~あらすじ~
「レベル7まで行ったら戻れない」謎の言葉を残して失踪した少女。
記憶を失った男女の腕に浮かび上がった「Level 7」の文字。
少女を探すカウンセラーと、自分たちが何者なのかを調べる二人。
二つの追跡行はやがて、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導かれていく。
日本推理作家協会賞候補、このミス14位、文春10位
~感想~
入り組みすぎて雑然としてしまい、明らかに清冽さを欠いた。
氏らしさは影を潜め、筆力も発展途上。2つの視点が意外な逆転も生まず、妙味もなし。
大器の片鱗は見せてはいるのだが。一言でいえば……好きになれない小説なんだな、要は。
03.5.30
評価:★★☆ 5
「レベル7まで行ったら戻れない」謎の言葉を残して失踪した少女。
記憶を失った男女の腕に浮かび上がった「Level 7」の文字。
少女を探すカウンセラーと、自分たちが何者なのかを調べる二人。
二つの追跡行はやがて、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導かれていく。
日本推理作家協会賞候補、このミス14位、文春10位
~感想~
入り組みすぎて雑然としてしまい、明らかに清冽さを欠いた。
氏らしさは影を潜め、筆力も発展途上。2つの視点が意外な逆転も生まず、妙味もなし。
大器の片鱗は見せてはいるのだが。一言でいえば……好きになれない小説なんだな、要は。
03.5.30
評価:★★☆ 5