気のせいか、去る3月末に田都2020系がデビューして以来、走行シーンをロクに見かけていないのですが (一度だけ長津田に到着して入庫するところを上り車内から見たのみ)、あくまで石橋は叩いて渡るという発想で、朝限定の○K運用に充当されているのかも知れません。ただ、近いうちに今年度の設備投資計画が発表されれば、本格的に2020系が増え始め、それとともに8500系が減るのは明らかですから、もうしばらくヲタに最後の8500黄金時代を提供しようという東急大本営の大御心なのでしょうか?
そんな中、長電への8500系追加譲渡は……多分ないでしょうな (汗)。未だに湯田中には入線しませんし、日中はかなりの本数を須坂に引っ込めて、かなりの割合の各駅停車が3500系で運用されているという現実を考えますと、次に長電が欲しいのは、勾配にも強い中型車の2連ということになるでしょう。
従って、8500系は計6本で打ち止めとなる可能性が高い中、中間車を改造して出現したT6=8506編成は、唯一無二のヘンテコな存在となる可能性が高いのかも知れません。この顔がもう一編成くらいあれば、いつ訪れても大体来る可能性が高くて大変よろしいと思うのですが、一編成しかないレアさがまたグッと来る、と解釈することにしましょう。