小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #408 最強神!調和の神!!

2023年02月27日 | 今週のキン肉マン
・タイトルで最強言ってもうてる
・なんで外にいたんだよww
・中で待ってろよww
・でかいな調和の神
・邪悪神の思惑通りと言われるたびになんか腹立つな
・ここまで負けるとは思っていなかった調和の神
・あんま強くなかったよね超神……
・バッファローマンは悪魔将軍に神を超えろと命じられている
・牡牛座の黄金聖闘士!?
・アルデバラン感がすごい
・アルデバランは弱いけどロストキャンバスのアルデバランは強い
・この角はバッファローマンと同じ本物なのか
・バッファロー一族の始祖なのか
・っていうか名前
・ザ・ワン……
・そっくりな名前名乗られてザ・マンがドン引きしてる
・愛が重たい
・夢で逢う男ジス・マンじゃなくてよかった
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ミステリ感想-『友が消えた夏』門前典之

2023年02月27日 | ミステリ感想
~あらすじ~
大学演劇部の強化合宿で起こった連続殺人事件。その詳細な記録が連続窃盗犯オクトパスマンの所持品から見つかった。
事件は現場の状況からいちおうの決着を見ており、オクトパスマンも犯行を否定していた。
記録を入手した宮村は一級建築士にして名探偵の相棒・蜘蛛手に推理を持ちかける。


~感想~
帯に「三冊分のトリックが詰めこまれた」とある通り盛りだくさんの意欲作。
この作者に期待する豪快なバカトリック…奇想こそ控えめなものの、門前作品で最も凝った構成で、過去の強化合宿中の連続殺人とタクシー誘拐事件、現在の蜘蛛手・宮村の推理が同時進行で描かれ、期待通りにそれらが交錯する。
ある大トリックこそ(門前作品を読むような読者なら)早い段階で見抜けてしまうだろうが、それも作者は織り込み済みで、その先に何重もの仕掛けが施されているので心配無用。
わりと強引なところや流石に無茶な点は多々あるものの、これまでの門前作品の無茶さと比べれば十分に許容範囲であり、伏線の豊富さと丁寧さも格段に上。
さらに意味深なタイトルに(これもすさまじく強引だが)繋がる展開も面白く、門前典之ファンなら迷うことなく読むべきなのはもちろん、今回はお求めやすい文庫版で、シリーズ作品だがこれから読んでもさほど問題ないし、本格ミステリファンには気軽に触れて欲しい良作である。


23.2.24
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #407 不死身のキン肉バスター!!

2023年02月20日 | 今週のキン肉マン
・フェイスガードキターー!!
・不滅を冠するキン肉バスター
・原理的にはねじってから折れば一発で折れるでおなじみツイステッドタワーブリッジに近い
・ロビンもスグルも殺意の高い進化を…
・ナイツもいるんだ
・感動に打ち震えるミートにまだ終わっていないと警戒を促すスグル
・それお前の役割だろミート
・意地で立ち上がるがやはり力尽きるマグニフィセント
・ゴングが鳴ってからいつもの軽い感じで声援に応えるスグル
・声援役としてテリーとラーメンマンは必要だったなあ
・バイコーンやザ・ナチュラルと同じ超人殲滅派だが、責任も強く感じていたマグニフィセント
・同じヒャッハー勢でもやはり格が高い
・しかしスグルを生み出せたのならと後悔を捨てる
・スグルとの戦いによりまたもわかり合えた相手が一人
・こういう話がしたかったのに「癖がわかる!」じゃないのよ
・ミートも合格?
・スグルのモチベーターとしてはがんばった
・セコンドとしては…
・そういえば「パワー」じゃないんだ効果音
・サンシャインは戦死したが結果としては実質全勝
・ネメシスも驚く好成績
・ザ・マン勝算があったとかドヤ顔してるけどあれ早いもの勝ちだっただろ
・お前が選抜したんじゃなくなんかノリでサンシャインが出てきたりジェロニモがゴリ押しで通っただろ
・アシュラマンなんかジャスティスマンに手も足も出ず完敗したんだぞ
・それ言ったらジェロニモなんて前シリーズでリングにすら上がれてないんだけど
・調和の神はザ・マン級の実力者
・しかもバッファローマンと因縁が
・王位争奪編の死に際に突然生えてきたバッファロー一族の因縁か?
・王位を争い同士討ちしなければバッファロー一族はキン肉族に並ぶ隆盛を誇っていた=超人の力を弱めるために調和の神がわざと王位争いを仕向けた
・調和の名に相応しい!
・でもそういう大事なことは先に言っておけよザ・マン
・それはともかく最後のコマのバッファローマンはかっこよすぎる
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お題の並べ方等

2023年02月16日 | お笑い
僭越ながらネット大喜利でのお題の並べ方等について簡単に書いていきます。

1月6日に開催した60分大喜利は、60分で30問のお題に回答するルールで、生大喜利に通じるものがあります。
そのためお題をどういう順番で並べるのか多少は考えて配置しました。

◆一番自信のあるお題は30問目に置く

まず30問目には一番自信のあるお題「戦国一臆病な武将・徳川助蹴(とくがわたすけて)は関ヶ原合戦図屏風にこんなことをしている姿が描かれている」を置きました。
大喜利CGIでは新しいお題ほど画面上に表示され、参加者の2~3割はアクセスしやすい30問目から始めます。クリックすると関ヶ原合戦図屏風が出てくる変なお題で一つかみしようという狙いです。1問目から順に回答した方も、最後に変なお題が出てきたら印象に残るでしょう。

1問目には回答しやすいお題「台風をペットとして飼っている人の悩み」を置きました。「〇〇(普通ではありえない変な世界観)の悩み」系のお題を定番化させたのは僕だと勝手に思っています。

◆難解なお題はばらけさせる

2~29問目はぶっちゃけランダム関数で適当に並べましたが、いちおう微調整はしてあります。
時間を掛けないと答えづらそうな難解なお題、
2問目の「あの風船を配っている着ぐるみの中身は有名芸人だと気づいた理由 ※芸人の名前を使わずにお答えください」
18問目の「「メビウスの輪じゃないんだから」がツッコミになるボケを考えてください」
23問目の「1932年、リットン調査団が満州事変を調査した後に全く同じ調査を行ったパクリットン調査団の最終報告」
は続けて並ばないように、ばらけさせました。

◆面白くなりそうなお題もばらけさせる

個人的に気に入った、面白くなりそうなお題も1~10問目、11~20問目、21~30問目の間隔でばらけさせています。深い理由はなくバランスを取っているだけです。
4問目の「生きて腸まで届くことのできなかったビフィズス菌の遺言」
14問目の「心優しい靴屋のおじいさんが来店したムカデに一言」
26問目の「悪魔召喚儀式をちゃんとやらない男子に怒る女子「○○○」」
が該当します。

同様に穴埋めお題、画像で一言お題もなるべく間隔を空けています。連続で特殊ルールが来るのはあまり好ましくないと思うからです。

◆コガトナでは

コガトナのお題振り分けは公言している通りにランダム関数を使っていますが、実は微調整もしています。
画像投稿できることがセールスポイントなので、仕様でそれができなくなる穴埋めお題は、続けて出題しないようにしました。
ただ手動確認なので、試合数があれだけ多いと見落としもあったと思います。
一方でお題の内容・方向性はほとんど気にしないので、2問しかない「ギリシャ」というワードが入ったお題が連続で当たったケースもありました。

◆デイリー大喜利では

デイリー大喜利では基本的に「もらったお題は2日連続で出さない。自前のお題を挟む」と「出題を忘れて2日分まとめて出す時は、もらったお題を締め切りの長い方で出す」ことにしています。これはただのマナーのような問題ですね。
出題する際にその場で適当に考えることも多いです。

あとはこれまで数百問提供してくれた極さん以外の方が投稿してくれたら最優先で出題、百鬼夜行シリーズは一週間以上空ける、極さんのクソお題はゴールデンウィークやクリスマスにまとめて消化するはローカルルールなのでどうでもいい話ですね。


せっかくなのでお題の作り方についてはまた書こうと思います。
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ミステリ感想-『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』西尾維新

2023年02月12日 | ミステリ感想
~あらすじ~
玖渚盾、誇らしき盾。青色サヴァンと戯言遣いの娘。
名前の由来でもある人類最強の請負人・哀川潤に誘拐され、本家の玖渚城に送り届けられた彼女を待つクビキリ殺人。
ママの法則とパパの戯言は娘を救うのか、それとも?


~感想~
まず「青色サヴァンと戯言遣いが生き残って結婚し娘ができます」が結構なネタバレであり、シリーズ全部読んでるファン向けなのは当然。
内容も新キャラは誰かの子供か眷属ばかりで、冒頭からしばらく見ない間にスペースチャンネル5みたいな外見になった哀川潤が戯言遣いの娘とパパそっくりの漫才を応酬し、ここで引用することすらできない超ネタバレのメタ発言を乱発する、シリーズファン垂涎にしてシリーズファン以外お断りの代物。
なので表面的なことだけ言っておくと、ジャンルはきちんとした推理と解決と動機もある「本格ミステリ」で、デビュー作「クビキリサイクル」と同様に斬新な「首切りの理由」が描かれるので、あの頃のようなラノベとミステリの融合として楽しんでいたファンも納得できるだろう。
とにかく全ページに渡ってシリーズのネタバレ発言しか無いといって過言ではないので、少なくともクビキリサイクル~ネコソギラジカルまで読了しないうちに手を出してはいけないし、手を出しても楽しめないと口を酸っぱくして言っておきたい。「ザレゴトディクショナル」まで読んでいるファンにはもう何も言うことはないし、黙っていても読むだろう。


23.2.12
評価:★★★☆ 7
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ミステリ感想-『白雪姫の殺人』辻真先

2023年02月09日 | ミステリ感想
~あらすじ~
TVアニメの草創期を担ったアニメーター達が入居する老人ホーム。
制作に携わったアニメにちなんだあだ名で呼び合う彼らの中で、アッコちゃんと呼ばれる老女が白雪姫のお面を付けた首なし死体で発見される。
スナック「蟻巣」に集うポテトやスーパーら名探偵が謎に挑む。


~感想~
作者は鉄腕アトムやサザエさんなどアニメの脚本でも腕をふるい、執筆当時には60歳で、文庫版あとがきでも「自分の体験で年寄りの話が書けるようになった」と私小説めいた一面もあるが、それだけに留まらない…どころか、機知に富みアイデア満載の、企みに満ちた本格ミステリに仕上がっている。
1992年出版だが、現在から見ても目新しい仕掛けがいくつもあり、読者は何度も目をみはることだろう。事件の解決パートで少し残念な部分もあるにはあるが、これだけサービスたっぷりに山盛りのアイデアを振る舞われておいて、文句を付けたら罰が当たってしまう。
シリーズ3作目であり、シリーズファンならより楽しめるだろうストーリー展開もあるが、これから読んでしまってもさほど問題はないだろう。
本格ミステリファンなら機会があればぜひ読むべき、辻真先にしか書くことのできない贅沢な一冊である。

ちなみに作者は本作の16年後に代表作の呼び声高い「完全恋愛」を出し、さらに28年後には「たかが殺人じゃないか」でミステリランキング二冠をかっさらった。現在も執筆を続けているどころかTwitterでミステリはもちろんアニメの感想も元気につぶやいており、悲壮感も漂う本作のあとがきを今読むと非常に面白い。
こんなに長生きするどころか、作家としてのピークがまだ何十年も先だったとは御本人も思わなかっただろうな…。


23.2.8
評価:★★★★ 8
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ミステリ感想-『真夜中の詩人』笹沢左保

2023年02月08日 | ミステリ感想
~あらすじ~
全国チェーン百貨店の御曹司である赤ん坊が誘拐された。犯人は身代金を要求せず、心配もいらないと不可解な電話を寄越したきり連絡を断つ。
それから2週間後、平凡な一般家庭を営む浜尾真紀の赤ん坊も同じ犯人に誘拐された。


~感想~
作者は後に「他殺岬」でも子供の誘拐を扱うが、そちらでは誘拐は主人公を調査に駆り立てる動機付けの一つで本筋ではないが、本作は誘拐事件の顛末一本に絞っており、しかも問われるのは「誘拐の動機は何か?」ほぼそれだけである。
しかしながら枚数は倍近い大長編であり、内容も我が子を誘拐された母が一般人の力の及ぶ範囲で地道に調査を進めて行くもので、どうあがいても地味になりそうなところだがそこは天下の笹沢左保。効果的に明かされる新情報により、だれる場面が全くないのだからすごい。
終わってみれば事件の構図は実にシンプルなもので、おそらく作例も他にあるものの、1972年出版ならばその元祖であるのだろう。誘拐ミステリの良作の一つとして数え上げるべき力作である。


23.2.2
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #406 忌まわしき"火事場のクソ力"!!

2023年02月06日 | 今週のキン肉マン
・無意識のまま立ち上がったがすぐさま意識も戻る
・ただのエルボースマッシュが大柄なマグニフィセントを悶絶させる威力に
・無名の脳天落下技で火事場のクソ力を退けるマグニフィセントやはり強い
・「お前なら何度でも立ち上がるさ」と言うほどスグルのことを知らないはずだろビッグボディ
・理屈はともかくでも心からそれを信じてるビッグボディ
・フェニックスよりもっと元気に名前を呼ぶビッグボディ
・たぶんフェニックスは何も言わないけど心の中でツッコんでると思う
・ここでチャントするためにテリーとラーメンマン残ってたのか
・観客達も一斉にコール
・立場上無言だが心の中で委員長も呼んでいる
・マグニフィセントが火事場のクソ力の正体に気付いた様子
・これが今シリーズのテーマなのだろう
・そしてやはり新バスター!
・脚をクロスすると抜けなくなるのかどうかはともかくとして熱い
・内容的には新シリーズのスグルの試合の中で一段落ちるが、火事場のクソ力の謎と新バスターで十分お釣りが来る
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2月の新刊情報

2023年02月01日 | ミステリ界隈
1日 講談社
嶋戸悠祐 漂流都市

1日 新潮文庫
結城真一郎 プロジェクト・インソムニア

3日 実業之日本社
下村敦史 ヴィクトリアン・ホテル
辻真先 赤い鳥、死んだ。

7日 文春文庫
逢坂剛 禿鷹狩り

7日 小学館文庫
柳広司 太平洋食堂

8日 講談社ノベルス
西尾維新 キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘

8日 徳間文庫
梶龍雄 清里高原殺人別荘 ※復刊
山田正紀 SAKURA ※復刊
笹沢左保 後ろ姿の聖像 もしもお前が振り向いたら ※復刊・改題

13日 創元推理文庫
泡坂妻夫 ダイヤル7をまわす時 ※復刊
櫻田智也 蝉かえる

14日 光文社文庫
平石貴樹 スノーバウンド@札幌連続殺人
門前典行 友が消えた夏

15日 講談社
宇佐美まこと 逆転のバラッド

15日 講談社タイガ
城平京 虚構推理短編集 岩永琴子の密室

15日 講談社文庫
西尾維新 悲惨伝
法月綸太郎 雪密室 ※新装版

20日 東京創元社
逸木裕 銀色の国

21日 早川書房
陸秋槎 ガーンズバック変換

22日 光文社
天祢涼 彼女はひとり闇の中

24日 角川文庫
京極夏彦 遠巷説百物語
深木章子 欺瞞の殺意
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