地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第四ヤンゴン熱鉄記 (25) シュエニャウン準急

2017-02-24 00:00:00 | ミャンマーの鉄道


 早いもので、昨年3月にヤンゴンとバンコクに遠征して以来まもなく1年……。その間にも本当にいろいろな物事が変わりました。最近の話で申しますと、ヤンゴンからほど遠くないところのLRBEは陥落し、サクラタワー前交差点の北西側に構える英領ビルマ鉄道総本部あらためビルマ/ミャンマー国鉄本社ビルが日本の超大手商社主導の再開発によってペニンシュラ・ホテルに衣替えすることが明らかになったり (日経新聞による)、訪問の旅に愛用している撮影地のすぐそばに某日系有名餃子チェーンの支店が出来たり……。
 これらはいずれも日緬関係強化の結果であることは確かで、喜ばしいことではありますが、その他諸々も含めてミャンマーの変化の勢いがますます猛烈になったかの感があり、昔なつかし党としてはうかうかしていられないという思いもあります。ひょっとすると、今ヤンゴンで大量に走っている日本中古RBEにしても、ある日突然新車に総取り替えということも有り得なくもないという気がします。



 というわけで、またそろそろ様子を見に行きたいものだと思いまして、鶴丸航空公式HPで「ポチッとな」。そしてAgodaでもヤンゴンの常宿が昨年と比べて大幅値下げとなっていることに驚喜しつつ (1万円近くから6,000円程度に!^o^……急速に宿が増えて来たためでしょう)、サクサクッと予約完了! これで、5回目のヤンゴン&バンコク遠征が決定しました……(^^;)。
 そして今回の訪緬は、過去4回の訪問とはだいぶ異なったものになりそうです。と申しますのも、従来は終始一匹狼での行動でしたが、今回はヤンゴンに赴任された落花生。様がいらっしゃるのみならず、とある鉄道趣味界の大物な方と偶然全く同時にヤンゴンに滞在することが発覚したためであります♪ というわけで、少なくとも晩飯が寂しくなく、デラックスな料理を楽しめそうだというのは非常に大きいです♪

 というわけで、昨年3月の画像のつづき……ヤンゴンとシュエニャウン (マンダレー本線のターズィーから東に向かい、山岳部へと分け入る) を結ぶ列車 (9Up/141Up、10Dn/142Dn) です。アッパークラスも連結され、停車駅も少ないですが、とにかく速くなく (汗) 貨車も連結されていますので、さしずめ混合準急といったところでしょうか。以前はDF1600が牽引していましたが、昨年3月時点ではDF2000の青白塗装車に変わっていました。中国北車大連製のDF2000は、勾配線区での性能が安定しているということなのでしょう。