小金沢ライブラリー

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先月のNXT #344  フィン VS 中邑

2016年08月31日 | 今週のNXT
・サモア・ジョーとライノがにらみ合い

現NXT王者サモア・ジョーが特番以来の登場。マイクアピールしていると先週復帰したライノが割り込み、次週の対戦が決定した。
ジョーとライノはもう何度も戦ってて格付け済んでるのに。


フィン・ベイラー ×-◯ 中邑真輔
(キンシャサ)

本日の試合はこの一戦のみ。4週間前の対戦決定から両者のインタビューや新日時代のプライベート写真が紹介されていた。

フィンはドロップキックで中邑の左膝を捉えると多彩な足攻めを披露。
中邑はそれをものともせず、むしろ左脚中心で蹴り技を返していくが、フィンも延髄斬りや顔面蹴りで対抗。早くも後頭部へのクー・デ・グラを喰らわせると、裏膝十字固めでさらに脚を絞り上げる。
中邑も高速の腕ひしぎ十字固めから三角絞めに移行するがロープに逃げられると、リバース・ブラディ・サンデーを被弾。だがこれをカウント2.9で返され、フィンは驚愕の表情を浮かべる。

さらに中邑はジョン・ウーを飛び膝で撃ち落とすと後頭部へのキンシャサを喰らわせ、フィンはキンシャサを正面からクー・デ・グラで迎撃するも、両者譲らずそれをキックアウトし合う。
最後はトップロープからの正調クー・デ・グラを寸前でかわした中邑がキンシャサを炸裂させ、30分近い激闘に終止符を打った。

試合後は握手とお辞儀を交わし合い、観衆も二人の名勝負をスタンディングオベーションで讃えた。
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先月のNXT #343  NXTの牢名主

2016年08月30日 | 今週のNXT
ベイリー ◯-× アレクサ・ブリス
(ベイリー・トゥ・ベリー)

ラフファイトに苦しめられたベイリーは意外な怪力でアレクサを軽々と担ぎ上げ、ターンバックルへのパワーボムを決めると反撃開始したが、強烈な右フックで昏倒。
しかしバク転ダブルニードロップや雪崩式サンセットフリップからも耐え抜くと、必殺技で逆転勝利した。

試合後、ナイア・ジャックスへのリベンジを語っていると、すげえ地味な普段着のナイアが現れ対戦を受諾した。


ハイプ・ブロス(ザック・ライダー&モジョ・ローリー) △-△ ブレイク&マーフィー
(ライノの乱入によりノーコンテスト)

開始早々にブレイクとマーフィーは交代をめぐって口論を開始。モジョが呆れているとそこにライノが現れ、逃げ出したマーフィー以外の3人にゴアを喰らわせ唐突に復帰した。


NXTタッグ王座2アウト・オブ3フォール戦(三本勝負)
ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー) ◯-× アメリカン・アルファ(ジェイソン・ジョーダン&チャド・ゲイブル)防衛成功

ダッシュ・ワイルダー ×-◯ ジェイソン・ジョーダン
(アンクルロック)

まずはジョーダンが敵陣に捕らえられ左脚を徹底的に攻められる。どうにか交代しても今度はゲイブルがつかまる苦しい流れ。しかし再度の交代でペースを奪い返すと、ジョーダンがワイルダーのプランチャを受けながらも体勢を入れ替え、最近使い始めたアンクルロックでタップさせた。
全体の9割の時間で守勢に回りながらまずは挑戦者組が一本目を奪った。


スコット・ドーソン ◯-× ジェイソン・ジョーダン
(リバース・フィギュアーフォー・レッグロック(裏足四の字固め))

前半戦のジョーダンへの左脚攻めが功を奏し、丸め込みの応酬から関節技に切り替えたドーソンが短時間で二本目を奪った。


スコット・ドーソン ◯-× チャド・ゲイブル
(エプロン直下シャッターマシーン)

互いにツープラトン必殺技を阻止し合う展開から、狭いエプロンで必殺技を決めた王者組が三本目を制し、タイトル防衛を果たした。

一軍昇格しても地味なリバイバルはアセンションよろしくすぐに干されそうだから、NXTでずっと面白い試合を見せて欲しいと個人的には思う。
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今週のキン肉マン #181 消されたダウンカウント!!

2016年08月29日 | 今週のキン肉マン
・完璧バスター普通に決まったーー!
・普通にKOされてたーー!
・本当に殺すのが目的ならダウン中に首でも絞めちゃえばいいのに
・ネメシス「これがキン肉族に生まれた者に備わる能力だ」いやいやあんたラーメンマン戦で急に目覚めたしびっくりしてましたやん
・完全に相手殺してるネメシスもたいがい腐ってると思う
・そうだね。万太郎は危険な思想に染まりやすそうだし腐ってるし不肖の息子だよね
・それ以前に半分は作者の黒歴史だよね
・ネメシスのいちいちポーズを決めるしいちいちかっこ悪いのはキン肉族の血
・真弓がボロボロなのは傘で地球まで降下してきたからかな?
・ネメシスの本名はMr.パーフェクトことヒロミだと思ってたのに…
・サダハルとシゲル君は絶対何かしら関係があるはず
・シリアスな場面なのにハラボテという本名が足を引っ張るww
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先々月のNXT #342  がんばれノア・ケコア

2016年08月28日 | 今週のNXT
カーメラ ×-◯ アレクサ・ブリス
(スパークルスプラッシュ)

まだまだ未熟な二人だが手は合ってきて一進一退の攻防を見せる。
終盤、ただ丸め込まれただけなのに倒れたままのカーメラに、アレクサは必殺技を狙いトップロープに上がるが、ストラタス・フィアー(コーナーでの倒立式ハリケーン・ラナ)に捕らえられる。
だが落ち着いて簡易式チョークスラムで反撃すると、今度こそダメージで動けないカーメラに飛び技を浴びせて勝利した。


アンドラーデ・シエン・アルマス ◯-× ノア・ポトジェス
(串刺しダブルニーアタック)

前回は名前すらろくに紹介されなかったノア・ケコアがリングネームをマイナーチェンジ。
体格を利して攻め込む場面もあったが、終始アルマスのスピードに翻弄され完敗した。


ハイプ・ブロス(ザック・ライダー&モジョ・ローリー) ×-◯ ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ
(ガルガノのスーパーキック+チャンパのニー)

序盤は最近話題の容疑者みたいに挙動不審のモジョに惑わされガルガノがつかまる展開。
終盤にかけて目まぐるしく攻守は入れ替わり、試合を決めかねない大技を返し合った末に、ブラインドタッチからチャンパがライダーを不意打ちでなぎ倒すと、ツープラトンを喰らわせガルガノがフォールを奪った。

試合後、ガルガノがタッグ王座への意欲を語っていると、王座転落したばかりのアメリカン・アルファと王座奪回したばかりのザ・リバイバルが現れて口論。
GMのウィリアム・リーガルが割って入り、リバイバルとアルファの3本勝負による再戦を決定した。

蚊帳の外に置かれたガルガノ組が引き上げようとすると、でかいバシャム・ブラザーズことオーサーズ・オブ・ペインがアルファを襲撃。
助けに行ったガルガノ組も排除し、アルファにボール&ギャグをお見舞いした。
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ミステリ感想-『η(イータ)なのに夢のよう』森博嗣

2016年08月27日 | ミステリ感想
~あらすじ~
地上十数メートルの高い枝で首吊り自殺した死体のそばで発見された「ηなのに夢のよう」と書かれた絵馬。
同様の言葉を遺した首吊り自殺が相次ぎ、いずれも不可解な状況に置かれていた。
Gシリーズ第六弾。


~感想~
読者に「ミステリってなんだっけ?」という根源的な問いを抱かせる禅問答ミステリ第二弾。
シリーズとしてはいくらか動きはあるものの、事件の謎は「頑張ったから」で動機は「やりたかったから」で片付けられミステリとしての評価はほぼ不能。
加部谷・山吹・海月の推理も真相にたどり着くことはなく、もはやただの雑談をしているだけで、おなじみのキャラ達の日常風景が淡々と描かれ、そこに異分子のように割り込んでくるミステリ的事件はただの蛇足である。
またこのシリーズは毎回、事件に対する動機の意味の無さを力説してくるが、そのくせ近年の森作品にしてはわりとちゃんとした動機が毎回設定してあるのはなぜだろうか。もっとも本作の動機は前述の通り「やりたかったから」ではあるのだが。
その疑問の答えはきっと「庭先の柏の木だ」に違いない。


16.8.26
評価:なし 0
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先々月のNXT #341  長いノリツッコミ

2016年08月26日 | 今週のNXT
タイ・デリンジャー ×-◯ オニー・ローキャン
(スローバック)

ローキャンは本名のクリストファー・ジラード名義でNXTでも一試合したビフ・ビューシックの新リングネーム。
入場シーンはカットされ、ぞんざいな紹介を受けやられ役かと思いきや中盤まで試合を支配する。
主導権をデリンジャーに奪われてからも粘りを見せ、ついには隙をついてジョン・シナが使っていたスローバックに似たネックブリーカーで3カウントを奪い、番狂わせを演じた。


ノー・ウェイ・ホセ ◯-× ジョシュ・ウッズ
(コブラクラッチスラム)

入場が一番面白いホセは試合ではワンテンポ遅れた動きで不安を感じさせながらも危なげなく勝利した。

試合後、オースチン・エリーズが現れ、求めに応じてダンスを披露。実況席の上で並んで踊っていたが、不意に殴りかかると、ホセをラスト・チャンスリーで絞め上げた。随分と長いノリツッコミであった。


ベイリー ◯-× ディオナ・プラッツォ
(ベイリー・トゥ・ベリー)

もうNXTでやること別にないベイリーの一軍昇格に備えた調整試合。
中盤にかけてディオナに攻めさせてやり、コーナーに頭を叩きつけられると久々にビーストモードを発動し、あっさり片付けた。


リヴ・モーガン ×-◯ ナイア・ジャックス
(パワーボム)

リヴは前回の対戦よりは健闘したものの圧倒的なパワーで振り回され、パワーボムの前に沈んだ。


中邑真輔 ◯-× バディ・マーフィー
(キンシャサ)

中邑が満場一致の支持を受けながら得意ムーヴを総ざらいし、強烈過ぎるキンシャサで一蹴した。マーフィーの受けも派手で上手かった。
もはや中邑がアメプロに適応しているのではなく、アメプロが中邑に適応している感。
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先々月のNXT #340  おかえりバシャム・ブラザーズ

2016年08月25日 | 今週のNXT
オーサーズ・オブ・ペイン(ギジム・セルマーニ&サニー・ディンサ) ◯-× CJオードイル&ショーン・スワッグ
(ボール&ギャグ)

特番でアメリカン・アルファを襲ったオーサーズ・オブ・ペインが、ポール・エラリングに付き添われ早くもデビュー戦。
ロシアンレッグスイープとクローズラインの合体技……というかバシャム・ブラザーズのボール&ギャグを披露し、ディンサと思われる方がスワッグと思われる方をフォールした。
なおセルマーニはオランダ人の元格闘家で、ディンサはカナダ人の元アマチュアレスラーとのこと。


カーメラ ◯-× テッサ・ブランチャード
(コード・オブ・サイレンス)

カーメラが二世レスラーのテッサを短時間で下した。必殺の首四の字固めにはコード・オブ・サイレンスという名前が付けられた。
ワンピース姿で戦っていた男性レスラーのヴィトーのDDTが同じ名前だったが、WWEでは必殺技名の使い回しは良くあること。


TM61(シェイン・ソーン&ニック・ミラー) ◯-× ブレイク&マーフィー
(サンダーバレー)

豊富な合体技で攻めるTM61を、ブレイク組は分断してソーンに集中攻撃。
しかし誤爆を誘って脱出すると、体力満タンのミラーがまとめて蹴散らし、最後はサンダーバレー(ツープラトンの高角度スパインバスター)からソーンがブレイクをフォールした。


アンドラーデ・シエン・アルマス ◯-× タイ・デリンジャー
(串刺しWニーアタック)

特番で敗れたデリンジャーは「10」のアピールを封印して真剣に攻め込むが、むしろ特番より危なげなくアルマスが連勝した。


・NXTでの再会

特番でサモア・ジョーに敗れ王座奪回はならなかったフィン・ベイラーを客席は熱狂的に迎え入れる。
そこに中邑真輔が現れると、フィンをNXTのアイコン(象徴)と讃えつつも、次のアイコンには自分がなると対戦を要求。
フィンも快く受け入れNXTでの再戦が決まった。
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SCP-141~150

2016年08月24日 | SCP紹介
SCP-141 - Codex Damnatio (断罪写本)
紀元前500年~現代まで様々な法廷審理の詳細が書かれた写本。後半は白紙になっており、書き込んだ事柄が前半部分に自動的に写され、記述通りの証拠や証言が湧いて出てくる。ただし紀元前500年頃のラテン語を厳密な言葉遣いで用いなければならない

SCP-142 - One-Armed Bandit (一本腕の山賊)
旧式のスロットマシン。コイン状の物体を投入でき、当たると大量の複製を排出する。プレイを続けると依存症のような状態に陥り、ベットする物が無くなると「物が穴を通ること」や「消費」に対して恐怖を抱くようになり、更衣や食事さえ出来なくなり死に至る

SCP-143 - The Bladewood Grove (刃桜)
花弁と木部が驚異的な硬度と鋭利さを備えた桜に似た樹木。奈良で発見され様々なものに加工されている

SCP-144 - Tibetan Rope to Heaven (天国へのチベットロープ)
チベットの寺院から衛星軌道を超えて宇宙へと伸びているロープ。頂上は小惑星のような岩だが決して観測できない。僧侶は悟りの儀式としてロープを登る(※原文では全長39kmと書かれているが、実際の衛星軌道は36000km。筆者がkmとmを勘違いしているらしい)

SCP-145 - Man-Absorbing Phone (人吸い電話)
電源が無いにも関わらず鳴り続ける電話機。電話の主は目の前で拷問が行われていることを訴え、苦悶の声がその背後から聴こえる。単独でそれに応答した者は消失し、拷問されている犠牲者に加わる。持ち物があれば拷問に使用される

SCP-146 - Bronze Head of Shame (恥辱の青銅製頭部)
銅像の頭部。眼を合わせた者に恥辱や罪の記憶を思い出させる。眼を合わせた時間の長さに応じてより過去の、より大きな恥辱の記憶を思い出し、30分を超えれば自責と後悔の念に苛まれ、妄想の世界から帰れなくなる

SCP-147 - Anachronistic Television (時代錯誤なテレビ)
白黒テレビ。周囲に1965年3月以前の物しかない場合は、50年代のコメディ番組のオリジナルエピソードを放送する。それ以降に作られた品物があると、見る者に強烈なトラウマをもたらす暴力的なカラー放送を流す

SCP-148 - The "Telekill" Alloy (『テレキル(遠隔遮断)』合金)
周囲の人間のコミュニケーション能力を低下させる合金。長期に渡り被曝すると会話はおろか言語や命令を理解することすらできなくなる

SCP-149 - The Blood Flies (ブラッドフライ)
蚊に似たSCP。血を吸った相手に卵を植え付ける。卵は数時間で成虫にまで成長し、宿主を殺して口や鼻から溢れ出す

SCP-150 - The Prosthetic Parasite (寄生義体)
寄生虫。人間に寄生し、最も近い四肢を乗っ取る。7日後には宿主は自らそれを切り離さざるを得なくなり、切り離された四肢からは複数の寄生虫が孵化する。一部は宿主に戻り他の四肢に侵食し、四肢全てを失うと胴体を食い破る
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ミステリ感想-『λ(ラムダ)に歯がない』森博嗣

2016年08月23日 | ミステリ感想
~あらすじ~
海月及介らが泊まりがけの実験をしている目と鼻の先の研究所で4人の身元不明の射殺体が発見される。
現場は密室で犯人が出入りしたログは記録されておらず、また死体は歯を抜かれ「λに歯がない」と書かれたカードを所持していた。
ギリシャ文字にまつわる一連の事件と関わりはあるのか?


~感想~
ギリシャ文字に関する自殺を疑わせる事件が起こり、西之園萌絵がコネを駆使して捜査し、加部野恵美がキャピキャピ推理し、山吹早月が冷静にツッコミを返し、国枝桃子が無言の圧力を掛け、真賀田四季の影がちらつき、赤柳初朗が保呂草サイドから手掛かりを得て謎が解け、海月及介が真相に補足し、犀川創平がとっくに全て知っていた、といういつものパターンから一歩も出ないGシリーズ第五弾。
末期森博嗣の省エネ創作実験とでも言うべきこのシリーズだが、今回は終わってみればなかなかに豪快なトリックと、地に足の着いた動機を設定してくれたおかげで、普通に楽しめた。

十数年ぶりに読み進めてみて、どれだけ省エネに徹しても、どれだけトリックがしょぼくても、とりあえず楽しめるあたりは流石腐っても森博嗣だと改めて感心している次第である。


16.8.21
評価:★★☆ 5
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今週のキン肉マン #180 不殺の殺人技!!

2016年08月22日 | 今週のキン肉マン
・首のパンプアップすら無しに外されたw
・これは本意気RKO
・時系列的には元祖のエースクラッシャーもまだ登場してない頃かな?
・決めた後にだせえポーズを見せているあたりネメシスはやはりキン肉一族
・確かにRKOはMr.ケネディの手首を骨折させた危険技
・いやどう受け身をとったらRKOで手首をやるんだよ
・鉄柱に直撃ってスグルも受け身とろうよ
・48の殺人技もマッスルスパークと同じ不殺技に入れてきた
・冥王星までブン投げる宇宙旅行は間違いなく一撃必殺の殺人技だよね
・でもスグルは王位争奪戦でも結構殺してるよ
・テリーマン「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」
・ウォーズマンがいけるかもと言った時のダメそう感すごい
・ペルフェクシオンバスターは身体の柔軟なネメシスならではのバスター
・スグルが唯一勝っていたクソ力もここで返される展開か
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