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映画感想―『007 カジノロワイヤル』

2008年11月18日 | 映画感想

~あらすじ~
ダニエル・クレイグ扮する6代目ボンドが初登場するシリーズ21作目。
ジェームズ・ボンド最初の任務は、世界中のテロリストを資金面で支える男、ル・シッフルの資金を絶つこと。やがて、ル・シッフルが“カジノ・ロワイヤル”で大勝負に出ることが明らかとなり、その阻止のためモンテネグロへと向かうボンド。しかし、そんな彼のもとに、財務省から監視役として美女ヴェスパー・リンドが送り込まれる。


~感想~
007になりたてのボンド、というわけで流麗なのは外見だけで荒々しい活躍ぶりを見せてくれるのが楽しい。
冒頭の追跡劇を見ているだけで「このボンドは頭脳より勢いで動いている」と納得させるのは見事。
殺し方も強引だわ、なにかというと力技で物事を解決しようとするわ、正体は常にバレバレだわ、仲間は仲間で「死んだら動け」とむちゃくちゃな指令を出したりと初々しい(というのかなんというのか)。
黙っているとロシアの大統領のような新ボンドだが、全裸でキ●タマを責められるという体当たりシーンもこなし、徐々に違和感を覚えなくなることだろう。
シリーズとしての位置づけは「007ビギンズ」といったところなので、未経験者もぜひ。


評価:★★★ 6
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