ミャンマーネタでもう一丁。いつもお世話になっております落花生。様のブログの最新の話題を拝見しておりましたところ、ヤンゴン〜バゴー間の途中で枝分かれする軍関係者用路線 (休止中) であるレーローイン線の探訪記が紹介されており、そのついでにヤンゴン東郊エリアが尽きて停車列車の本数が少ないユワタジ以北の各駅も探訪されるという、まさにヤンゴン御在住・運転手つき自家用車使いたい放題な強みを活かした記事をアップされています。このうち個人的には、ほとんど貨物列車然とした混合列車である19upの画像に釘付けとなりました (^^;)。ヤンゴン〜バゴー間を一日一往復する混合列車13up・14downがRBE化されてからというもの、ヤンゴン東郊のティンガンジュン駅を起点に、バゴーを経てタウングーまで行く19up (逆は20down) は、ヤンゴン近郊で貨車改造の代用客車を気軽に楽しめる (?) 貴重な列車となりましたので……。
ただ、この19up、時刻表には載っていても、ネーピードー行き急行31upがティンガンジュン駅を通過する際に見たことがなく、本当に走っているのか否かナゾな列車の一つでした。そんな疑問は、落花生。様の記事で氷解……。19upは月水金、20downは火木土の隔日運転だったようで……。そして、ほとんどが貨車で構成されたこの列車の実質的な起点は、マラゴン駅東側 (「マラ」は「マフルワ」を一気に発音する感じ) の操車場となっているため、31upがティンガンジュン駅を通過する際には19upはまだ到着していない、ということなのでしょう。
いずれまたヤンゴンを再訪し、体力と気力があれば、この19up/20downは是非乗ってみたい列車ですね……。途中駅で長時間停車する都度、撮影会タイムも楽しめそうですし (^^;)。しかし結局、もう若くはないため、ティンガンジュン駅やトーチャンカレー駅で駅撮りするだけとなりそうですが (ちなみに、ティンガンジュン駅は賑やかな駅前商店街と隣接し、貨物側線もある昔ながらの駅で、雰囲気がとてもカヲスで良い)。
いっぽう、ボロボロの貨車改造代用客車と一般客車を併用していたヤンゴン〜バゴー間の混合鈍行13up/14downは、こんな感じで美濃太田所属のキハ40・47・48の一部がバゴー機関区所属となり、毎日片道70数kmを1往復するだけという最高にユルい運用となっています。起動・停止の間隔も長く、ヤンゴン環状線に配属された車両よりもはるかに負担は少なそうです。
そしてバゴー機関区では、ニャウンカシー支線に配属された北海道のキハ48 300番台と東海のキハ47が隣り合わせで寝ているという、日本ではまず有り得ない光景が展開されていました (許可を得て撮影……斎藤様・落花生。様とのマダウ線ツアーの帰り)。なお、東海車はカミンズ製エンジンに換装していますので、北海道と東海の夢の混結は不可とのことです (笑)。