小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #450 5つの拠点!!

2024年04月29日 | 今週のキン肉マン
・負けた挙げ句に相手も死んだバイコーンさんが馬鹿みたいじゃないですか
・でもプリズマンはジェロニモを強化したから…
・※そのジェロニモは戦線離脱
・他陣営のネメシスやネプチューンマンも引っ張れる熱い男テリーマン
・まずいウォーズマンがかかってる
・かかってるウォーズマンは弱い
・弱いし噛み合わない
・しかも相手は強そうなペシミマン
・勝ち確ファナティックの相手はやっぱりネメシスか~
・前シリーズの強キャラは噛ませになってしまう運命
・ネプチューンマスクが修復された
・先に行ったウォーズマンなんて確か両腕折れてるんだけど
・それを言ったらスグルら3人は死闘を制したばかりで疲労困憊なんだが
・まあプロレスは負傷してるストーリーでなければ万全の状態で戦うものだし
・キン骨マンのヒップアタックww
・反省してもやっぱりスグルへの当たりはきつい
・キン骨マンが見送るのは良い……
・識者によると言及されてない五大刻の行き先はアメリカのモハーベ砂漠とスリランカのシーギリヤ遺跡らしい
・アメリカはテリーマンか?
・キング・ザ・100トンつながりでパピヨンマンと当たってもおかしくないが
・スグルの相手が改心するとすれば今のところパピヨンマンは候補になるが
・エンデマンとエクサベーター外見だけなら改心しそうにないもんな…
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ミステリ感想-『Iの悲劇』米澤穂信

2024年04月29日 | ミステリ感想
~あらすじ~
住民全員が去った限界集落に移住者を迎え入れるプロジェクトを任された通称「甦り課」。
出世志向の公務員だが職務に忠実な万願寺は、移住者に寄り添い生活を支える。しかし住民たちの間にはトラブルが相次ぎ…。

2019年このミス11位、文春4位

~感想~
作者お得意のほろ苦連作短編集。と一口で言ってしまうのは乱暴だが、そう評するのが一番早い。
描写も筆致もいつもながら丁寧で過不足なく最低限の質は保っているが、しかしそれ以上のものはない。真相は隠す気もなさそうなほど見破りやすく、個々の短編はかなり弱い。特に2話目は読者を、というか人間を舐めてるのかというほどアホらしすぎる真相で、東川篤哉のユーモアミステリならともかく大真面目な作品でこれはいただけない。気づけよ。
途中で短編ミステリですらない閑話休題がしれっと混ざってるのも好みではないし森博嗣で見たトリックもある始末だが、ラストシーンの寂寥感は素晴らしかったので6点とした。
しかし最近読み始めた宮部みゆき「ぼんくら」が今のところほぼ同じプロットで19年先行しており、それを読み終わり次第、改めて評価を下したい所存である。


24.4.29
評価:★★★ 6
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今週のキン肉マン #449 義足に次ぐ想定外!!

2024年04月22日 | 今週のキン肉マン
・強すぎジャスティスマン問題に言及
・サタンにボロ勝ちww
・作中キャラ目線でもボロ勝ちだったんだ
・そりゃそうだ
・ほっとくと一人で五大刻殲滅しかねないもんなあいつ
・ジャスティスマンの行き先はファナティック!
・ファナティックなら確かにジャスティスマンでもどうにかできるかもという説得力
・ジャスティスマンの強さを振り返る回想シーンが「いったいったテリーがいった」なの本当にテリーマン
・ギルティられてるところだろ
・「旦那?」というリアクションはおかしい
・ザ・マンは武道時代から結構スグルの軽口に付き合ってくれる
・神と神は戦えない
・五大刻を倒す分には問題ないんじゃあ?
・ザ・マンが五大刻と戦ってるところに刻の神が乱入してきたらまずいか
・刻の神の目的は宇宙崩壊なので嬉々としてやってきそう
・ジャスティスマン、ザ・マン、ザ・ワンの強すぎ3人の排除に成功
・バッファローマン育成計画をそう繋げたのは上手い
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ミステリ感想-『富豪刑事』筒井康隆

2024年04月20日 | ミステリ感想
~あらすじ~
大富豪の父を持つ刑事の神戸大助。悪どい手段で巨万の富を得た父は、事件解決のため財産を浪費してもらうことが贖罪になると信じており、大助は無尽蔵の資金を元に犯人を追い詰める。

1978年文春6位、東西ベスト(1985)66位、本格ベスト67位

~感想~
ドラマはあれ女体化だったんだ!ということを置いとくと、まず驚かされるのがしっかりしたミステリとして仕上がっていること。
ミステリとして評価を受けたのは他に「ロートレック荘事件」のみの作者だが、そこは最後の文豪・筒井康隆。知らないはずのミステリの肝を完全に心得ていて、謎もトリックも真相も十分に固めておいてから、そこへ大富豪ならではの捜査方法やパロディ要素を注ぎ込む。
この無尽蔵の資金源による捜査が40数年を経た今から見ても斬新かつ面白いもので、どこに資金を費やしどうやって犯人を追い詰めるのか意表を突いてくるので、ぜひ予備知識無しで読んでいただきたい。
それに加えてパロディミステリとしても秀逸で、それだけではなく1話目では改行もせず短い時には2行ごとに場面転換していく文豪らしい荒業まで披露。だからといって別に読みやすくも上手くもないが展開がおかげで異常に早まっているのはさすがである。
筒井康隆ってやっぱりすごいんだなあ…。


24.4.20
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #448 キン骨マンの贈り物!!

2024年04月15日 | 今週のキン肉マン
・普通に反省してたキン骨マン
・「四次元殺法殺人事件」のキン骨マンって反省してたっけと読み返したら「打倒キン肉マンという野望を捨ててないだわさっ!」「やりようなど、いくらでもあるだわさ。遠くから狙撃したり、牛丼に毒を盛ったり」と全然だから作者のおぎぬまXは今ネプチューンマンの顔で「う…うらぎられた!!」してると思う
・義足だけどほぼ全勝なんだよなテリーマン
・だから「もっと楽に勝てたろうに」という表現になってしまう
・ブラック・シャドーに言及したww
・ギャグマンガ時代だけど超人級のロボットを造れるキン骨マンの技術は驚異的
・忍び込んで金庫からwwwww
・犯罪は普通にしているキン骨マン
・しかもあるかどうかもわからないのに忍び込んで金庫を開けているww
・ちゃんと言い遺しておけよバックランド……
・スグルへの当たりは強いキン骨マン
・打倒スグルのためならやっぱり手段を選ばないのでは?
・Ⅱ世の頃ならこいつは信用できないで週またぎしてたと言われてて笑った
・超人墓場のしかもザ・マンのそばまで侵入してきたコブラは何者なのww
・勝ち確テリーマンが味方陣営に加わった
・やはり相手はでかいエンデマンか
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ミステリ感想-『VR浮遊館の謎』早坂吝

2024年04月11日 | ミステリ感想
~あらすじ~
合尾輔と探偵AI相以は、AI小説家フォースの書いたミステリゲームのVR体験会に招かれる。
7人の魔法使いによる謎解きバトルはしかし、犯人AI以相と殺人鬼・骨折りジャックに乗っ取られていた。


~感想~
探偵AIシリーズ第4弾。
前作「四元館の殺人」ですさまじい21世紀本格(※死語)を味わわせてくれた作者がそれをはるかに上回る続編を出してきた。
VRゲームこそいろいろ粗は見えるが繰り広げられる謎解きはいつもながらに丁寧。しかし本題はそこにはなく、広がり続ける物語はとんでもない次元まで突き進んで清涼院流水ばりの世界観に行き着き、清涼院流水でしか見たことない題材を用いながら生粋の本格ミステリとしてこの短さにまとめ上げたのは驚きの一言。
この強烈無比のトリックはもちろんのこと、探偵と犯人の対決、シリーズ作品として今後どうするのか先の見えない出し惜しみ無しの展開と、次が最も楽しみな作品の一つとなった。
新潮文庫nexというラノベ気味の媒体で、開始当初は軽めのシリーズと甘く見ていたことを猛省したいし、ぜひ本ミスで(今度こそ)良いところまで行って欲しいと願う。


24.4.11
評価:★★★★☆ 9
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ミステリ感想-『ノースライト』横山秀夫

2024年04月08日 | ミステリ感想
~あらすじ~
「あなた自身が住みたい家を建てて下さい」という依頼を受け、信濃追分に北からの光を採り入れた家を建てた青瀬稔。
しかし依頼人一家はその家に住むことなく姿を消していた。仲睦まじく見えた家族の姿は偽りだったのか?

2019年このミス2位、文春1位

~感想~
「たまたま気づいたけど依頼人が失踪したらしい」というあまりに小さな事件だけで千枚を超えており、この話一本で最後まで行く気か? 正気か? と度肝を抜かれたが本当に最後まで行ってみせた。しかし天下の横山秀夫にかかればこの縛りプレイで悠々と千枚を楽しませてくれる。
道中で色々と事件はあるが建築家の日常の範疇も超えはせず、最後に一大事も起こるが熱いお仕事小説としての完成度を高めるものであり、真相も過不足なく納得いくものであった。
例によって刊行にあたり連載当時から大幅に加筆訂正したそうで、これまでそれなりの規模の事件を題材にしてきた作者だが、振り返ってみるだにやはり小粒な事件をここまで楽しませてしまうのは横山秀夫レベルの腕がないと無理ゲーである。まだまだ底知れない実力を秘めているなあ。


24.4.8
評価:★★★★ 8
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今週のキン肉マン #447 "五大刻"への対抗戦力!!

2024年04月01日 | 今週のキン肉マン
・ケンダマン爆速で帰宅
・例のモニターがあればケンダマンの報告不要とか言うな
・ザ・マンは五大刻の人数に不審な点が?
・いざとなれば増やすための伏線か
・ファナティックの正体を察するザ・マン
・サイコマン本人の可能性は上がったか
・テリーマンを戦力に数えるということは…
・義足が来るのはわかってたがキン骨マン!!
・そうかキン骨マンという手があったかとみんな納得
・ここで改心してももうボーンコールドは虐待されてるから無事に誕生できるという指摘に笑った
・個人的には四次元殺法殺人事件で会ってるからそんなに久しぶりの気がしないキン骨マン
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4月の新刊情報

2024年04月01日 | ミステリ界隈
5日 実業之日本社文庫
辻真先 殺人小説大募集!! ※初文庫化

11日 祥伝社
歌野晶午 それは令和のことでした、

12日 講談社文庫
下村敦史 白医
西尾維新 掟上今日子の裏表紙

12日 講談社タイガ
森博嗣 何故エリーズは語らなかったのか?

19日 文藝春秋
大沢在昌 魔女の後悔

24日 角川書店
五十嵐律人 密室法典

24日 光文社
澤村伊智 斬首の森
月村了衛 対決

26日 創元推理文庫
米澤穂信 冬期限定ボンボンショコラ事件
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