東横線の熱い7月はもう終わってしまいましたが (いや、まだ8039Fがある! ^^)、東急8000系改め伊豆急8000系の活躍はいよいよこれからが本番。まだ編成数が少ないため、朝夕中心の非常に限定的な運用にしか入っていませんが、ハワイアンブルーの帯を輝かせながら初めての夏の伊豆を快走中です! 私は当初「昼間の運用が5650M~5651Mしかないのでは撮影効率が悪過ぎるので、第二陣が入線してもっと一般的に見られるようになってから行ってみようか」と思っていたのですが、東横線を行く「伊豆のなつ」に触発されたのに加え、入れ替わりで消えて行く200系 (元115系) や、来春の全廃を控えていつ昼間の伊東行運用がなくなるか予想できない湘南色113系を忘れないうちに押さえておくのを兼ねて、最近JR伊東線まで2往復してきました (伊豆急線内での撮影はまだ ^^;)。
↑は伊豆多賀にて。鬱蒼とした緑、そして暑さと蝉時雨の中、銀色とブルーの帯の8000系は一服の涼を感じさせますね (^^)。実はこのときは撮影に集中し過ぎてドッと汗をかいているのですが (笑)。
しかしここは、「スーパービュー踊り子」や普通の「踊り子」が次から次へと姿を現すJR伊東線。やはり8000系が来るとまだ一瞬「??」という気分になるのは否めません (^^;)。乗り降りに使えるのもパスネットではなくSuicaですし (笑)。
そして2回目の訪問の際には、伊東から熱海まで5650Mに乗ってみました (そして伊豆多賀での停車時間と熱海を発車するシーン↑を撮影 ^^;)。西武レッドアロー譲りのボックスシートはそれなりに座り心地上々ですが、景色を見やすい席が非常に限られるのが難点でしょうか。いっぽう山側のロングシートに座ると、手前のボックス席の客越しということになりますけど、割と海側の景色を見やすいような気がします (リゾート21とは比較になりませんが ^^;)。
総じて、客が少なければそれなりに快適で、しかも山ありカーブありトンネルありの路線で存分に8000系のモーター音を堪能できますので、趣味的には悪くないという印象です。特急でもないのに、電動車にトイレが設置されているというのもなかなか新鮮な体験ですし……(^^;)。しかし、115系改め200系ほどの座席定員を確保しているようにはとても見えませんので、この点はややムリがあるかもな~と思いました (逆に、座ることが出来さえすれば、シートピッチが狭い115系よりも格段に快適ですが)。それでも、一番混むのは伊東線内で、伊豆急線内はこの電車でも十分間に合うという判断が恐らくあるのでしょう。そういう現状 (特に、平日の伊豆高原以南は寥々たる乗車率です……) こそ、まさに伊豆急を取り巻く難しさなのかも知れません……。それでも、少なくとも私は、100系時代に撮りに来なかったことへの反省も込めて、これから8000系@伊豆急を定期的に訪れることにします! (この限定運用だけでも十分にハマりましたので……^^)