~あらすじ~
昭和45年、群馬県のホテルで11人が惨殺される事件が起きた。動機も不明のまま、犯人の教授・大森範久も謎の死を遂げる。
35年後。この事件を題材にした映画の製作に執念を燃やす映画監督の松村。「記憶」と名付けられた映画のヒロインには新人女優の杉浦渚が大抜擢された。しかし渚は撮影が近づくにつれ不思議な少女の幻覚に悩まされていく。
~感想~
『呪怨』の監督ということで視聴。さすがにホラーのツボは心得ている。
というか優香の意外な演技力の高さに驚いた。ドラマに出ている印象は少ないのだが、顔もセリフも雰囲気もばっちり。いい女優じゃん。
『呪怨』ばりの「関係者は皆殺し」テイストに、『呪怨』にはなかったどんでん返しとまずまず納得の出来。個人的には人形には無表情の怖さを貫いてほしかったので、終盤にチャイルドプレイになってしまったのは残念。だがホラー好きなら観ておいて損はないと思う。
評価:★★★ 6