小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #428 バベルの裏の遭遇戦!!

2023年08月28日 | 今週のキン肉マン
・もうイチャイチャしてるぞこいつら
・一話延々と話してたことに文句も言わず「チーム名イイネ!」する時間超人くんたち本当に良い子
・あまりにも嗅ぎつけるのが早い地球のマスコミすごすぎるだろ
・マリポーサが決めるんかいww
・いつの間にか上位のコーチ役についてるマリポーサあまりにも立ち回りが上手い
・これ森永ココア飲んでたレッドシューズさんだよね?
・ギアラは覚えてなかったがⅡ世序盤に出てたらしい
・技巧の神がゼブラを訪ねたのはシマウマキッドが生きていた頃か死んだ後かで矛盾していたが生前に来てしまった
・それにしても相手に詳しい時間超人
・神の使いであることを誇りに思っている時間超人と全然そんなことはない運命の王子たちの対比
・早くも土手っ腹にぶっ刺した
・ドミネーターはケンダマンに貫通されてるからおあいこ
・パンチ連打してるのに出してもいない足をつかまれるゼブラなんという技巧派なんだ
・シャーロット・フレアーのフィギュアーエイトじゃないか
・ルチャ的な華麗なツープラトンをオメガの民に見せつける時間超人
・マリキータ試合中に一切しゃべらないしカットもしないのかよ!
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今週のキン肉マン #427 タッグ戦に待った!のワケ!!

2023年08月21日 | 今週のキン肉マン
・あ、これなんで元気なのかは言わない流れだ
・まあプロレスは怪我をしてるブックで無い限りは万全の状態で戦うものだからな…
・オメガの星までわざわざ報告に行ってくれる残虐の神はなんなんだよ
・アタルにぞっこん過ぎるだろお前
・どっちかというとパイレートマンに来て欲しかったんだけどな
・あっという間に引き下がるマリポーサ
・ヘイルマン戦も盤石の試合運びだったし強キャラ感がすごい
・ある!
・ライバル同士は名タッグはキン肉マンに限らずプロレスの鉄則
・でも我々にとってマリポーサ&ゼブラも結構夢のタッグだったんだよ…
・ケンダマン真後ろでマリポーサと重なるのやめろw
・さっさと帰れよケンダマン
・薄氷の勝利というかなんで勝ったのかいまだに我々は納得行ってないからな
・あの流れで負けるゼブラに全面的な責任があるけども
・名前まで考えてきてたマリキータの愛が重い
・それにしても一言も茶々を入れず黙って見てる時間超人くんたち良い子すぎない?
・マイクはこうやって盛り上げるのか~とメモ取ってそう
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ミステリ感想-『十戒』夕木春央

2023年08月16日 | ミステリ感想
~あらすじ~
浪人中の里英は急死した伯父の別荘がある孤島を、父やリゾート開発の社員らとともに訪れる。
そこでは大量の爆弾が製造されており、一夜明けて死者も出てしまう。
「殺人犯が誰か知ろうとしてはならない」さもなければ島もろとも爆破すると、犯人は「十戒」を誓わせる。


~感想~
ほとんど無名ながら昨年「方舟」で文春1位に輝くなど飛躍を果たした作者の新作。
聖書、密室状況、テロリストとちょっと笑ってしまうほど「方舟」に似た作風で、あえて逆にしてみた安易さはどうしても感じてしまうものの、また違った趣向で意外性を狙ってきてくれた。
孤島の密室殺人というかほとんど人狼ゲームさながらに滞りなく進む殺人とか、「十戒」ガン無視で自由気ままに振る舞うおもしれー女とかノイズは多々あるし、真相も個人的にあんまり好きではない要素が目白押しで、そんなにノレなかったのだが、ロジックは「方舟」よりさらにシンプルかつ明快で鋭く、結末からのもう一捻りも期待通りだった。
ただ真相自体はこの設定から考えつくいくつかのパターンの一つではあり、「方舟」からは数段落ちるのは仕方なく、1位を争うことはないだろう。
評価が上がったのは再読からで、処理は抜群に上手い。匠の技と言ってもいい華麗さで、このあたりの処理が十数年かからないと上達しない作家も普通に何人も思い当たるので、作者のセンスの良さが垣間見られる。
余談だが「ペルソナ4」を再プレイしたばかりなので、ラストシーンはほぼ「P4G」だった。


23.8.16
評価:★★★★ 8
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本当にミステリランキング期限ギリギリに出版するのは有利なのか?説を検証

2023年08月16日 | ミステリ界隈
※文末で1~3位の集計も追記しました。

「このミスランキング期限の月には有名作家の新作が出版される」
毎年のミステリランキングを楽しみにしている方なら一度は聞いたことがあるだろう。期限ギリギリに出版すれば印象に残りやすく、賞レースで有利になるという計算だ。
今年も期限となる9月の出版予定には現在わかっているだけでも阿津川辰海、伊坂幸太郎、井上真偽、今村昌弘、京極夏彦、白井智之、東野圭吾と錚々たる名前が並ぶ。しかも京極は百鬼夜行シリーズだし東野はまさかのアレだ。
去年も相沢沙呼、阿津川辰海、有栖川有栖、石持浅海、宇佐美まこと、歌野晶午、鵜林伸也、奥田英朗、加賀美雅之、笠井潔、河井莞爾、雫井脩介、周木律、白井智之、月原渉、西尾維新、似鳥鶏、林泰広、東川篤哉、道尾秀介、夕木晴央というとんでもないラインナップだった。
その前を振り返ってもやはり有名所が並んでいたように思う。

そこで「本当に期限ギリギリに出版するのは有利なのか? 有力作は期限ギリギリに出るのか?」検証してみる。
本ミスランキングが始まった1996年から昨年まで各年のこのミス・文春・本ミス1位作品がいつ出版されたのかを調べグラフにしてみた。



これは有意な結果が出たのではないだろうか。
明らかに期限に近いほど1位を獲りやすい!!
なお期限月は現在は9~10月で、このミスは長らく10月期限だったが、コロナ禍をきっかけに9月期限へ変更された。
3月も抜けて多いが、やはり決算月を意識して大作・有力作をぶつけたのだろう。
前年11月~12月出版でそのまま逃げ切ったのはわずか4作で、98年このミスの高村薫「レディ・ジョーカー」、08年このミスの伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」、11年本ミスの米澤穂信「折れた竜骨」、12年本ミスの法月綸太郎「キングを探せ」と納得の4作だ。
統計に全く詳しくない文系のつたない計算だが調査は以上である。


8/19追記
特に反響は無かったがハートが強いので1~3位まで集計範囲を拡大してみた。



それでもやはり傾向は変わらないようだ。
ちなみに11月出版で2位にランクインした3作品は、前年ではなく文春・本ミスの当年の対象だったが11月でひと括りにしている。
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ミステリ感想-『アンデッドガール・マーダーファルス 4』青崎有吾

2023年08月11日 | ミステリ感想
~感想~
これまで概要だけ語られた鴉夜、津軽、静句の前日譚が描かれる短編集。
そのためミステリとしても読めるのは三人が揃ってからの2編のみで、ファンサービスの色合いの強い一冊だが、ようやくアニメ放送も開始したタイミングにうってつけで、ファンなら読まない手はない。
言うべきことが本当にそれしかない。


23.8.11
評価:★★★ 6
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ミステリ感想-『信長島の惨劇』田中啓文

2023年08月10日 | ミステリ感想
~あらすじ~
本能寺の変から十数日後、羽柴秀吉、徳川家康、柴田勝家、高山右近のもとへ書状が届く。
送り主は死んだはずの織田信長。三河湾に浮かぶ「信長島」に単身で呼び出された一行は一人、また一人と謎めいたわらべ歌になぞらえられ殺されていく。


~感想~
冒頭「アガサ・クリスティーに」と献辞された通り、戦国時代と「そして誰もいなくなった」を悪魔合体させた怪作。
出落ちにしか思えない設定ながら、非常に凝った作りで、結果的には史実に符合してしまうところなど変に良く出来ている。
ミステリ的にはかなり前半で「もしかしてアレでは?」と気づけてしまうし、戦国好きならそれを補強する伏線が次々と目にとまるだろう。
やっていることはむちゃくちゃながら、戦国好きなら看破できてしまうので、やはり出来が良いと言わざるを得ない。
トリック自体はかなり強引かつ、楽屋落ちというか禁じ手というか、怒る人もいるだろう仕掛けなので、生粋のミステリ好きよりも戦国時代にそれなり以上の興味と知識を持つ人向けの作品だろう。
恐るべきことに「時代ミステリ文庫」で出てしまっているし。


23.8.10
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #426 完球救う!?ゼブラとマリポーサ!!

2023年08月07日 | 今週のキン肉マン
・邪悪神と四王子+アタルは実質的に第4の勢力か
・早速ゼブラとマリポーサも褒める真面目な時間超人たち
・憎まれ口を叩きながらケンダマンを気遣うゼブラたち、味方ヒールの振る舞いで良いねえ
・そこに5人いるのかよwww
・じゃあスクリューキッド追えよwww
・オモシロ起源説お前らが説明するのかよ
・とりあえず今回はゴングが鳴るまでかなと思っていたら
・突然のマリキータマンwwwww
・えええ…………
・TLはマジで害虫が飛び降りてきたみたいなリアクションだった
・オメガの民が参戦するのはわかってたけどお前一番重症だっただろ
・来るのはわかってたけど絶対誰も予想だにしないタイミングで来させるからキン肉マンはすごい
・久しぶり=2日前とかじゃない?
・マリキータマン悪夢の4戦目の可能性がこんな急に現実化することあるの?
・【悲報】サタン様一人たりとも戦線離脱にすら追い込めず
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8月の新刊情報

2023年08月01日 | ミステリ界隈
2日 文春文庫
加納朋子 二百十番館にようこそ
島田荘司 盲剣楼奇譚

4日 実業之日本社文庫
辻真先 村でいちばんの首吊りの木
東川篤哉 君に読ませたいミステリがあるんだ

8日 徳間文庫
梶龍雄 葉山宝石館の惨劇 ※復刊
笹沢左保 泡の女 ※復刊

9日 講談社
首藤瓜於 アガタ
夕木春央 十戒

10日 講談社文庫
我孫子武丸 修羅の家
首藤瓜於 ブックキーパー 脳男 上・下
夕木春央 サーカスから来た執達吏

12日 創元推理文庫
泡坂妻夫 蔭桔梗 ※復刊

17日 早川書房
伊吹亜門 焔と雪

23日 幻冬舎
下村敦史 逆転正義

23日 光文社
柄刀一 或るスペイン岬の謎

31日 東京創元社
市川憂人 ヴァンプドッグは叫ばない

31日 創元推理文庫
榊林銘 あと十五秒で死ぬ
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