小金沢ライブラリー

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ミステリ感想-『妖精の墓標』松本寛大

2013年06月24日 | ミステリ感想
~あらすじ~
信州の名家、新羽家の先代、堂市が変死した。東京から葬儀に訪れた孫の桂木優二は、自殺と判断されたその死に、不審感を抱く。
さらに葬儀の直後、遠縁の画家、滝見伸彦が転落死する。生前の滝見が白昼夢のように見ていた「妖精」に、連続する事件解決の鍵があると考えた桂木は、米国ボストンに暮らす心理学者のトーマ・セラに、調査への協力を依頼した。

~感想~
「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞した作者の第二作。
巻末に記された恐ろしいほどの数の参考文献が示唆しているわけではないが、とにかく話がごちゃついた。
カバー見返しで「トリックや「意外な犯人」ではなく、真実に迫っていく過程を楽しんでいただく」と作者自ら言っている通り、デビュー作同様にどんでん返しは連発されるものの、目立ったトリックやフーダニットの妙などは無い。だが過程を楽しむにしろ、事件の何が焦点で、何が謎なのかという見せ場の作り方がいまいち拙い。
解決編も実に80ページ以上に渡るものの、どこから始まって、いま何を議論しているのか終始ぼやけており、同時進行する物語も間延びしてしまい、冗長に過ぎる。
まだ第二作だという点を差し引いても、もっと上手く、わかりやすい解決編や、事件の見せ方が出来たろうにと思えてならない。
まあ、単に作者との相性が悪く、僕に読解力が足りないだけなのかもしれないが。

筆力は丁寧すぎるきらいはあるが十分だし、豊富な知識と心理学を絡めた謎解きも個性的なので、見せ方が下手という欠点さえ解消すれば、必ず飛躍を遂げるだろう。
良い素材を持った作者なので、まだまだ注目して行きたい。


13.6.24
評価:★★☆ 5
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先週のNXT #172

2013年06月23日 | 今週のNXT
・NXT王座戦調印式

WWE殿堂入りの実況アナ・JRを立会人に迎え、ビッグ・E・ラングストンとボー・ダラスが調印式に臨む。
ダラスは英語でもわかる棒読みかつぎこちない表情でブーイングを浴びせられる。
一方のラングストンは一軍の貫禄でトークも快調。でも5カウントのポーズは景気よくブッカーTをパクってるぞ。


NXT女子王座決定トーナメント一回戦
タミーナ・スヌーカ ×-○ ペイジ
(スクールガール)

タミーナは一軍。スーパーフライの異名をとる伝説的レスラーのジミー・スヌーカの娘で、父譲りのムーヴを多く取り入れ、野性味あふれるファイトスタイルが魅力。
35歳とWWEのディーバの中では高齢だが、恵まれた体格と確かな技術で、半人前のディーバたちを支える存在である。
ペイジは一方的にボコられるが、必殺のスーパーフライ・スプラッシュを剣山で返し、すかさず丸め込むだけの簡単なお仕事で逆転勝利。勝つには勝ったが何もできなかった。


メイソン・ライアン ○-× コリン・キャサディ
(トーチャーラック・ネックブリーカー)

キャサディは初登場。ライアンより長身だが、ここでは自分よりでかい相手も圧倒できるライアンの強さのアピールに使われた。そんなデビュー戦で大丈夫か。


アレックス・ライリー ×-○ コナー・オブライエン
(グラウンド卍固め)

ライリーは故障するまでは順調に一軍でキャリアを積んでいたが、現在は二軍で飼い殺し状態。
NXTの前身の若手育成番組で頭角を現し、一時は師匠役のミズすら上回るプッシュを受けていたが、今では解雇すら危ぶまれている。体格・ルックスともに申し分なく、レスリングセンスも水準以上なので、再びの昇格はありえると思うのだが。
まったく息の合わない放送事故のような序盤に不安を煽られたが、息が合わないならと短い時間でさっさと終わらせ、どうにか体裁を保った。
でも怪奇派で体格も良いオブライエンにグラウンドのサブミッションはどうだろうか。試合後には新しい相棒が再び現れ仲良くポージング。
相棒は前回は誰だかわからなかったが、最近登場していなかったリック・ヴィクターらしい。


NXTタッグ王座戦
ルーク・ハーパー&エリック・ローワン ○-× カシアス・オーノ&コリー・グレイヴス
(ワイアットの不意打ち→ハーパーのローリングクローズライン)防衛成功

タッグ王者組の一軍昇格がほぼ確定したため、挑戦者にはベルトを奪う大チャンスが訪れた。
多彩な技を持つオーノとグレイヴスのタッグは面白い。特にオーノは終盤に登場すると、普段使わないような変わった技を連発した。
対する王者組も単なるパワータイプに見えて、あまり類のない形の技を仕掛けるし、オーソドックスな技も見せ方が上手い。どこぞの「プロレス下手」を連呼されるジョンなんとか言うWWE王者にくりかえし見てもらいたい試合である。
ベルトの行方は、交代したオーノが王者組を一人で攻め込むも、ブレイ・ワイアットが介入し小汚く防衛成功。良い試合だったし、この分ならオーノもグレイヴスも近いうちに戴冠できるだろう。
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ミステリ感想-『皇帝の新しい服』石崎幸二

2013年06月15日 | ミステリ感想
~あらすじ~
瀬戸内海の島に代々伝わる、婿取りの儀式。櫻藍女子学院高校ミステリィ研究会・お騒がせトリオのミリア、ユリ、仁美は海の幸に目がくらみ、サラリーマン兼ミス研特別顧問の石崎を花婿候補に仕立てて島へ向かうことに。
だがその儀式では過去数回にわたり殺人事件が発生し、いまだに真犯人が捕まっていない。さらに、石崎のもとに差出人不明の脅迫状が届いた。
はたしてトリオは海の幸を堪能し、ついでに事件の謎(たぶんDNAトリック)を暴けるのか?

~感想~
うーんイマイチ。
気がつけばシリーズ第九弾。この巻から表紙が一新され、ミリアとユリついでに石崎が描かれて俄然買いづらくなった。
さらに裏表紙のあらすじに、レギュラーにも関わらずこれまで「女子高生コンビ」とばかり書かれ、無視され続けてきた仁美が加わり「女子高生トリオ」にめでたく昇格した。
一方の内容はと言えば、完全無欠にいつも通り。トリオと石崎がボケとツッコミを応酬しつつ推理を重ね、強引な理由で孤島に向かい、DNAトリックを暴き女刑事にビンタされる、ベテランレスラーさながらの様式美あふれるテンプレ攻勢。しかしさすがにそろそろネタが底を突いたのか、今回のトリックには切れがなく、真相も「ふーん」で片付けられる程度。
事件が起こる前に推理会議が始まったり、ある人が両手に余るほどの死亡フラグを立てながら、結局酷い目にあうのはやっぱりあの人という展開は面白いが、肝心のトリックがいつもに比べて少し弱かったか。
シリーズ再開の契機となった(?)傑作「首鳴き鬼の島」以来、DNAトリック一本に絞っているが、そろそろ別のトリックも見たいところだ。
そもそもこのシリーズは「首鳴き鬼の島」が出るまではDNAにこだわっていなかったし、シリーズを離れたところで使われたはずのDNAトリックを、さも当然のようにシリーズの名物として定着させてしまうのだから、つくづく変わった作品である。
また孤島でDNAでも当然読むけど、仁美の絵が表紙にも描かれることとあわせて次回に期待したい。


13.6.9
評価:★☆ 3
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今週のNXT #171

2013年06月10日 | 今週のNXT
ルーク・ハーパー&エリック・ローワン ○-× トラビス・タイラー&ソーヤー・フルトン
(ハーパーのローリングクローズライン)

現NXTタッグ王者のハーパー&ローワンが圧倒。タイラーにボディスラムを連発し、代わったフルトンをあっさり仕留めた。
タッグ王者は動ける巨漢だと思っていたが、調べたところそれぞれノアとドラゴンゲートで経験を積んでいたとか。道理で動けるわけだ。
対戦相手のタイラー&フルトンはこれがデビュー戦だが、学生時代にアマレスで顔なじみというどうでもいい情報しか明かされず。ここでは単なるやられ役だったが、フルトンのネックレスをかたどったタトゥーだけは目を引いた。マイナスの意味で。


・NXT女子王座を設立
WWEオーナーであるビンス・マクマホンの娘にして重役のステファニー・マクマホンが、NXT女子王座の設立を発表。
初代王者をトーナメント戦で決めるそうだが、NXTに女子が5人くらいしかいないけど大丈夫か。
一軍の女子も参加させるとは言うが、まず間違いなくペイジとサマー・レイの一騎打ちになるだろう。っていうかステフなら勝てるんじゃないか。出ろよ。


エマ ○-× オードリー・マリー
(エマ・ロック)

ステテコダンスでおなじみのエマと、放送時点で解雇されてるマリーの一戦。女子王座が設立されてそうそうに減員するとはアメさんの考えはひと味ちがうぜ。
試合はエマが新技のディル・エマ(タランチュラ)からエマ・ロック(鎌固め)にチンタラつなげて圧勝。トーナメントで一勝できるといいね。


ジェイク・カーター&ブランドン・トレイヴェン ×-○ スコット・ドーソン&ギャレット・ディラン
(ドーソンのスパインバスター→ディランのダイビングWアックスハンドル)

カーターはビッグバン・ベイダーの息子。パパに似ずスラっとしたイケメンだが、これまでの試合では特筆すべき何かを残せていない。トレイヴェンは放送時点で解雇されている。
一方のドーソン&ディランは、今まで登場してもジョバー役だったのが、ここに来てフランス人マネージャーのシルベスター・ルフォールを迎え、プッシュが始まった様子。
ドーソンのなかなか綺麗なスパインバスターから、ディランのダイビングWアックスハンドルへつなげるツープラトンでトレイヴェンを沈めた。ダウンしている相手に浴びせるWアックスハンドルは珍しいが、思いっきりケツから着地しているのでダメージはどっこいどっこいの気がしてならない。
D・スクエアなるチーム名はアレだが、大富豪のフランス人率いる貧乏人タッグというキャラ付けも悪くない。ちかぢか一軍昇格で離脱するだろうワイアット・ファミリーの後釜に座れるか。


ビッグ・E・ラングストン ○-× デリック・ベイトマン
(ビッグ・エンディング)

ベイトマンはNXTの前身だった育成番組から一軍昇格したが、パッとしないまま二軍に逆戻りし、このたび解雇されてしまった。今週は解雇祭り。
今夜もラングストン相手に1分もたず。せっかく散髪したのにね。


NXT王座第一挑戦権争奪18人バトルロイヤル
コリー・グレイヴス、ブレイ・ワイアット、カシアス・オーノ、エイドリアン・ネヴィル、ボー・ダラス、メイソン・ライアン、コナー・オブライエン、サミ・ゼイン、ヨシ・タツ、カート・ホーキンス、サカモト、ブライリー・ピアース、アレクサンダー・ルセフ、バロン・コービン、ナックルズ・マドセン、モジョ・ローリー、ダンテ・ダッシュ、エイダン・イングリッシュ
(Winner ボー・ダラス)

全く知らないのが4人混じってる。4人とも何もしないまま落とされたけどそんなデビューで大丈夫か?
それはともかく試合展開は、メイソン・ライアンが問題外の10人を次々と排除。つづけて先週華々しくデビューしたサミ・ゼインもあっさり落とすが、ネヴィルがパワーボムの体勢からヘッドシザーズで切り返してライアンを落とした。残った6人は都合よくNXTでも上位の面々に。
オブライエンをグレイヴスとオーノが二人がかりで落とすも、その隙をついてワイアットがグレイヴス&オーノを排除。こんなところでワイアットの必殺技(パーフェクトショット)にシスター・アビゲイルという名前が付けられた。やっぱり最近雑だ。
そのワイアットもネヴィルに落とされ、ダラスとのイケメン対決に。ネヴィルはロープ際の魔術師ぶりを発揮し、落ちそうで落ちない。スルーされてたが一回両足着いてたっぽいけど落ちない。
最後はネヴィルのコークスクリュー・シューティングスタープレスをダラスが剣山で返し、苦しむネヴィルを放り捨てた。
(主に男性層を中心に)観客の反応がイマイチのダラスだが、ここで大チャンスが訪れた。現NXT王者のラングストンはすでに一軍昇格しているし、まず確実にベルト奪取するだろうな。
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今週のNXT #170

2013年06月03日 | 今週のNXT
カート・ホーキンス ×-○ サミ・ゼイン
(トルネードDDT)

ホーキンスは一軍でタッグ王者歴もあるが、近年は故障もあり二軍に甘んじている。
技術はあるので再昇格が待たれるが、一度沈むと大幅なギミックチェンジでもなければ浮き上がれないのがWWEの常である。
ゼインは日本でも一大旋風を巻き起こしたエル・ジェネリコ。小柄な選手がつくづく不遇のWWEでどこまで活躍できるか。
さすがインディー経験が長いだけあって安定感ある試合運びで、エセルチャドールではない素の自分として飛躍に期待したい。顔に華がないからやっぱりマスクは着けて欲しいけど。


ヨシ・タツ ×-○ アントニオ・セザーロ
(ニュートラライザー)

ヨシは今さら説明は不要だろうが新日本にいた山本尚史。
WWE史上でもほぼ類例のない、なんらかのベルトをただの一度も獲らずに一軍昇格した人物で、解雇されそうで解雇されず早や4年も在籍している。今のところ一個も爪痕は残していないが、ブログを読んでいるとやはり同胞として応援したくなる。あまり更新しなくなったけど。
ヨシが序盤は攻め込むが跳ね上げアッパーカットで動きを止められ、ニュートラライザーで秒殺。次の連戦の前座扱いであった。


アントニオ・セザーロ ×-○ サミ・ゼイン
(スクールボーイ)

セザーロの挑発にゼインが応じ連戦に。劣勢から一瞬の隙を突いて丸め込んだ。
二軍調整中とはいえ元タッグ王者、落ち目とはいえ前US王者を連破するとは破格のプッシュである。たったの二試合しか見ていないがシン・カラよりよっぽど適性がある気がする。


メイソン・ライアン ○-× エンツォ・アモーレ
(トーチャーラック・ネックブリーカー)

ライアンはボディビルダーさながらのものすごい筋肉の持ち主。
一軍で活躍を期待されたが、しょっぱい試合運びと度重なるケガで二軍に戻された。
またかつてWWEで世界王座を獲得したバティスタに驚くほどそっくりでもある。顔や体格はまだしも声まで似ているのだが、塩なところもバティスタに似てしまったのが辛い。
アモーレはこれがデビュー戦で、マイクアピールによるとWWEに断続的に登場しては消えていくイタリアの色男らしい。
ここではジョバー扱いで、ライアンの怪力ばかりが目立つ試合だった。


コリー・グレイヴス ×-○ ブレイ・ワイアット
(ハーパーの妨害→パーフェクトショット)

古い田舎ヤンキースタイルで、荒々しい打撃と多彩なサブミッションで攻めるグレイヴスと、パワーとラフファイトで相手を支配するワイアットの一戦。
今のところ動けるデブ以上の評価はできないワイアットだが、連日にわたり出番がありプッシュが続いている。WWEにはあまりいないタイプのグレイヴスのほうが面白いと思うのだが。
試合はグレイヴスが必殺の13ステップ(逆四の字固め)に固めるも、ワイアット・ファミリーのルーク・ハーパーが乱入してカットし、すぐさまワイアットがフィニッシャーを打ち込んで決着。そろそろフィニッシャーに名前が欲しいが、見るたびに掛け方が雑になっているのは気のせいか。
試合後にはカシアス・オーノがファミリーに襲いかかるも返り討ちに。これまでヒールだったグレイヴスとオーノをフェイスターンさせるようだ。しかしファミリーがそろって一軍昇格しそうなのにヒールを減らすのはどうだろう。
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ミステリ感想-『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』石持浅海

2013年06月02日 | ミステリ感想
~あらすじ~
上杉小春は女子高の特進クラスに転校してきた碓氷優佳と親友同士になる。
引っ掛かると落第になる赤信号、二日酔いの委員長、百合疑惑の二人組……教室のどこかで生まれ続ける秘密。
少女と大人の間を揺れ動きながら成長していくきらめきに満ちた3年間を描く青春ミステリー。

~感想~
あらすじの後半は裏表紙から転載したのだが、碓氷優佳というキャラを知っている向きには、そんなわけがないことは自明である。
碓氷優佳といえば、まるで人間の思考をトレースする機械のように、どこかピントのずれた、ネジの一本外れた突飛な発想と倫理観を持つ石持キャラの中でも特異な存在で、謎を解く機械が人間の皮をかぶっているような……などと下手な紹介をするよりも、彼女の登場作品である「扉は閉ざされたまま」、「君の望む死に方」などを読んでもらえば話は早い。とにかく碓氷優佳が主人公である時点で、ただの青春ミステリなどになるわけがないのだ。
石持作品は個人的に肌に合わず、手に取ることはなくなってしまったのだが、これは色々と酷いんだろうなと興味を覚え、読んでみたのだがやはり色々と酷かった。
↓以下、各編についておおいにネタバレするので要注意↓

「赤信号」……冒頭の一編から「愚民ども」というセリフが優佳の口から突いて出るホットスタート。しかもこれは面と向かって話している上杉小春の姉の脳内セリフなのだ。早速色々と酷くてうれしくなってくる。

「彼女の朝」……二日酔いの女子高生という設定はぶっ飛んでいるが、いやいやお前らよく考えろ。翌朝に影響の出るような二日酔いが匂わないわけねーだろ。本に感動したのが恥ずかしい→二日酔いを装うという思考回路は泡坂妻夫さながらの「狂人の論理」そのものである。

「握られた手」……眼鏡を掛ければいいじゃない!! 眼鏡を掛けること=弱みを見せることなのか。伊達眼鏡は生きてちゃいけないのか。

「優佳と、わたしの未来」……優佳も大概だがお前も大概だ。3年間ずっと自分の勘違いや早とちりを優佳に正されてきたというのに、小春はなんらの反省もせず、誤り続けた自分の考えを絶対の真実と断定し、優佳を「イノセントに残酷な人間」と退けて去っていってしまう。なんという愚昧さであろうか。まあその通りなんだけど。


いやー酷い酷い。実に期待通りの酷さだった。酷いといってもそれは物語自体の展開や、石持キャラたちの壊れた思考の話で、ロジック部分だけ切り取ればいかにも日常の謎ミステリらしい鋭い物も多い。ぜひ石持氏にはこういう普通ではない日常系青春ミステリもたくさん書いてほしいものだ。


13.5.31
評価:★★☆ 5
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6月の新刊情報 ※7/8更新

2013年06月01日 | ミステリ界隈
6日 講談社ノベルス
アンソロジー ベスト本格ミステリ2013
有栖川有栖 真夜中の探偵
西尾維新 悲惨伝

7日 文春文庫
似鳥鶏 ダチョウは軽車両に該当します

11日 東京創元社
西澤保彦 ぬいぐるみ警部の帰還

12日 光文社文庫
石持浅海 この国。

14日 講談社文庫
遠藤武文 トリック・シアター
丸山天寿 琅邪の鬼

18日 光文社文庫
近藤史恵 土蛍

20日 講談社
柳広司 楽園の蝶

21日 東京創元社
貫井徳郎 ドミノ倒し

21日 角川文庫
宮部みゆき あんじゅう
柳広司 パラダイス・ロスト
海堂尊 モルフェウスの領域

26日 講談社
白河三兎 君のために今は回る

27日 角川書店
湊かなえ 高校入試
北山猛邦 人外境ロマンス

27日 幻冬舎
森博嗣 神様が殺してくれる
加納朋子 はるひのの、はる

28日 文藝春秋
宮部みゆき 泣き童子

28日 創元推理文庫
大山誠一郎 アルファベット・パズラーズ

28日 新潮社
今野敏 宰領 隠蔽捜査5
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