JRCに関連して、これまた約1ヶ月の話になってしまいましたが、リニア・鉄道館を訪ねて首都圏の自宅に帰ってきてから数日後に改めて三島まで往復しましたので、その際に短時間ながらパチパチ撮影した画像をアップしたく存じます。今はありきたり過ぎる光景でも、10年・20年後に眺めると貴重になっているかも知れませんので……。
そこでトップバッターは313系2600番台。静岡のロングシート車は、2連の発電ブレーキ装備車が2300番台、3連が2500番台、3連の発電ブレーキ装備車が2600番台 (クハは一律に2300番台) となっていますが、正直なところ見てくれだけなら2500・2600番台の違いはさっぱり分かりません。
それにしても、2006年に突如313系のロングシート車が大量に静岡に配置され、そのあおりで113・115・123系が一瞬にして消えてから、早いもので干支一回りとなってしまいました。当時は、ただでさえ延々と時間がかかる「静岡暗黒大陸」の横断がロングシート化でますます苦痛になるということで、私自身怨嗟の声を上げずにはいられなかったものです。しかし私の場合はそもそも、18きっぷでのんびりと時間をかけて東海道線で移動する時間というものがなくなり、遠州以遠に移動する際には新横浜または小田原から新幹線を利用するのが当たり前になって久しかったことから、いつの間にか静岡地区のロング化は気にならなくなってしまいました。熱海から富士・静岡あたりまで乗る程度であれば、313系ロングシート車のアコモは最高に快適ですし……。
そう、そもそも他の諸要素は一切抜きにして、単純にロングシート車としてみれば、静岡の313系は最高峰に君臨しているように思えます。空いていれば足を長く投げ出すことも出来、そこそこリラックスした車内の雰囲気ですので……。
こんな感じで認識が変わった今日この頃ですので、313系ロングシート車にも余りにも自然な態度でレンズを向ける自分に気付くのでありました。