地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

青い箱根登山・モハ108

2005-10-28 14:27:00 | 地方民鉄 (東海道)


 先週小田原から新幹線に乗って名古屋出張&鉄へと向かう際、ちょいと早起きして箱根登山に寄り道して来ました。さる8月下旬に続いて、登山電車の旧型車が朝方のみ小田原まで乗り入れて来るのを、コツコツと忘れずに記録しておくためです (登山電車が箱根登山線の一部区間に「乗り入れて来る」というのも随分ヘンな言い方ですが、車両運用面では実質的に湯本まで小田急線の末端区間になっていますので……^^;)。
 そして今回は、前回訪問時に運用に入っていなかった旧塗装復活車・モハ2形108号を無事撮影しました (^^)。このブログを始めた去年の今頃、大平台駅で1カットだけ撮影して以来、かれこれ1年ぶりの出会いです。もちろん、個人的な登山電車のイメージカラーは、ロマンスカー3000・3100形譲りの朱色系塗装なのですが、こういう如何にも昭和の古きよき時代を思わせる青+黄系ツートンカラーも惚れ惚れします (^^)。これで釣掛駆動なら文句なしですが、モハ2形はカルダン駆動化と大幅なアコモ改造を受けていますので、まあ仕方ないですね。
 なお、旧塗装復活車はこの1両しかありませんので、運用時には必ず他のモハ1・2形現行塗装車との混色編成となります (かつて、閑散期の湯本~強羅間区間運転が単行だった頃でしたら、旧塗装単行という楽しみも当たり前のように楽しめたのかも知れませんが……最近は誰も乗っていない真夜中でも2~3両編成で走っているというのは、恐らく京福電鉄事故の影響でしょうか??)。もちろん、ゴチャ混ぜの味わいは如何にもローカル私鉄らしくて絶品なのですが……個人的には、入生田で全般検査をしていたモハ1形・104+106編成もこの旧塗装で出場し、ブルーの編成美を見せてくれないものか、と思っていました。でも結局、標準塗装で出場したようです (ちょっとガッカリ ^^;)。