この姿勢を待っていたのだ!

NO62(三屋裕子・1983年第3回アジア選手権決勝・中国戦)
「まっ白な世界だった ボールだけ追っていた 何も考えていなかった
 みんなが同じ呼吸をしている だれがどこにいるか 見なくてもわかる

 いっしょのリズム いっしょの呼吸 いっしょの波長

 6人のハーモニー 無心の状態 雑念はなにもなかった
 プレーしていて楽しかったもん」


昨日は運動会があったので練習は中止。今日は自主練習をしました。
人数が少ない自主練習は、参加した子にとって実はもっとも有意義な練習ができる日なのです。来ない子はたちまち差がつけられていくのですが、競争が激しい辰巳ジャンプ内では“誰よりもやる気のある子”だけが安定したレギュラーポジションを取れる状況です。

今日はセッターにトスを上げる高さ、軌道、速さなどを黒板で指導しましたが、この説明をしている時に、呼んでもいないのに女子キャプテンもいっしょについてきて、二人で話を聞いていました。そして、私の話が終ると「そうか!」声をあげていました。

実はこういう姿勢を期待して待ち望んでいたのです。
どん欲な姿勢が身についていけば、歴代最高のキャプテンにもなれるかもしれない。さらなる成長が楽しみになってきました。
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