
今や全国的に見ても極めて貴重な現役の半鋼製釣掛式電車のひとつである相鉄2000系 (モニ2000)。普段はかしわ台にて入換に従事していますが、毎月1回 (運休になることもあります) 架線検測車として相鉄全線を走破します。今や10両編成 (一部8両) の大型車ばかりになった路線に、17m釣掛車が忽然と姿を現し、前パンを振りかざしながら轟然と力走して行くのですから、その迫力とレア度は満点です (^^)。

しかし、以前にもご紹介した通り、既に2000系検測車の後継となる、7000系を種車とした新検測車が東急車輌から出場しています。その時点では、最早2000系の命脈は絶たれた……と思ったのですが、何とも運命は気まぐれなもので (?)、依然として2000系は猛然と釣掛サウンドを奏でつつ月に一回のお勤めをこなしているようです (^^)。とは言え、7000系新検測車は機器の整備・調整さえ済めばいつでも運用を開始すると思われますので、2000系がいつひっそりと消えて行くのか、まさに予断を許さないところです……。
なお、下の画像は手前に草が繁茂して余り良いスポットとは言えませんが、厚木線 (貨物線) はちょうどこの位置で小田急を跨ぎますので、敢えてトライしてみた一枚です。すると……小田急顔の5200形がナイス同調! 5200形もこの先あと数年 (?) だけに、思い出深いシーンとなりました……。(^_^)