地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

岩手乗物縦断 (6) 岩手県交通@盛岡

2020-01-10 19:00:00 | 濃いぃ路線バス&車両


 岩手山をバックに国道4号線をキュービックが行く。



 盛岡の中心・岩手銀行赤レンガ館前を行く8E。



 岩手銀行赤レンガ館すぐ北の古い商家をかすめるエルガミオ。



 松園発バスセンター行のキュービック、旧街道を行く。

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 昨年初夏の奥州街道歩き鉄・撮りバスは、水沢の南の陸中折居で701系を撮って以来、開店休業状態のまま歩き続けて紫波中央駅に達し、一旦撤収しました。踏切や陸橋を通っても列車が来る時間には当たらず、途中で泊まった北上では疲れ果ててホテルから駅まで出歩かず、北上・花巻界隈でも雨に降られてまともな撮りバスの機会もなし…… (苦笑)。
 しかし、昨年秋に再び岩手県を訪れ、紫波中央を振り出しに北へと向かい、盛岡市内を歩いてみますと、さすがに県都ということで中心街と近郊を結ぶバスがそれなりに多数走っています。そのうち岩手県交通は、盛岡北部の滝沢・松園界隈から南で路線網を展開しており、ほとんどのバスは彩度の高い国際興業現行色でやって来ます。エルガ・エルガミオが増えているのはご多分に漏れませんが、二段窓キュービックもまだまだ来るのが良い! とりわけ、松園営業所管轄路線はキュービックの比率が高いように思われますし、彩度の低い旧塗装車もそれなりに現役で頑張っています。しかしいずれは、キュービック天国(?)・松園営業所管轄路線にも大きな変化があることでしょう。それがエルガ中心で進むのか、それとも散見された神奈中エアロスター (今回は撮影出来ず残念!)中心で進むのか、今は「神のみぞ知る」でしょうが……。

 ちなみに今回、盛岡バスセンターを楽しみに訪れたところ、再開発で影も形もなく更地となっており、バスセンター前の道路に置かれたバス停がバスセンターを名乗っていました。嗚呼……。

横浜2020新春鉄 (4) 埼京E233系

2020-01-09 18:35:00 | JR発足後の車両


 いま横浜で最もアツい鉄スポットはどこか……? 来たる3月改正では生き残るものの、近い将来「踊り子」からの引退が確実視される185系が走る東海道沿線かも知れませんが、個人的には開業から1ヶ月少々経ったに過ぎない羽沢横浜国大前もなるべく早くじっくり見ておきたいスポットでありました。相鉄JR直通線の開通以来、何度か乗ってはいたのですが、羽沢横浜国大駅は実際に下り立って構内をじっくり観察する機会を得ておりませんでしたので……。
 というわけで、東横線でのちょこっと撮り鉄ののち、1時間少々歩いて羽沢横浜国大駅にやって参りました (運動不足の方には絶対オススメしません。笑)。そして、ちょうどやっていた特急海老名行きの埼京線E233系をパチリ。



 う〜んそれにしても、真新しい駅舎とホームには、いずれ東急からも様々な車両がやって来るのですなぁ。そんなカヲスをワクワクしながら想起せずにはいられません。何しろ、埼京線とメトロ南北線・都営三田線の並びですから……奇想天外の中の奇想天外を感じられます (笑)。

 それはさておき、先日池袋から新宿まで一駅のみ埼京線に乗り、「もし新宿で目の前の2番線に発車直前の海老名行が停まっており、椅子も空いていれば、そのまま乗り換えても良いかな?」と一瞬思ったのですが、大和到着は新宿で約20分待つ小田急の快速急行よりも遅くなるためボツにしました。そして何と、新宿に着いてみると、相鉄JR直通線の折返しホームが3番線に変更されているではありませんか……。どうやら、3番線で埼京線が折り返すということでは、埼京線の新宿始発を待つ客も含めた膨大数の埼玉都民が3・4番線ホームにあふれるという悪現象が蔓延したためとか。そこで現在は、新宿駅南口の1〜4番線への階段の前で、駅員が看板を持って案内していますが、ご利用の方はお気をつけ下さい。

ジャカルタの東急8500系 (2014年8月)

2020-01-08 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 パクアン急行様ご主催の特別列車がタンジュンプリオクからチルボンまで運転されて約一ヶ月。その模様をパクアン急行様から頂いたメールも含めていろいろ拝見するにつけ、何度でもムラムラと「こういう時に限って絶対に有給休暇を取れない役職なってしまっている俺って一体……」という哀しみがこみ上げて参ります。そしてそういえば、前回、2016年8月にジャカルタを訪問してからの変化が余りにも激しすぎて脳内の浦島化が著しいこともあって、この1ヶ月来、煩悶が脳裏をグルグルと駆け巡っておりました (大袈裟な……笑)。
 しかしようやく、6日間くらい連続で海外逃亡できそうな間合いが出来ましたので、パクアン急行様のご予定も伺った上で「ポチッとな」。少々先の話ではありますが、ジャカルタ浦島状態を解消することになりました♪



 というわけで、以前撮影した画像を少々……早いもので5年以上前、2014年8月の時点での東急8608F・8610Fの雄姿です。2010年以前のセンスの良いカラバリ帯姿に比べて、覆面レスラー青黄帯はイマイチだ、などと言いつつも線路内で激写しまくっていたあの頃が、早くも恐ろしいほど懐かしいですね……。マンガライ駅の構内も、今や高架化工事の真っ最中で、画像に写っている昔ながらのオランダ風な架線も跡形もないでしょうし。
 なお、撮ったきりアップしていない画像は山のようにありますので、たまにこんな感じで掘り起こしてレタッチしてみるのも良いかも知れません。ネタ不足を補うためにも……。
 ちなみに、前回ジャカルタを訪問して以来の主な変化を挙げると、以下の通りです (これだけ変わってしまった……爆汗)。

*空港鉄道運行開始。
*MRT運行開始。
*LRT運行開始。
*KCI電車区間、ランカスビトゥンとチカランに延伸。
 ド田舎のチテラスも新駅舎となり、ランカスまで30分間隔!
 ランカスからさらにセランまで電化区間延伸予定らしい……。
*12両編成出現。
*タンジュンプリオク線8連化。
*ブカシ線複々線化。
*マンガライ駅高架化工事進展中。
*ステンレス客車が登場し急増。
*一時没落していたアルゴ・パラヒャンガンの長大編成化。
……う〜ん、他にもいろいろありそうです (滝汗)。

横浜2020新春鉄 (3) 西武S-Train

2020-01-06 23:48:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 副都心線を介した東急と西武の結合を象徴する存在として、東横線には土日のみ40000系のS-Trainが乗り入れていますが、西武沿線民が気軽に横浜散歩に来るにはそれなりに便利な列車であると思える反面、横浜から秩父・飯能までこれに乗ってハイキングに行きたいかと問われれば、正直ビミョーなものがあります。座り心地にも車窓展望にも自ずと限界があるだけでなく、東急・メトロ・西武でそれぞれ特別料金を払わされるこの列車に乗るよりは、まずは湘南新宿で池袋に出てからレッドアローやLa Viewに乗れば良くないか……と思います。
 小田急江ノ島賎民としては、そもそも乗る必要がありませんので、実際の乗車率は知る由もありませんが、とにかくも、東横線内を走るS-Trainは、どう考えてもLa Viewにした方が良い……。これはあくまで、有楽町線沿線との出退勤移動をラクに済ませたい西武沿線ビジネスパーソンのための列車でしょう。



 というわけで、西武40000系のロングシート車が今後恒常的に東横線に乗り入れて来ると思われる反面、S-Trainとしての乗り入れは何時までも続くわけではないと勝手に思っているのですが、そう思ったら思ったで、今のうちに撮るものは撮っておかなければなりません (笑)。いや別にその……西武40000系は別に好きな車両でも何でもありませんが(正面デザインがウリナラのトングリっぽいですし、カラーリングも個人的なセンスにはフィットしません)、La Viewは正面に単に種別と愛称を表示するだけで、「西武秩父」とは表示しませんので、横浜界隈を西武秩父行きという(ある意味奇想天外な)列車が走るという事実を確実に記録にとどめるのであれば、S-Trainが走っているうちが華であろうと考えたまでのことです。
 そんなこんなで待ち構えることしばし。Y500系の露払いののち姿を現した40000系は……えぇぇぇ……何なんすか?!この萎えるデザインのHMは……(苦笑)。また、新しい車両のクセして、フォーカルプレーンシャッターのカメラで撮ると切れ切れになるショボい (?) LEDを使っているため、折角の「S」表示と「西武秩父」表示が……(トホホ)。まぁ、辛うじて「S」「西武秩父」と読み取れますから、これだけでも御の字としか言いようがないのかも知れません。

横浜2020新春鉄 (2) MM線15周年HM

2020-01-05 15:53:00 | 大手民鉄 (東急)


 神奈川新町の車庫にて夜明けの1500形を楽しんだ後は、山の上の住宅街を30分少々歩いて越えて、東横線沿線に出て参りました。直線距離ではとても近く、巨大地下迷宮のような横浜駅での乗り換えを考えれば、健脚の方にはオススメの撮り鉄移動です (運動不足の方でしたら筋肉痛間違いなし。笑)。
 今や何でもありな東横線。Sトレインが来る時間 (笑) のほかは事前に何も調べることもなく、ガラガラポンくじ気分で待っておりました。すると何と!Sトレインの露払いとして、開業15周年記念HMを装着したY500系がやって来ました☆



 ふだんは東横線に乗る機会が少ない私……「こんなの走っていたのか!」と腰を抜かすとともに、あの桜木町駅末期の異様な盛り上がり及びMM線開業からもうそんなに経ってしまったのか……と感慨を覚えたのですが、帰宅後さっそくググってみたところ、実はこのHM、昨年2月から装着しているようです。ということは、あと1ヶ月もすれば15周年終了につき取り外されてしまうことを意味するわけで、結構ギリギリなタイミングで記録出来たことになります。
 それにしても、MM線開業15周年ということは、Y500系の登場から15周年でもあり、未だに最新型と思い込んでいる車両が全然最新でも何でもないという事実にビックリ仰天。なるほど確かに、東急での新車も5000系列からxx20系列に移行しています……。時間の流れの速さについて行けない新年です (汗)。