小金沢ライブラリー

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今週のNXT #246

2014年10月31日 | 今週のNXT
アセンション(コナー&ビクター) ◯-× タイ・ディリンジャー&ジェイソン・ジョーダン
(フォール・オブ・マン)

代わる代わる暴行されていたジョーダンがどうにかタッチにこぎ着けるも、ディリンジャーは出てきた早々にフラップジャックで叩きつけられ瀕死に。ツープラトンを被弾したった2発でビクターにフォールを奪われた。
こういう「どちらがより地味か」対決になると、逆に盛り上がるNXTの客席はいいものだ。
試合後にはヒデオ・イタミが報復に出てくるも、あっさり返り討ちになった。そういうのいいからイタミはもっと試合に出すべきだと思う。


タイラー・ブリーズ ◯-× CJパーカー
(ビューティーショット)

ブリーズと対戦予定だったモジョ・ローリーの故障により、久々にパーカーとの対戦に。
ロープブレイクの隙を突いたせこい不意打ちで優勢に立ったパーカーは、コーナーへの叩きつけを連発するプロレスIQの低さを見せ、3度目の叩きつけからの2度目からのダイビングアックスハンドルをかわされ形勢逆転。
モジョ・ローリーが出てきてブリーズに睨みを利かせるも、ガチで肩が痛いのか介入する気配はなく、ブリーズが勝利を収めた。


ボードビレインズ(エイダン・イングリッシュ&サイモン・ゴッチ) ◯-× ウェズリー・ブレイク&バディ・マーフィー
(ゴッチのアッパーカット→イングリッシュのネックブリーカー)

序盤はブレイク&マーフィーが軽快な動きでペースをつかむが、ビレインズはマーフィーの右腕に狙いを定めて主導権を奪い返す。かろうじて脱出し、薄目で見ると小柄なエッジに見えなくもない体力ゲージ満タンのブレイクに交代すると、ブレイクは一人でビレインズを蹴散らす。
だが連携で優るビレインズはブラインドタッチからの不意打ちで動きを止め、ゴッチの後頭部へのアッパーカットからイングリッシュのネックブリーカーにつなげる地味…古式ゆかしいツープラトンで勝利した。


ベイリー ×-◯ サーシャ・バンクス
(バンク・ステートメント)

入場で業務内容の8割を消化したベイリーはサーシャのせこい蹴りで人事不省に陥り、ペイジの後釜を狙うようなサーシャのラフファイトに苦しめられる。ロープの反動を利用してのビンタが素敵。
そういえば大した攻撃を受けていないことに気づいたベイリーは反撃に乗り出すも、自分も大技を持っていないため試合を決めきれず、サーシャのバックスタバーからのジャストフェイスロック(バンク・ステートメント)を浴びて敗北した。

試合後もサーシャが暴行を続けているとベッキー・リンチが救援に出てきたが、かませ犬になりかけている現状に不安を抱くベッキーはベイリーを不意打ちしてヒールターン。「あたしはカシアス・オーノにはならない」という意思表示をした。


NXT王座戦
エイドリアン・ネヴィル ◯-× タイタス・オニール
(レッドアロー)防衛成功

挑戦者決定戦でもなんでもなかったサミ・ゼイン戦を制しただけのタイタスが王座に挑む。WWEではよくあること。
「別にネヴィルを応援してもいいんだけどストーリー的にゼインに戴冠してもらいたいからあえて冷たい態度をとっている」空気の読める客席は、一軍だしぽっと出でタイトルを奪えるはずもないしヒールだしのタイタスに歓声を送るわけにもいかず、フロリダにこんな静かな所があるなんて状態。
タイタスは受け身のことなど考えていないような無造作な放り捨てでネヴィルを痛めつけるが、ネヴィルは鋭いキックの連打で反撃。
最後はコーナーに追い詰められたネヴィルがビンタで挑発し、突進してきたところにドロップキックで返り討ち。すかさずレッドアローを浴びせるというずいぶんあっさりした決着だった。

試合後、ゼインが王座挑戦を願い出るとネヴィルは快諾した。
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ミステリ感想-『ダンデライオン』河合莞爾

2014年10月29日 | ミステリ感想
~あらすじ~
鏑木特捜班シリーズ第三弾。
密室のサイロで発見された16年前の永久死体。被害者はまるで空を飛んでいるさなかに刺殺されたような姿だった。
彼女は「空飛ぶ娘」の民話とタンポポを愛し、母親に「空を飛べる」と言っていたという。
そして捜査のさなか、やはり密室状況のホテル屋上から焼死体を残し、空を飛んだように犯人が姿を消す。


~感想~
島田荘司ばりの奇想と、驚異的な完成度の作品でおなじみの新鋭。おなじみのと言ってしまえるのがすごいのだが、今回も完成度の高さは抜群。
名前の出る登場人物のほぼ全員が事件に重要な関わりを持つ無駄のなさすぎる構成、すれっからしのミステリマニアなら確実に怪しむ双子の扱いに潜む意表をつくトリック、御大に捧げる空を飛ぶ娘と犯人の奇想(ついでに原発批判)、決して上手くも軽妙でもないが流れるような筆致によるリーダビリティ、デビュー作から引っ張ってきた姫野の過去の秘密、とどめに悲哀をにじませたラストと、もはや職人芸とでも呼びたくなる辣腕ぶりには「まだデビューから四作目」という事実をかえりみて戦慄せざるをえない。

だが前作「ドラゴンフライ」と同じく、あまりに無駄がなさすぎ伏線は仕掛けるそばから丸わかりで、御大リスペクトの物理トリックはヒントというか回答そのものがずばり書かれている親切設計、最後に明かされる真相もあからさますぎる伏線のせいでだいたいの見当が付いてしまうのが玉に瑕。あとほんの少し、真相を覆い隠す技術があれば完全無欠なのだが、そこまで望むのは酷な話だろうか。

ともあれ「真相と展開がわかりやすすぎる」という唯一の欠点にさえ目をつむれば「この世に完璧なものがただ1つだけある。それは河合莞爾の作品だ」とでも言いたくなる驚嘆すべき完成度の高さには、ただただ感心するばかりである。


14.10.27
評価:★★★ 6
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ミステリ感想-『姫君よ、殺戮の海を渡れ』浦賀和宏

2014年10月28日 | ミステリ感想
~あらすじ~
糖尿病の妹が群馬の川で見たイルカを探すため、妹や友人の飯野とともに現地へ向かう敦士。
ところが町の人々は不審な様子を見せ、隠された秘密をうかがわせる。
やがて彼らがたどり着いた真実は、悲痛な運命の扉を開く。


~感想~
「群馬でイルカを見た」というファンシーな滑り出しからは予想もつかない、浦賀作品らしいケレン味あふれる真相へと至る。
中盤で唐突に他シリーズと絡みだすが、それはこのトンデモな結末を作中での現実に落とし込むための装置にすぎないので、他シリーズを読んでいなくても大丈夫。
最近は「桑原銀次郎シリーズ」で地に足の着いた硬質な作品を出していたが、久々に浦賀らしい飛躍を見られてうれしい限り。が、千枚超の分量はさすがに多すぎた。このほとんど一発ネタがこれだけ長大である必要は絶対ないし、贅肉の多い長文となると浦賀はやはりそこまで文章も心理描写も上手くない。
しかしこのすさまじい真相は一見の価値あり。俺達の浦賀は健在だと改めて感じた。

余談だが帯には「切なく哀しい衝撃のラスト!」と書かれていて確かに衝撃ではあるがこいつ絶対読んでないだろ。


14.10.24
評価:★★★ 6
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今週のキン肉マン #109 残る悪魔六騎士は……!?

2014年10月27日 | 今週のキン肉マン
・カラスマンのバラバラ死体に先週は描かれなかった切断面が。その画力いらないよ
・謙虚に技術合戦の敗北を認めるザ・ニンジャは完全に正義超人
・試合中に将軍様との因縁をほとんど語らなかったカラスマン、首だけになってあわてて触れる
・どいつもこいつも将軍様を好きすぎだろ
・そういえばガンマンやサイコマンら反将軍派ばかり生き残ってるな
・世界遺産の地下に埋められるバラバラ死体
・「フハハハ」と「正義超人どもーーっ!」でむりやり悪魔感を出すニンジャ。アンタどう見ても正義超人だよ
・そういえば「そういう所がある」程度の認識で存在してた魔界
・ある意味で超人パワー並にタブーの(というかしっかりした設定がなかった)魔界の謎がついに暴かれるのか
・ジャスティス来ちゃったーーッ!!
・「アシュラマンの対戦相手が判明する」しか内容のない回だけどジャスティスが全部持ってったーーッ!!
・始祖は全員◯○マンなんだな
・正直、アシュラマンはⅡ世で大暴れしてたから別に懐かしくもないし、試合にも興味はなかったけど相手がジャスティスなら話は別だ
・アシュラマン敗北確定。なんなら秒殺決着もありえる
・神々しすぎだろジャスティスマン。キャラデザが超楽しみ。ここで2週待ちとかもう!! 新シリーズで一番次回が待ち遠しいわ
・敵側で生き残ってるのはグロローマン、ネメシス、ガンマン、サイコマン、ジャスティスマンか。ラスボス級ばかりだな…
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ミステリ感想-『無貌伝 ~奪われた顔~』望月守宮

2014年10月26日 | ミステリ感想
~あらすじ~
秋津と助手の相原が、人の顔を奪う怪盗・無貌を追った日々――。
愛する妻のもとを去り無貌との孤独な戦いに身を投じる秋津と、過去と決別し殺人鬼・大蛇と対峙する相原。
それは封印された真実の話。


~感想~
2013年刊行と予告されていたシリーズ完結編が2014年ギリギリに登場。2ヶ月連続刊行でまずは過去編から。
作者がカバー見返しで「無貌伝とは、こういうお話だったのです」という通りの話。
終わってみれば何もかも予想通りと言えば予想通りなのだが、それでもシリーズを頭から読み返してみると、あからさまな伏線や不自然さも次々と目に止まり、完結を前に過去編に突入するタイミングも的確で、シリーズ全体の構想が最初からできていたのだと納得。来月の完結編が本当に楽しみになった。
新人のデビュー作としては破格の作品ながら、世間的な反応はどうにも薄く、10月末を締めとするこのミス期間をまたぐ刊行といい、講談社の売り出しも失敗している模様。もっと知名度あっていいと思うのだが。


14.10.20
評価:★★★☆ 7
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今週のNXT #245

2014年10月24日 | 今週のNXT
バロン・コービン ◯-× エリアス・サムソン
(エンド・オブ・デイズ秒殺)

コービンが10秒足らずでサムソンを料理した。


・サミ・ゼインとタイソン・キッドの舌戦

ゼインがNXT王座を目指すと抱負を語っていると、タイソンが「お前は大事なところでよく負ける」と自分を棚に上げて絡む。
ゼインは「ナティ(妻)に対戦の許可を得て戻ってこい」とおなじみになった妻いじりで挑発し返し対戦が決まった。


ルチャ・ドラゴンズ(シン・カラ&カリスト) ◯-× ウェズリー・ブレイク&バディ・マーフィー
(雪崩式ビクトリーロール)

スカッシュマッチかと思いきや、シン・カラのトルネードDDTをパワーでこらえたマーフィーがランニング式のブレーンバスターで反撃し、意外にも優位に立つ。
しかしシン・カラはせこい蹴りで脱出するとカリストに交代。カリストはコークスクリュー式のクロスボディで目を回すが、なんとか場外のマーフィーをプランチャで排除。シン・カラは飛び込んできたブレイクを上手く反転してトップロープに座らせると、雪崩式のビクトリーロールで叩きつけ3カウントを奪った。
ブレイク&マーフィーの「チーム骨太(というらしい)」は見せ場を作らせてもらったが今後もタッグで活動するのだろうか。


・モジョ・ローリーが長期欠場へ

タイラー・ブリーズとの抗争でガチで右肩を負傷してしまったモジョが長期欠場へ。
「俺は最強になって戻る。なぜならハイだからだ」と意味不明の供述。


シャーロット ◯-× ベッキー・リンチ
(ナチュラル・セレクション)

フェイス化の進む女子王者シャーロットがアイルランド娘のベッキーを迎え撃つ。
序盤の腕関節の取り合いを制しベッキーが経験の差を見せるが、ガタイで勝るシャーロットは力業で反撃。
しかしベッキーはドロップキックをかわすと多彩な足技で猛攻撃。シャーロットをあと一歩まで追い詰めるも、最後は必殺技に沈んだ。
ベッキーは地力があるのでいつでもプッシュできるから、当分は噛ませ役をやらされそうな気配。


エンツォ・アモーレ&コリン・キャサディ △-△ リージョナーズ(シルベスター・ルフォール&マーカス・ルイス)
(リージョナーズが仲間割れ→ノーコンテスト)

ゴングと同時にキャサディに向かっていったルフォールは簡単に持ち上げられ、優しくボディプレスで落とされる。
一瞬で戦意喪失したルフォールは交代するが、誤ってルイスのカツラを剥ぎとってしまう。激昂したルイスはルフォールを暴行するとそのまま立ち去って行き、試合はノーコンテストとなった。


カーメラ ◯-× オールドブルーパンツ
(変形首四の字固め)

試合を終えたエンツォ組はそのまま相棒(?)カーメラがデビューする次の試合のリングアナを担当。
まずは糞だせえジャージ風コスチュームの対戦相手を「青パン」と紹介。資料によると彼女の名はレヴァ・ベイツらしいが最後まで実名は呼ばれなかった。
青パンは「レッツゴー・ブルーパンツ」の歓声に乗って勢いよく飛び出すが、小柄ながら鍛え上げられた腹筋を見せるカーメラはあっさり回避すると、変形の首四の字固めで秒殺勝利を挙げた。
先週も披露したがこの技かっこいいな。


サミ・ゼイン ◯-× タイソン・キッド
(ヘルーバキック)

技巧派同士の一戦で目まぐるしく攻守が入れ替わる。ゼインは一軍に8年いるタイソンにもまったく見劣らない動きで猛アピール。
ゼインはブルーサンダーボム、タイソンはひねり式のフィッシャーマンズスープレックスを決めるが3カウントには至らず。
そしてシャープシューターから逃げられたタイソンは、焦りからロープを悪用したレッグドロップを自爆し尾てい骨を強打。ケツの痺れから動きの鈍ったタイソンは裏投げで捉えられると、ヘルーバキックと名付けられたゼインの串刺しケンカキックで仕留められた。
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2012年版 東西ミステリーベスト100

2014年10月21日 | ミステリランキング等
2012年、文藝春秋から刊行。オールタイム・ベスト・ミステリを日本推理作家協会や日本冒険小説協会ら500人が投票で選んだ企画。


01.横溝正史 獄門島
02.中井英夫 虚無への供物  ★★☆ 5
03.島田荘司 占星術殺人事件  評価不能
04.夢野久作 ドグラ・マグラ
05.宮部みゆき 火車  ★★★★☆ 9
06.松本清張 点と線
07.天藤真 大誘拐  ★★★★☆ 9
08.綾辻行人 十角館の殺人  ★★☆ 5
09.京極夏彦 魍魎の匣  ★★★★★ 10
10.横溝正史 本陣殺人事件
11.鮎川哲也 黒いトランク  ★★☆ 5
12.連城三紀彦 戻り川心中  ★★★★★ 10
13.東野圭吾 容疑者Xの献身  ★★★☆ 7
14.小栗虫太郎 黒死館殺人事件
15.山口雅也 生ける屍の死  ★★★★★ 10
16.泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽  ★★★★ 8
17.北村薫 空飛ぶ馬  ★☆ 3
18.東野圭吾 白夜行  ★★☆ 5
19.坂口安吾 不連続殺人事件  ★★★ 6
20.綾辻行人 時計館の殺人  ★★★★★ 10
21.島田荘司 斜め屋敷の犯罪  ★★★★ 8
22.有栖川有栖 双頭の悪魔  ★★★★★ 10
23.京極夏彦 姑獲鳥の夏  ★★★★☆ 9
24.江戸川乱歩 二銭銅貨(※江戸川乱歩集 所収)
25.松本清張 砂の器
26.原尞 私が殺した少女  ★★★★★ 10
27.江戸川乱歩 孤島の鬼  ★★☆ 5
28.高木彬光 人形はなぜ殺される
29.髙村薫 レディ・ジョーカー
30.山田風太郎 妖異金瓶梅  ★★★★★ 10
31.水上勉 飢餓海峡
32.高木彬光 刺青殺人事件
33.鮎川哲也 りら荘事件  ★★★☆ 7
34.泡坂妻夫 乱れからくり  ★★★★ 8
35.江戸川乱歩 陰獣(※江戸川乱歩集 所収)
36.歌野晶午 葉桜の季節に君を想うということ  ★★★★★ 10
37.松本清張 ゼロの焦点
38.泡坂妻夫 11枚のとらんぷ  ★★★★★ 10
39.横溝正史 犬神家の一族
40.竹本健治 匣の中の失楽  ★★★★★ 10
41.宮部みゆき 模倣犯  ★★★★★ 10
42.岡本綺堂 半七捕物帳
43.桐野夏生 OUT  ★★☆ 5
44.皆川博子 死の泉
45.大沢在昌 毒猿  ★★★★ 8
46.船戸与一 山猫の夏
47.藤原伊織 テロリストのパラソル  ★★★★ 8
48.山田風太郎 太陽黒点
49.京極夏彦 絡新婦の理  ★★★☆ 7
50.馳星周 不夜城  なし 0
51.島田荘司 奇想、天を動かす  ★★★★☆ 9
52.横山秀夫 第三の時効  ★★★★★ 10
53.髙村薫 マークスの山
54.横山秀夫 半落ち  ★★★★☆ 9
55.笠井潔 サマーアポカリプス  ★★★★ 8
56.島田荘司 異邦の騎士  ★★★★☆ 9
57.横溝正史 八つ墓村
58.船戸与一 猛き箱舟
59.小泉喜美子 弁護側の証人  ★★★☆ 7
60.宮部みゆき 理由  なし 0
61.真保裕一 奪取  ★★★★ 8
62.三津田信三 首無の如き祟るもの  ★★★★★ 10
63.麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲  評価不能
64.森博嗣 すべてがFになる  ★★★★ 8
65.大沢在昌 新宿鮫  ★★★☆ 7
66.貴志祐介 黒い家  ★★☆ 5
67.山田風太郎 警視庁草紙  ★★★☆ 7
68.泡坂妻夫 しあわせの書  ★★★ 6
69.久生十蘭 魔都
70.西澤保彦 七回死んだ男  ★★★★★ 10
71.笠井潔 哲学者の密室  ★★★ 6
72.舞城王太郎 煙か土か食い物  ★★★★☆ 9
73.伊坂幸太郎 アヒルと鴨のコインロッカー  ★★★☆ 7
74.乾くるみ イニシエーション・ラブ  ★★★★★ 10
75.横溝正史 悪魔の手毬唄  ★★★ 6
76.麻耶雄嵩 翼ある闇  ★★★★ 8
77.仁木悦子 猫は知っていた
78.京極夏彦 鉄鼠の檻  ★★★☆ 7
79.土屋隆夫 危険な童話
80.我孫子武丸 殺戮にいたる病  ★★★★ 8
81.稲見一良 ダック・コール  ★★★★ 8
82.綾辻行人 霧越邸殺人事件  ★☆ 3
83.中島らも ガダラの豚
84.殊能将之 ハサミ男  ★★★★☆ 9
85.逢坂剛 カディスの赤い星
86.連城三紀彦 夜よ鼠たちのために  ★★★★☆ 9
87.江戸川乱歩 パノラマ島奇談(※江戸川乱歩集 所収)
88.高木彬光 白昼の死角
89.志水辰夫 背いて故郷
90.山田風太郎 明治断頭台  ★★★☆ 7
91.佐々木譲 ベルリン飛行指令  ★★☆ 5
92.赤江瀑 オイディプスの刃
93.貫井徳郎 慟哭  ★★★ 6
94.高野和明 ジェノサイド  ★★★★★ 10
95.有栖川有栖 孤島パズル  ★★★☆ 7
96.都筑道夫 なめくじに聞いてみろ  ★★ 4
97.逢坂剛 百舌の叫ぶ夜  ★★★★ 8
98.岡嶋二人 99%の誘拐  ★★★☆ 7
99.宮部みゆき 龍は眠る  ★★★★ 8
100.鮎川哲也 黒い白鳥
101.天童荒太 永遠の仔
102.佐々木譲 エトロフ発緊急電  ★★ 4
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今週のキン肉マン #108 最後の大博打!!

2014年10月20日 | 今週のキン肉マン
・火事場のクソ力の発動が確認できるヤツとできないヤツに何か違いがあ……ゆでなら無いか
・風林火山では無かったことにされたリバース・ロメロだ! 実際のプロレスでは一度も見たことないリバース・ロメロだ!
・ロープをなんの脈絡もなく鋼に変える技も大概すごい
・ニンジャは背転田楽刺しを乱発しすぎ
・なぜ顔を近づけたカラスマンよww
・顔写しに能力コピーなんてチート機能は無かったはず
・ブロッケンに仕掛けた時は精神的な嫌がらせだったな
・ミートといいジャック・チーといい超人はプラモみたいにバラバラになる仕様なのか
・別にブロッケンたちを騙す必要もなかったよね
・クモ糸縛りから顔写しに順逆自在の術とブロッケン戦のオマージュ目白押しでオールドファン歓喜
・「その命で放つ最後の技」と言ったわりにピンピンしてるけどこのままニンジャ死んでしまうん?
・ペンタゴンと交代(変身)前に似たようなこと言ってたブラックホールもピンピンしてるから平気か
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1985年版 東西ミステリーベスト100

2014年10月20日 | ミステリランキング等
01.横溝正史 獄門島
02.中井英夫 虚無への供物  ★★☆ 5
03.松本清張 点と線
04.坂口安吾 不連続殺人事件  ★★★ 6
05.小栗虫太郎 黒死館殺人事件
06.夢野久作 ドグラ・マグラ
07.横溝正史 本陣殺人事件
08.鮎川哲也 黒いトランク  ★★☆ 5
09.連城三紀彦 戻り川心中  ★★★★★ 10
10.高木彬光 刺青殺人事件
11.船戸与一 山猫の夏
12.天藤真 大誘拐  ★★★★☆ 9
13.江戸川乱歩 二銭銅貨(※江戸川乱歩集 所収)
14.江戸川乱歩 陰獣(※江戸川乱歩集 所収)
15.松本清張 ゼロの焦点
16.泡坂妻夫 11枚のとらんぷ  ★★★★★ 10
17.泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽  ★★★★ 8
18.水上勉 飢餓海峡
18.結城昌治 ゴメスの名はゴメス
20.土屋隆夫 危険な童話
21.島田荘司 占星術殺人事件  評価不能
22.泡坂妻夫 乱れからくり  ★★★★ 8
23.大岡昇平 事件
24.北方謙三 檻
25.江戸川乱歩 心理試験(※江戸川乱歩集 所収)
26.竹本健治 匣の中の失楽  ★★★★★ 10
27.志水辰夫 飢えて狼
28.高木彬光 白昼の死角
29.生島治郎 黄土の奔流
29.北方謙三 逃がれの街
31.大藪春彦 野獣死すべし
32.高木彬光 人形はなぜ殺される
33.都筑道夫 なめくじ長屋捕物さわぎ
34.生島治郎 追いつめる
35.仁木悦子 猫は知っていた
36.笠井潔 サマーアポカリプス  ★★★★ 8
37.江戸川乱歩 孤島の鬼  ★★☆ 5
37.鮎川哲也 黒い白鳥
39.森詠 燃える波濤
40.小泉喜美子 弁護側の証人  ★★★☆ 7
41.土屋隆夫 影の告発  ★★☆ 5
42.島田荘司 斜め屋敷の犯罪  ★★★★ 8
42.横溝正史 悪魔の手毬唄  ★★★ 6
44.横溝正史 八つ墓村
45.小林信彦 紳士同盟
46.高木彬光 成吉思汗の秘密
47.志水辰夫 裂けて海峡
48.鮎川哲也 りら荘事件  ★★★☆ 7
49.江戸川乱歩 押絵と旅する男(※江戸川乱歩集 所収)
50.陳舜臣 枯草の根
51.船戸与一 夜のオデッセイア
52.森村誠一 高層の死角
53.松本清張 砂の器
54.笠井潔 バイバイ、エンジェル  ★★☆ 5
55.岡本綺堂 半七捕物帳
55.江戸川乱歩 パノラマ島奇談(※江戸川乱歩集 所収)
55.佐野洋 一本の鉛
58.井沢元彦 猿丸幻視行  ★★★☆ 7
59.都筑道夫 猫の舌に釘をうて
60.笹沢左保 招かれざる客
61.岡嶋二人 焦茶色のパステル  ★★★☆ 7
61.木々高太郎 人生の阿呆
63.黒岩重吾 背徳のメス
64.夏樹静子 蒸発 ある愛の終わり  ★★★ 6
65.阿刀田高 ナポレオン狂  ★★★★ 8
66.筒井康隆 富豪刑事  ★★★☆ 7
66.高橋克彦 写楽殺人事件  ★★★☆ 7
68.北方謙三 眠りなき夜
69.横溝正史 蝶々殺人事件
70.鮎川哲也 死のある風景
70.浜尾四郎 殺人鬼
72.陳舜臣 炎に絵を
73.松本清張 黒い画集
74.久生十蘭 顎十郎捕物帳
75.夏樹静子 Wの悲劇  ★★★ 6
76.海渡英祐 伯林 一八八八年
77.森詠 さらばアフリカの女王
77.戸板康二 團十郎切腹事件  ★★☆ 5
77.戸川昌子 大いなる幻影
80.赤川次郎 マリオネットの罠
81.小栗虫太郎 完全犯罪
81.岡嶋二人 あした天気にしておくれ  ★★★☆ 7
83.都筑道夫 三重露出
84.大藪春彦 蘇える金狼
85.結城昌治 暗い落日
85.森村誠一 人間の証明
85.赤川次郎 幽霊列車  ★★★★ 8
88.佐野洋 轢き逃げ
89.都筑道夫 誘拐作戦  ★★★ 6
89.船戸与一 非合法員
89.笠井潔 薔薇の女  ★★★ 6
92.檜山良昭 スターリン暗殺計画
92.北方謙三 友よ、静かに瞑れ
94.大下宇陀児 石の下の記録
94.多岐川恭 落ちる
94.栗本薫 ぼくらの時代  ★★★ 6
94.加納一朗 ホック氏の異郷の冒険
98.島田荘司 北の夕鶴2/3の殺人  ★★★★ 8
98.伴野朗 五十万年の死角
98.天藤真 殺しへの招待
98.結城昌治 ひげのある男たち
98.多岐川恭 異郷の帆
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本格ミステリ・ベスト100

2014年10月19日 | ミステリランキング等
1997年、東京創元社から刊行。1975年~1994年の20年間の本格ミステリ・ベスト100を笠井潔ら「探偵小説研究会」が投票で選んだ企画。


01.山口雅也 生ける屍の死  ★★★★★ 10
02.京極夏彦 姑獲鳥の夏  ★★★★☆ 9
03.島田荘司 占星術殺人事件  評価不能
04.笠井潔 サマーアポカリプス  ★★★★ 8
05.竹本健治 匣の中の失楽  ★★★★★ 10
06.泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽  ★★★★ 8
07.笠井潔 哲学者の密室  ★★★ 6
08.綾辻行人 霧越邸殺人事件  ★☆ 3
09.北村薫 空飛ぶ馬  ★☆ 3
10.連城三紀彦 戻り川心中  ★★★★★ 10
11.泡坂妻夫 乱れからくり  ★★★★ 8
12.有栖川有栖 双頭の悪魔  ★★★★★ 10
13.麻耶雄嵩 夏と冬の奏鳴曲  評価不能
14.綾辻行人 十角館の殺人  ★★☆ 5
15.奥泉光 葦と百合
16.法月綸太郎 頼子のために  ★★★☆ 7
17.天藤真 遠きに目ありて  ★★★★☆ 9
18.筒井康隆 ロートレック荘事件  ★★★ 6
19.我孫子武丸 殺戮にいたる病  ★★★★ 8
20.笠井潔 バイバイ、エンジェル  ★★☆ 5
21.泡坂妻夫 11枚のとらんぷ  ★★★★★ 10
22.山田風太郎 警視庁草紙  ★★★☆ 7
23.島田荘司 北の夕鶴2/3の殺人  ★★★★ 8
24.山口雅也 キッド・ピストルズの冒瀆  ★★★☆ 7
25.綾辻行人 時計館の殺人  ★★★★★ 10
26.連城三紀彦 暗色コメディ  ★★★ 6
27.山田風太郎 明治断頭台  ★★★☆ 7
28.岡嶋二人 99%の誘拐  ★★★☆ 7
29.岡嶋二人 クラインの壺  ★★★ 6
30.島田荘司 斜め屋敷の犯罪  ★★★★ 8
31.竹本健治 ウロボロスの偽書  なし 0
32.山口雅也 キッド・ピストルズの妄想  ★★★ 6
33.逢坂剛 百舌の叫ぶ夜  ★★★★ 8
34.東野圭吾 放課後  ★ 2
35.天藤真 大誘拐  ★★★★☆ 9
36.栗本薫 絃の聖域  ★★★★ 8
37.都筑道夫 退職刑事  ★★★☆ 7
38.栗本薫 ぼくらの時代  ★★★ 6
39.麻耶雄嵩 翼ある闇  ★★★★ 8
40.若竹七海 ぼくのミステリな日常  ★☆ 3
41.山田正紀 人喰いの時代  ★★★☆ 7
42.法月綸太郎 ふたたび赤い悪夢  ★★☆ 5
43.山口雅也 ミステリーズ《完全版》  ★★★★ 8
44.東野圭吾 眠りの森
45.二階堂黎人 吸血の家  ★★★☆ 7
46.赤川次郎 三毛猫ホームズの推理
47.平石貴樹 だれもがポオを愛していた
48.服部まゆみ 時のアラベスク
49.宮部みゆき 火車  ★★★★☆ 9
50.山口雅也 日本殺人事件  ★★☆ 5
51.井上夢人 ダレカガナカニイル…  ★★★ 6
52.赤川次郎 マリオネットの罠
53.戸板康二 グリーン車の子供
54.法月綸太郎 二の悲劇  ★★ 4
55.高橋克彦 写楽殺人事件  ★★★☆ 7
56.我孫子武丸 探偵映画  なし 0
57.松尾由美 バルーン・タウンの殺人  ★★☆ 5
58.折原一 倒錯の死角  ★★★☆ 7
59.横溝正史 病院坂の首縊りの家
60.辻真先 アリスの国の殺人
61.澤木喬 いざ言問はむ都鳥  ★★★☆ 7
62.宮部みゆき 我らが隣人の犯罪  ★★☆ 5
63.法月綸太郎 密閉教室  ★ 2
64.綾辻行人 人形館の殺人  ★★☆ 5
65.赤川次郎 幽霊列車  ★★★★ 8
66.井沢元彦 猿丸幻視行  ★★★☆ 7
67.筒井康隆 富豪刑事  ★★★☆ 7
68.原尞 そして夜は甦る
69.今邑彩 ブラディ・ローズ  ★★ 4
70.有栖川有栖 孤島パズル  ★★★☆ 7
71.北村薫 秋の花  ★★ 4
72.岡嶋二人 そして扉が閉ざされた  ★★★ 6
73.近藤史恵 ねむりねずみ  ★★★ 6
74.加納朋子 魔法飛行  ★★★☆ 7
75.佐々木丸実 崖の館
76.中西智明 消失!  ★★★★ 8
77.井上雅彦 竹馬男の犯罪
78.仁木悦子 青じろい季節
79.歌野晶午 死体を買う男  ★★★★ 8
80.連城三紀彦 変調二人羽織  ★★★★ 8
81.島田荘司 暗闇坂の人喰いの木  ★★★ 6
82.島田荘司 網走発遙かなり  ★★☆ 5
83.竹本健治 将棋殺人事件  問題外
84.貫井徳郎 慟哭  ★★★ 6
85.高木彬光 大東京四谷怪談
86.紀田順一郎 古本屋探偵の事件簿
87.泡坂妻夫 湖底のまつり  ★★★ 6
88.北村薫 夜の蝉  ☆ 1
89.泡坂妻夫 生者と死者  ★★★ 6
90.法月綸太郎 誰彼  ★★☆ 5
91.岡嶋二人 あした天気にしておくれ  ★★★☆ 7
92.若竹七海 心の中の冷たい何か
93.連城三紀彦 私という名の変奏曲  ★★★ 6
94.荒巻義雄 エッシャー宇宙の殺人
95.二階堂黎人 聖アウスラ修道院の惨劇  なし 0
96.北村薫 六の宮の姫君
97.太田忠司 僕の殺人  ★★★ 6
98.岩崎正吾 探偵の夏あるいは悪魔の子守唄
99.鮎川哲也 朱の絶筆  ★★★☆ 7
100.斎藤肇 思い通りにエンドマーク
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