるほどチーム内で浮いてしまいますので、遠慮はいりませんから、すっきりと子どもを退部させてください。
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