既に些か旧聞の類となりつつありますが (?)、来月のJRダイヤ改正ではいよいよ、JREの非電化区間における変革が加速するとのこと。男鹿線がJR九州と同じ交流バッテリ車をお試し導入するほか、かねてからEV-E301系がそろりそろりと慣らし運転を行ってきた烏山線では全面的に置き換え決定……。個人的に、EV-E301系はもとよりJREの3扉電車は、4扉車よりも丁寧に作ってあるように見えるのでキライではありませんが (目の錯覚かも知れません ^^;)、キハ40・10両を2連4本に置き換えるということで、従来のようなフレキシブルな編成を組めない中、果たして運用がうまく回るのか心配になります。
検査と突発的な故障を考慮しますと、通常運用されるのは2本ということになりますが、電車化による大胆なスピードアップの結果、宇都宮~烏山間を直通しても現在3運用で回っているのと同じ本数を維持できるのかどうか (現在のキハ40に合わせた鈍足では、明らかに本気度ゼロな雰囲気が漂いますので、革命的な加減速を烏山線内でも見られるのではないか?と想像しなくもありません)。あるいはそれとも、朝ラッシュ時も含めて宝積寺で乗り換えとするのでしょうか……。ピーク時は2扉車3連が3扉車2連となりますので、座席定員も大幅に減るわけで (50系・12系客車廃車→701系化の流れを思い出します)、なおさら「宝積寺で乗り換えるべし」と客に強いるのかも知れません。全ては、新ダイヤの詳細を載せた時刻表が出れば明らかとなるでしょう。
とまぁこんな感じで、ドシロートが要らぬ心配をしつつも、個人的には昨年の黄金週間、所謂「葬式」が始まる前に、烏山色キハ40とEV-E301系の並びを撮る機会があって本当に良かったと思うばかりです。タラコやツートンでは、この並びもイマイチ「烏山線新旧交代」っぽくないですし (笑)。既にトミックスの烏山色キハ40はゲットしていますので、あとは鉄コレでEV-E301が発売されること、そして烏山色がヤンゴン環状線に移るのを期待しています (トイレ撤去済みのロングシートなので最適)。