
昨年末は上大岡と樟葉で京阪鉄コレをめぐるヲタのむさ苦しい人いきれが現出し、一般ピープルの皆様の耳目を大いに驚かせるところとなりましたが、本日はいよいよ第二ラウンド、京阪主要駅での通常販売となりますね……。こーゆーときに何故か前日関西出張となった私も、もし疲労で寝過ごさなければ、やはり700形が2パック=4連でしかないのはサビシイのぅ……ということで、どこかの駅で並ぶことになりそうです (^^;)。
それにしても、今回の京阪鉄コレ1両1500円という御値段から、円安とC国工賃激騰を痛感するところですが、先日富技から発表された鉄コレ動力&パーツ再値上げの予告からして、今までのように「何でもかんでも長大編成にして楽しみたいのぅ」という物欲は抑えなければならないのかも知れません。場所も食いますし、仕事に追われてインレタ貼りを含むN化作業をするヒマも少なし (嗚呼ヘボリーマンの悲哀 ^^;)。

そんなぼやき節はさておき、そんな京阪鉄コレの一般販売を記念しまして、昨年11月の関西出張撮り鉄の続きとして (つーか、まだまだ他の鉄道の画像がたんまりとあるのですが……滝汗)、2600系の画像を貼ることに致します。
周知の通り2600系は、昇圧を見据えて1981年に新造された30番台を除けば、卵形ボディの嚆矢であるスーパーカー2000系のチューンアップ車両であるわけで、車体が造られてから約半世紀を過ぎていることから13000系に置き換えられつつあり、宇治線の4連運用がごっそり消滅したのはその一大画期であったのを思い出します。ところが、まず支線から置き換えが始まったということで (恐らく、スッカスカな日中の宇治線にM車の比率が高い直流モーター車を走らせるというエネルギーの無駄は、電力事情に問題が生じているだけに何とか省きたいという思惑があったのだろうと推測します)、本線7連で未だに正面二段窓車が生き残っていることこそいとをかしけれ! あ、もちろん、一枚窓に改造されたマスクでも、ゴツい幌がついていますので超惚れ惚れであることには変わりません (笑)。そして車内に一歩入れば、門真や守口あたりの松下城下町が日の出の勢いとして発展し、京阪も破竹の勢いで輸送力増強に邁進していた昭和30年代の古き良きかほりが……。10000系が結局交野線専用車となっているのとは異なり、京阪は13000系の増備にそれなりに意欲を持っていると思われることからして、非30番台の2600系の命運はもう長くないのかも知れませんが、今後も引退までは、訪れる度に古豪の走りっぷりを愉しみたいと思っております。