秩父鉄道は、山あり川あり田んぼありの長閑な沿線風景の中を元国鉄101・165系や都営三田線6000系、そして鉱石・セメント貨物列車が往来しているという、乗っても撮っても満足度が非常に高い路線でして、昨年12月にも当ブログでご紹介しました。現在の旅客車が80年代後半から90年代にかけて入線した結果、秩父オリジナル車や元小田急1800系が壊滅してしまったのはかえすがえすも残念なことでしたが (T_T)、今こうして昭和30~50年代の国鉄スターたちが元気に走っているのを目にしますと、やっぱり「あ~良いなぁ」と思ってしまいます (^^;)。
特に、165系改め3000系は正面こそ改造されてしまいましたが、基本的に165系時代の雰囲気を保ったまま急行用として大事に使われており、以前乗ってみた際の走りっぷりは単線区間をゆく国鉄急行の味わいそのもの! (^^) 手の込んだ改造を経ているだけに、当分のまま安泰だろうと思っていたのでした……。
しかし、やはり車齢の古さは如何ともしがたいのでしょうか、先月下旬西武101系が広瀬川原に回送され、3000系の置換用として大改造が始まったようです。そこで「これはまずい」と思いまして、久しぶりに山奥の終点・三峰口まで足を延ばし、3000系が留置線で昼寝をしているシーンをデジタルで記録して参りました。このシーンは数年前にポジフィルムで撮ったことがあるのですけど、改めてデジタル撮りしながら、引退目前となった165系残党をしみじみと眺めようか……と思ったわけです。
個人的な次の課題は、朝晩中心の運行のためまだ撮っていない3000系走行シーンをきちんと記録することです (^^;)。