~あらすじ~
沖縄本島沖の孤島にある保養所で開かれたクリスマスパーティー。
大手企業の主催だけあって、有名スポーツ選手や俳優などの豪華な招待客が名を連ねていた。そんな宴の夜、惨劇が!
絶海の孤島に住む双子の姉妹、断崖の上の怪しげな建造物。親父ギャグを愛す女子高生トリオと冴えない中年サラリーマンが難事件に挑む。
~感想~
いつの間にかDNAトリックの専門家になってしまった感があるが、中身はいつもと同じ四人による掛け合い漫才。
漫才の中でさらりと伏線が張られるのはもちろん、他の作家が書けば重くなるようなテーマや裏事情などもさらりと語られてしまい、まったく重さを感じさせないのもいつもどおり。
今回は「お前ら何歳だよ」と言いたくなる、女子高生にあるまじき古い話題や親父ギャグは少ないものの、もはやファン垂涎のなんともいえない軽妙な味わいは健在で、いつもの四人がわいわい騒いでいるだけで満足という人種は黙って買い。
トリックに関して一切言及していないが、DNAトリックのあらゆる可能性を探るようなあんばいで、使い古された●●トリックに意表をつくDNAネタを絡め、驚かせてくれること請け合い。
前作ほどのやりすぎた(思考停止のように同じ展開がつづくので1時間足らずで読めてしまう)リーダビリティはないが、万人にすすめられる、肩のこらない作品である。
09.12.21
評価:★★☆ 5
沖縄本島沖の孤島にある保養所で開かれたクリスマスパーティー。
大手企業の主催だけあって、有名スポーツ選手や俳優などの豪華な招待客が名を連ねていた。そんな宴の夜、惨劇が!
絶海の孤島に住む双子の姉妹、断崖の上の怪しげな建造物。親父ギャグを愛す女子高生トリオと冴えない中年サラリーマンが難事件に挑む。
~感想~
いつの間にかDNAトリックの専門家になってしまった感があるが、中身はいつもと同じ四人による掛け合い漫才。
漫才の中でさらりと伏線が張られるのはもちろん、他の作家が書けば重くなるようなテーマや裏事情などもさらりと語られてしまい、まったく重さを感じさせないのもいつもどおり。
今回は「お前ら何歳だよ」と言いたくなる、女子高生にあるまじき古い話題や親父ギャグは少ないものの、もはやファン垂涎のなんともいえない軽妙な味わいは健在で、いつもの四人がわいわい騒いでいるだけで満足という人種は黙って買い。
トリックに関して一切言及していないが、DNAトリックのあらゆる可能性を探るようなあんばいで、使い古された●●トリックに意表をつくDNAネタを絡め、驚かせてくれること請け合い。
前作ほどのやりすぎた(思考停止のように同じ展開がつづくので1時間足らずで読めてしまう)リーダビリティはないが、万人にすすめられる、肩のこらない作品である。
09.12.21
評価:★★☆ 5