ここのところ週末の東横線を賑わせてきた東急8000系「伊豆のなつ」ですが、ついに今日24日、フィナーレを迎えました。今朝は雨模様で、撮りに行くか迷ったのですが (既に相当枚数がたまりましたので ^^;)、割と明るい空だったため、雨はじきに止むだろうと判断していざ東横線へ。幸いにして「伊豆のなつ」運行中は降られることもなく、特製ステッカーつきの最後の勇姿を記録することが出来ました!(^^) 最終日は初日と同様「T-7」という編成番号がついておらず、つくづく東急の芸の細かさに感心するばかり……。
そして昼食時を挟んで、ついに最後の元中往復となる2往復目……急行サボがつくので絶対決めなければと思いつつファインダーをのぞいていると、見慣れないもう1枚のステッカーが貫通扉の窓についていました。何と「さよなら8007F」と記された惜別ステッカー!! 思わぬ演出に、緊張は一気に最高潮に達してしまいました (爆)。手ぶれ補正で辛うじて救われましたが……。これだけいろいろな演出を加えられて花道を駆け抜けた8007Fは、実に幸運な電車だったということになります! そして、ものすごい撮り鉄の数に圧倒されながらも (最初の週末に比べると、今日は年齢層が全然高かった……)、まさに来た甲斐があったというものです!
最後は学芸大学で待ち構え (ホーム先端は狭いところに人多すぎ! 私は恐ろしくて、少し離れた位置から超望遠撮影してました)、日吉までしばし乗車しました。もう営業運転するのは最後の最後ということで、力行するモーター音がひときわ切なく聞こえたのは気のせいでしょうか……日吉で下車するとき、心の中で「長年ご苦労さまでした。そして、かつて東横線沿線に住んでいた私にとって、最高に燃え上がる夏の思い出をどうもありがとう」と念じたのでした。