小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

昨年のNXT #200

2013年12月31日 | 今週のNXT
・HHHが200回を祝う
WWE COOのHHHが200回記念を祝いつつ「ダミアン・サンドウやアントニオ・セザーロはNXT出身だ」と事実と異なる(二人ともNXTを経由せず一軍デビュー)発言をするが、めったに登場しないHHHに観客は大歓声。「アー・ユー・レディ」の決め台詞で締めた。


サミ・ゼイン&タイソン・キッド ◯-× アントニオ・セザーロ&レオ・クルーガー
(串刺しケンカキック)

四人の中で一番人気はヒールもベビーも超えた支持を集めつつあるセザーロ。NXTのみならずWWE全体でも今年のベストバウトの声も高いサミ・ゼインとの三本勝負の記憶も新しい。
病み上がりのタイソンがいいところなくつかまる展開から、交代したゼインが大暴れ。タイソンもセザーロを場外へ投擲するとサマーソルト・プランチャでなぎ倒し、ゼインが抗争中のクルーガーをきっちり仕留めた。


ペイジ ◯-× サーシャ・バンクス
(ペイジ・ターナー)

サーシャの地味ながら効果的なスリーパーでタップ寸前まで追い込まれたペイジだが、空中技を阻止して反撃の糸口をつかむと、クローズラインの連打とドロップキックで一蹴。
場外のサマーに足を引っ張られるも、サーシャのキックを誤爆させて悠々と必殺技で討ち取った。
ペイジ・ターナーはいったん逆さ押さえ込みの体勢になってから繰り出すようにマイナーチェンジか。


オープンチャレンジ戦
コナー・オブライエン&リック・ビクター ◯-× アメリカン・ピットブルズ(ジョン・ケーヒル&デレク・ビリントン)
(フォール・オブ・マン)

アセンションのオープンチャレンジ戦に、インディー団体の雄ROHでタッグ王座を制したアメリカン・ウルブズがピットブルズと名前を変えて登場。
ケーヒルはエディ・エドワーズ、ビリントンはデイビー・リチャーズが元の名で、WWEにトライアウト参戦した短期間だけの改名。
2008年結成のチームの連携は急造タッグ王者とはわけが違う。アセンションを翻弄するもののさすがにトライアウトの身分では善戦どまり。ビリントンがツープラトンを被弾しコナーにフォールを奪われた。
有名チームとあって観客の声援も集めたピットブルズだが、嘘か真か試合中に頭から落ちて(ビリントンがビクターのバックドロップからの脱出に失敗)中止を指示されたにもかかわらず、それを無視したため契約には至らなかったとか。


NXT王座ランバージャック戦
ボー・ダラス ◯-× エイドリアン・ネヴィル
(タイラー・ブリーズの介入)防衛成功

カウントアウト負けで姑息な王座防衛をしたダラスに逃げ場のない再戦が命じられた。ジャックのほぼ全員がジョバー役の皆さんなのはどうしてだ。しれっとタイラー・ブリーズが混じってるのはなぜだ。
ネヴィルに絡んだブリーズがビンタされるショートコントを挟み、一進一退の攻防が続くが、ネヴィルが無慈悲なキックの連打でダラスの戦意を削り取る。
レッドアローの体勢に入るとダラスは転がって場外へ逃げ出すも、ジャックに囲まれてしまう。そこにネヴィルが飛び込みジャックもろともダラスをなぎ倒し、リングへ押し戻す。
今度こそレッドアローで万事休したかと思われたが、顔をぶたれたブリーズが報復でダラスを逃がし、ネヴィルは自爆。すかさずダラスがフォールし王座防衛した。
コメント

昨年のNXT #199

2013年12月30日 | 今週のNXT
NXTタッグ王座戦
コナー・オブライエン&リック・ビクター ◯-× フニコ&カマーチョ
(フォール・オブ・マン)防衛成功

序盤はビクターが孤立させられ、フニコとカマーチョから代わる代わる打撃戦を挑まれる。
ビクターが自力で脱出すると今度はアセンションがフニコに集中攻撃。とてもタイトル戦とは思えない静けさの中、フニコがスクールボーイの体勢からビクターをパワーボムで叩きつける意外な怪力を見せつけカマーチョと交代。
交代したてのベビーが暴れまわってるのに客席は沸く気配もない厳しい流れの中、オブライエンがフルネルソンスラム→フラップジャックで逆転し、ゆったりしたツープラトンからカマーチョを仕留めてビクターがフォールを奪った。
アセンションの不人気さは深刻だが他にベルトを持てるチームがいない。


カシアス・オーノ ×-◯ アレクサンダー・ルセフ 
(アコレード)

ルセフに帯同するラナはアドバイザー兼通訳でモスクワの富豪の娘というテキトーな設定が紹介されたのがメインイベント。
大柄なオーノを軽々と抱え上げながら試合を進め、サモアンドロップまで披露し国籍不明さに拍車をかけると、簡単にアコレードで仕留めた。


ナタリヤ&ベイリー ×-◯ サマー・レイ&サーシャ・バンクス
(バンクラプト(ターミヌース))

シャーロットに裏切られ傷心のベイリーだが、ナタリヤ姐さんに友達と呼ばれ大はしゃぎ。美女が集まり客席は前の二試合の20倍は盛り上がっている。
BFFはナタリヤ姐さんをリングに上げまいとベイリーを囲むが、腕を極められたまま相手をぶん投げる荒業で脱出し姐さんと交代。
ナタリヤは謎のみちのくドライバーからのシャープシューターでサーシャをとらえるが、サマーが背中に蹴りを入れてカット。ベイリーが再び出てくるも、ナタリヤがあれだけ痛めつけてくれたサーシャにあっさり必殺技で倒された。


モジョ・ローリー ◯-× スコット・ドーソン
(ハイパードライブ(ジャンピング・ヒップ・プレス))

シルベスター・ルフォールの勧誘を断ったモジョがドーソンをけしかけられる。
アーン・アンダーソンの再来とまで持ち上げられたドーソンに例によって前半は一方的に攻められるが、ヒップアタックからのジャンピング・ヒップ・プレス(ハイパードライブとかだせえ名前が付けられた)で一発逆転。
しかし試合後はルフォールとドーソンに襲われてしまう。この地味すぎる抗争をまさか続ける気か。


サミ・ゼイン ×-◯ レオ・クルーガー
(スライス)

序盤に豪快なスパインバスターを食らわせたクルーガーがペースを握る。
ゼインは逆水平チョップとプランチャで劣勢からの脱出を図るが、空中技を阻止されロープで股間を強打するとスライスを浴びた。
意外にあっさり決着したが、試合後も衝突し抗争はまだまだ続く模様。こっちは続けてもいい。
コメント

昨年のNXT #198

2013年12月29日 | 今週のNXT
NXT女子王座戦
ペイジ ◯-× ナタリヤ
(ペイジ・ターナー)防衛成功

NXTに出ること自体まれな一軍のナタリヤが脈絡もなくタイトルに挑戦。WWEではよくあること。
ロープワークもほとんどしない、技術を競うようなキャッチレスリングで序盤は丸め込み合戦、中盤からはラフファイトを交えた好勝負に。ナタリヤの技術の高さは言うまでもないがペイジもそれについていけている。
最後はシャープシューター(サソリ固め)に捕らえられるも前転した反動でナタリヤをコーナーに叩きつけ、不用意に近づいたところをペイジ・ターナーで仕留めてみせた。いつもは雑な必殺技もナタリヤが派手に受け、説得力も十分だった。


エイダン・イングリッシュ ◯-× ??
(ディレクターズカット)

紹介される前にイングリッシュが入場したため対戦相手の名前は不明。そこそこイケメンでそこそこガタイが良かったが地元レスラーだろう。
この日の観客はイングリッシュへの反応がイマイチで、沸かないどころか音痴呼ばわりまでしていた。
内容については特に言うべきことはない。


・アントニオ・サゼーロがバイロン・サクストンを襲う

先週、サクストンに絡んだセザーロが謝罪と見せかけてビンタを浴びせた。
元レスラーのサクストンをビンタ一発で退場させるセザーロの怪力パネエ。


タイソン・キッド ◯-× レオ・クルーガー
(後方回転エビ固め)

一年間の負傷欠場中にナタリヤと結婚したタイソンが復帰。子連れ狼の大五郎だった髪型が黒髪ショートに代わりものすごい違和感。
ナタリヤの父・ジム・ナイドハートらを輩出したハート道場の最後の弟子という触れ込みで、高い技術と身体能力を持つがパッとしないタイソン、まずは二軍で勘を取り戻して欲しいところ。
序盤はタイソンがスピードで翻弄するが、故障していた膝を攻められ動きが止まる。一方的な試合展開になり、ハート一族伝統のシャープシューターを逆にクルーガーに掛けられ万事休すも、サミ・ゼインが挑発に現れるとクルーガーは技を解いてのこのこゼインのもとへ。
その隙にタイソンが丸め込んで勝利を奪った。病み上がりとはいえ扱いが酷過ぎはしまいか。


NXT王座戦
ボー・ダラス ×-◯ エイドリアン・ネヴィル
(カウントアウト)防衛成功

総勢一名の女ボーリーバー(ダラスのファン)の金切り声に支えられ、なんかお腹がぽっこりしてきたダラスがネヴィルを痛めつける。
しかし膝サポーターを外し自爆フラグを立ててからのダイビングレッグドロップをかわされると、ネヴィルが逆襲に転じる。
膝狙いのロー、アゴ狙いのソバットで容赦なく蹴りつけ、サマーソルトプランチャも命中。必殺のレッド・アローの体勢に入るもダラスはなんとか場外へ逃れ出る。
ネヴィルはコーナー最上段からのプランチャも喰らわせたが、ダラスはリングに戻れずカウントアウト負け。規定によりタイトル移動は無しとなった。
来週以降にケージ戦で再戦という流れか。
コメント

ミステリ感想-『叫びと祈り』梓崎優

2013年12月28日 | ミステリ感想
~収録作品とあらすじ~
砂漠の集落と交易するキャラバン。砂嵐に襲われて以来、続発する殺人の理由とは……「砂漠を走る船の道」
風車の中で彼女は消えた。一年後、友人と再び訪れた風車には戦時中に消えた兵士の伝説が残り……「白い巨人」
修道院に収められたリザヴェータの遺体は腐敗せず不朽体となった。彼女が聖人であるかモスクワから司祭が調査に赴き……「凍れるルーシー」
アマゾンの部族を襲うエボラ出血熱。滅びを宣告された彼らを誰がなぜ殺すのか……「叫び」
ゴア・ドアがどうして祈りの洞窟と呼ばれるか――僕を訪ねてきた旅人を名乗る男はクイズを出す……「祈り」
2010年このミス3位、文春2位、本ミス2位。


~感想~
発売当初から高評価は聞いていたが、時期を逃してしまい文庫化を機にようやく読んだ。評判にたがわぬ大傑作である。
世界各地のそれも塩の隊商や修道院、未開の部族という耳慣れぬ題材を舞台に、彼らの中でしか成立しない奇妙な論理を軸に描くさまは、まさにファンタジーやSFミステリにも通じる異世界本格のそれ。
奇抜な動機や狂人の論理とも言うべき、ねじくれ歪んだロジックで驚かせるとともに、予想だにしない仕掛けが降って湧く冒頭の一編を皮切りに、推理合戦が構図の反転から爽やかな幕切れを迎える「白い巨人」、そして本作の白眉は「凍れるルーシー」で、思いも寄らないタイミングで謎の提示がなされるとともに、張りめぐらされた伏線と前代未聞の動機と論理が明かされ、最後に残された疑問が完全にホラーの範疇に収まりながらも納得の、しかも当然の帰結に落ち着く年間ベスト級の短編である。
続くやはり異世界本格の雰囲気漂い、印象的な結末の「叫び」、届かなかった叫びを届き始めた祈りでここまでの四編を連作短編集としてまとめ上げる「祈り」で綺麗に物語を閉じる風格は新人離れしている。
竹本健治の言葉にならうなら、これだけの破格のデビュー作を持ってしまった新鋭がこの先いったいどんな作品を描いていくのか、まずは3年越しの第二作「リバーサイド・チルドレン」から読まなくてはなるまい。


13.12.25
評価:★★★★☆ 9
コメント (2)

先々々週のNXT #197

2013年12月27日 | 今週のNXT
ヨシ・タツ ×-◯ アントニオ・セザーロ
(ニュートラライザー)

開始前、持ち込んだ国旗に触れたリングアナのバイロン・サクストンにセザーロが激怒。
コーナーに追い詰めて「やんのかコラ」と絡んでいるのを解説のリーガル卿が救出した。
試合は一方的な展開で、実況陣がヨシを「タツ」と呼ぶのに違和感を覚える間もなく、ジャイアントスイングで30秒ほどミスミス回されグロッキーになったヨシが簡単に仕留められた。
リーガル卿とセザーロの抗争が始まるなら歓迎だが。


CJパーカー ×-◯ ボー・ダラス
(トルネードブルドッグ)

新登場の女子アナ・デヴィンにインタビューを受けていたダラスにパーカーが割り込み、試合に発展した。
人気がイマイチのパーカーと人気がドン底のダラスの一戦だけになかなか盛り上がらない。
パーカーはかつて必殺技にしていたフェイスバスターを炸裂させるも防御力にだけは定評のあるダラスはキックアウト。
飛び技をかわすとコーナーを駆け上がってのブルドッグで勝利を収めた。説得力ゼロのベリー・トゥ・ベリー崩れはやめて、新必殺技を模索中のようだがそれもサミ・ゼインのトルネードDDTとかぶってるぞ。


カシアス・オーノ ×-◯ タイラー・ブリーズ
(試合前にルセフの乱入→ビューティーショット)

試合前のオーノをアレクサンダー・ルセフが急襲。先週のBTCCでルセフの記録をオーノが上回ったかららしいが、だったらオーノより上回ったゼインやネヴィルを襲えよ。
ブリーズがフラフラになったオーノをビューティーショットとダセえ名前を付けられたフライングニールキック一発で倒しごっつぁん勝利を挙げた。


フニコ&カマーチョ ◯-× コナー・オブライエン&リック・ビクター
(スモールパッケージホールド)

先週、復帰戦を制した勢いでNXTタッグ王者アセンションに挑戦状を叩きつけたフニコ組が前哨戦へ。
フニコが負傷欠場している間、別に故障していないカマーチョがまるでテレビに出なかったのを「フニコのリハビリに付き合っていたから」と捏造する実況陣に全俺が泣いた。(ヒント:実力不足)
先週は10秒もリングに上がらなかったフニコは今夜は打って変わりアセンションにつかまってボコられる展開。
しかしロープに振られるとビクターの体を軸に旋回し丸め込んで見せた。無敗のアセンションに初めて土を付けたのが一軍とはいえフニコ&カマーチョとは。


NXT王座挑戦権争奪戦
サミ・ゼイン ×-◯ エイドリアン・ネヴィル
(レッドアロー)

先週のBTCCで同タイムになった二人による決着戦。解説にはリーガル卿に代わり現NXT王者のボー・ダラスが参加する。ダラスを軽快にいじるルネ・ヤングはすっかり実況になじんできた。
試合は確かな技術を誇り7年前から対戦経験のある両雄だけに呼吸がぴったり。嫌われ王者のくせにいい子ちゃんな発言を繰り返すダラスをよそに激しい技を応酬する。
二人とも受けがうまく、一つ一つの技がクリーンヒットし大変見栄えが良い。ゼインはカウンター式のみちのくドライバー、ネヴィルはウルトラ・ウラカン・ラナと日本名物も繰り出し合い、最後はレッドアローを華麗に叩き込んだネヴィルが王座奪取に名乗りを上げた。
コメント

ハァハァ

2013年12月26日 | 拾い物
コメント

ガンダムG

2013年12月25日 | 拾い物
コメント

動くまゆたんカンフー

2013年12月24日 | 拾い物
コメント

先々々々週のNXT #196

2013年12月23日 | 今週のNXT
・ビート・ザ・クロック・チャレンジ開催

世界ツアーから帰国した嫌われ王者のボー・ダラスが憎まれトークを展開。
ツアー中に撮ったと主張する合成丸出しの写真で陽気に話していると、GMのJBLとサミ・ゼインが登場した。
ダラスの帰国パーティーに乱入し謹慎処分を受けていたゼインが復職を求めるとJBLはあっさり承諾。
しかもビート・ザ・クロック・チャレンジを開催し優勝者にNXT王座への挑戦権を与えると発表した。


ビート・ザ・クロック・チャレンジ
コリン・キャサディ ×-◯ アレクサンダー・ルセフ
(5:33 アコレード)

なおBTCC(ビート・ザ・クロック・チャレンジ)とは普通に試合を行い、最も短時間で勝利した者が優勝となるルールである。
ビッグ・キャスの相棒エンツォ・アモーレは脚の骨折で休場へ。観客の支持も集めてきたところでもったいない。
先々週にはアモーレと二人まとめて1分もたなかったキャサディは意外と健闘。必殺技からも脱出したが、粘るだけでほとんど反撃できず、二度目のアコレードに沈んだ。


ビート・ザ・クロック・チャレンジ
カシアス・オーノ ◯-× タイラー・ブリーズ
(4:48 サンセットフリップ)

解雇まで秒読みのオーノだが、どう見ても先々週のハーパー戦よりお腹がぽっちゃりしている。撮り溜めするから先々週といっても実は一ヶ月前なのだがそれにしてもなに食ったお前。
5分強しか猶予のない二人は序盤から丸め込みでの短期決着を狙う。
丸め込み合戦は目まぐるしく攻守が切り替わりながら最後まで続き、オーノがなんとか勝利を得た。


フニコ&カマーチョ ◯-× オータガン&ロックウェル
(セントーンボム)

負傷欠場していたフニコの復帰戦。神の子シン・カラがなかなかWWEに適応できないまま故障してしまったため、マスクマンなのをいいことにフニコがシン・カラとして代役を務めると好評を博した。
その後シン・カラが復帰するとフニコは偽シン・カラとして御本人と抗争を繰り広げ、マスク剥ぎデスマッチに敗れ素顔を晒してフニコに戻ったが、直後にシン・カラがまた故障してしまい、だったら隠したままで良かったと上層部を嘆かせた過去がある。
試合はカマーチョがサモアンドロップでやられ役のどちらかを叩きつけ、すかさずフニコがセントーンボムで仕留めた1分足らずの内容。やられ役タッグはテロップが出なかったので名前を聞き取れず。


ビート・ザ・クロック・チャレンジ
エイドリアン・ネヴィル ◯-× エイダン・イングリッシュ
(4:45 レッドアロー)

人気者同士の一戦は両者ともに手数が多く盛り上がった。最後はイングリッシュが残り20秒からスーパープレックス(雪崩式ブレーンバスター)を狙うも、大ファンのリーガル卿が「そんなことしてる場合か!」と危惧した通りに突き落とされると、レッドアローを浴びて敗北した。
これで一試合を残してネヴィルが4分45秒の好タイムで首位に立つ。


ビート・ザ・クロック・チャレンジ
サミ・ゼイン ◯-× レオ・クルーガー
(4:45 クルーシフィックスホールド)

ボー・ダラスがイスを持ち込みエントランスで観戦する中、必殺技がいまだにトルネードDDTのゼインと関節技のクルーガーによる早期決着の苦手そうなほこたて対決に。
終盤、ゼインは速攻で優位に立つもスパインバスターを被弾し形勢逆転。クルーガーのスライスを浴びてカバーされるがなんとか返し残り10秒。焦ったクルーガーは再びカバーするもゼインは体勢を切り返して逆にフォールを奪った。
だが決着タイムはネヴィルと並ぶ4分45秒に。GMのJBLは普通にカウントしただけのレフェリーを「地元に帰ってドーナツでも売ってろ」と理不尽に罵ると、次週にゼインとネヴィルで決着戦を行うと発表した。
コメント

先々々々々週のNXT #195

2013年12月22日 | 今週のNXT
シャーロット&ベイリー ×-◯ サマー・レイ&サーシャ・バンクス
(シャーロットの前転ネックブリーカー)

先週ベイリーを勧誘しつつシャーロットをディスったBFF(美人で不敵な二人組。日本語訳でもちゃんとBFFになっている)との抗争。
男のレフェリーよりガタイのいいシャーロットがパワーと器械体操で鍛えた柔軟性を見せつけるも、交代したベイリーがアピール中に不意打ちされて劣勢に。
リンチからどうにか脱出してシャーロットに代わろうとするが、シャーロットはベイリーにスナップの利いたビンタをお見舞い。さらに必殺技で沈めるとサーシャにフォールさせてしまった。
そして戸惑うBFFの二人の手を掲げると、パパ譲りの悪そうな顔で去っていった。


エイダン・イングリッシュ ◯-× カマーチョ
(ディレクターズカット)

休場明けで久々に登場のカマーチョは一軍のくせにイングリッシュのかませ扱い。と思いきや意外にもパワーで圧倒し、ヘタレたイングリッシュは思わず命乞いする。
だがディレクターズカットと名付けられた変型サイドエフェクトの一発で逆転勝ちを収めた。やっぱりかませだった。
ディレクターズカットはもともと同じ(?)アーティストキャラ(?)のゴールダストのパワースラムに付けられていた技名だが、アーティストつながりでイングリッシュが受け継いだのだろう。
試合後のアンコールにはリーガル卿が感涙にむせび泣き、観客の声援を自分に引きつけていた。さすが美味しいところは逃がさない。


メイソン・ライアン ◯-× ダニー・バーチ
(コブラクラッチスラム)

ロシアの総合格闘家のような風貌のバーチが荒々しい打撃でライアン相手に優勢に立つ。ずっとパンチとキックしか出してないけどこれプロレスですよ?
さんざん殴られ怒りに火のついたライアンはパンチとキックで反撃に出ると、必殺技で叩きつけてあっさり勝利した。


三本勝負
エイドリアン・ネヴィル ◯-× コリー・グレイヴス
(レッドアロー)

タッグ王座から陥落して以来、激しく抗争している二人の遺恨決着戦。
一本目は華麗な動きからネヴィルがレッドマン直伝のレッドアローを命中させ簡単に奪った。


エイドリアン・ネヴィル ×-◯ コリー・グレイヴス
(13ステップ)

二本目は一転してグレイヴスが優勢。徹底した足狙いでネヴィルの動きを止めると、ハーフボストンクラブ→チョップブロック→13ステップの足技コンボでタップを奪った。


エイドリアン・ネヴィル ◯-× コリー・グレイヴス
(スモールパッケージホールド)

ゲストのテンサイが「さっさとタップして三本目に賭ければいい」と身も蓋もない発言をする中、13ステップを掛けられてからも粘ったネヴィルのダメージは深い。
打撃でなんとかグレイヴスを倒し、二発目のレッドアローを狙うが、足の痛みに耐えかねて転落。すかさず13ステップで捉えられるがド根性でロープに逃れる。
グレイヴスは三度足を狙うが、隙をついたネヴィルが丸め込んで三本勝負を制した。
コメント