先日、京王の新5000系に初めて乗ったところ (偶然来た)、ロング・クロス回転式のシートにしては、何という座り心地の良さ……。西武40000系は未乗ですのでさておき、少なくとも東武50090系よりも俄然上質な印象でした (個人の感想です)。もっとも、音は7000系の方が良いに決まってますので、新5000系は1駅だけ乗って7000系の特急に乗り換えてしまったのですが (^^;)。
というわけで、京王7000系を久しぶりに撮ってみました。最も撮りやすい競馬場線で……(笑)。
非常に久しぶりに沿線を訪れてみますと、毎年恒例の緑化軌道は勢いが今がMax。そんな中を、東京競馬のGWキャンペーンを告げる (?) HMを装着した2連が、空気を乗せて往復している……という光景は、猛スピードの特急・準特急とは違った良さがあります。
初代5000系が地方私鉄に大量 (?) 譲渡されたのに対し、6000系以後の車両は大型車&馬車軌道ゲージであるのが禍して全く譲渡されず、競馬場線や動物園線が事実上、「ローカル線に転用された第二の車生」姿であるわけですが、8000系に2連が存在しない以上、7000系2連は今後非常に長い間にわたり、競馬場線のヌシになりそうな気配もあります。それはまた、変化がなく、いつ訪れてもまったりと撮影出来ることを意味しているわけですが、ここらで一発、他社の例にもあるような、ステンレス車へのラッピングによる復活旧塗装で客寄せにも期待したいものです (妄想)。