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ミステリ感想-『長い家の殺人』歌野晶午

1998年03月01日 | ミステリ感想
~あらすじ~
現れては消える死体。夜歩く死者。宙を舞う人魂。見えるはずのないものが写った写真。
怪事件がロックグループに続発した。
死者が残した曲の暗号が解読されたとき、彼らを襲う驚愕の真実とは?


~感想~
歌野氏のデビュー作。『家シリーズ(?)第一弾』。
島田荘司氏の激賞するほどのトリックとは思えないが、のちに開花する才能の片鱗は見せる。
文章も展開もまだまだ修行途上。
とはいえ、今となっては貴重な、歌野氏唯一のシリーズ探偵の活躍を見逃すべからず。


評価:★☆ 3
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